** Enjoy Bicycle Life9! **


木陰が心地よい「八ヶ岳サイクリングコース」

2003年8月夏休みの清里サイクリング!

今年のぼくんち夏休み家族旅行は、2泊3日の山梨県の清里高原。中日はママ&菜優ちゃんと別行動でパパと清里サイクリングです。晴れ男の良太くんらしく快晴!気温も30℃以上ですが、さすが避暑地清里!清々しい涼風が心地よい。パパはマイバイク、良太くんは清里駅前の八ヶ岳レンタルサイクルさんでとりあえず3時間レンタル。11時前に清里駅前出発して!まずは真夏なのでお互いドリンクを買って準備OK!駅前から踏切渡ってすぐの北澤美術館のところが「八ヶ岳サイクリングコース」のスタート地点!美しの森手前までの全長約4.2Km。たったの4Km???と思われるかもしれませんが、全て上り坂の、まるで「日光のいろは坂」みたいなコースで幼稚園児にはかなりの難コース。大丈夫かなぁ〜?いよいよサイクリングコースへ。それにしても入り口のサイクリングコースの看板・・・安っぽいなぁ〜。古びた遊園地にありそうな・・・。

予想した通りスタート直後から緩やかな上り。写真ではわからないと思いますが、ほどほどの上り坂がずーっと続く。唯一救われるのは高原情緒満点の白樺などの林の木陰。とにかく涼風が気持ち良い。暑さの問題だけは大丈夫そうだ。疲れる前に休憩を入れて気分転換。スタートからコースにそって小川が流れており、この水が気持ち良い。2人でお顔を洗って再スタート!まだまだ元気いっぱいだぞ!


いろは坂のようにぐるぐると蛇行するように、ずーっと上りが続く。流石に無言になる良太くん。大人の脚であれば楽とまでは言わないが、決してハードコースではないレベルであるが、ハッキリ言ってオンボロのレンタル自転車で、尚且つ変速ギアがない子供用自転車にまたがる子供には苦しいコースと思われる。もし、この八ヶ岳サイクリングコースをサイクリングしようとお考えの方はぜひとも変速ギア付きのMTBをお勧めします。レンタルありますので。休憩の回数も増えてきた。8月のピーク時にも関わらず出会ったサイクリストは数人。(それも皆降りて自転車押していくものばかりであったが・・・この押している人は決まってレンタルのママチャリ。繰り返しますが、変速ギアなしだと大人でもかなり汗かきますよ。)シーズン以外は間違いなく貸し切り状態であろう。後半になると結構な急坂も登場してきて良太くんも立ち漕ぎ状態が続く。

スタートして1時間くらいで要約ゴールまであと100mの看板発見。ラストスパート。この写真の最後の坂もかなりの急坂なのだ。良太くん立ち漕ぎで必死に奮闘中。あと数十メートルだ!がんばれ!そこで、前方にスタート地点で見たのと同じあのサイクリングコースの看板発見。良太くんもゴールの予感・・・。歯を食いしばって根性モードだ!
「やったぁ〜!ゴール到着!」1時間ちょっとかけて元気良くゴール。あれだけ苦しい顔してた良太くんももちろん笑顔!正直嬉しい!ゴールの余韻を味わう時間もないので、少し休んで第1ポイントのあの人気スポット「清泉寮」へ目指してスタート。ちょっと上った後、今度は思いっきり急な下り坂。ほとんど漕がずに猛スピードであっという間に清泉寮へ駆け降りた。
土曜日ということもあって、ものすごい人の清泉寮へ到着。当然人気スポットなので混んでいるとは思っていたけど、こりゃすごいや。びっくり。名物のソフトクリーム買うのにもけっこう並びました。でも、ここのソフトクリーム濃厚で甘くて美味い。元気復活!又、写真では見えませんが、ここからの景色って素晴らしいですね。丁度美しい富士山をバックに記念写真のはずだったのですが・・・まるで写真に写ってない。残念。暑さをあまり感じない清里でも、何故かここは熱気ムンムンというか、極端に暑く感じた。牧草の上で寝転ぶと暑さの中でも気分爽快。とりあえず清泉寮でのんびり休憩して次なるポイントの吐竜の滝目指してスタート。途中やまねミュージアム、ロバやジャージー牛などいろいろいて立ち寄る。案外楽しいね。
しかし、この清里は急坂多いなぁ〜。清泉寮前の道もすご〜い急坂。片手ブレーキだとひっくり返りそうな位で、細心の注意で下ってきました。それでもあっという間にかけ下り気持ち良〜い!踏切渡って、すぐに右折して、これまた一気に急坂下ると10分くらいで、これまた清里の名所「吐竜の滝」。ここで、マイカーで清里駅前やえほんミュージアム、ハム工房等別行動だったママ&菜優ちゃんと待ち合わせ合流。吐竜の滝は駐車場から、川俣川東沢渓谷ハイキングコース(キープ自然歩道)で徒歩約7〜8分。最近トレッキングブームもあって遊歩道は観光客でいっぱい。ちなみに、清里には人気のハイキングコース(トレッキングコース)が数多くある。
どれも木陰の中で、ウッドチップ等が敷いてあったりして歩きやすく快適。多くが清泉寮を中心に30分〜2時間コースのファミリーハイキングコースで、中には清泉寮からこの吐竜の滝を通って、ほぼ清里北を1周するキープ自然歩道のようなややハードなコースまである。清里=駅前の可愛いショップ街と思い込んでいる方は大間違いですよ。あの駅前の姿は清里のほんの1部分。ここに来たら、ぜひ半日くらい時間をとって自然と触れあってみて下さい。滝が近付くと、急に涼しくなり、まさにマイナスイオンを肌で感じることができました。ホント気温が急に3〜5℃くらい下がったように感じて気持ちいい〜!これホント涼しいんだよ。
実際に吐竜の滝を眼の前にすると、ガイドブックに紹介されている写真より遥かに迫力のある、美しい滝で驚きました。ホント素晴らしい滝です。もちろん上の写真なんかではその良さ全然伝わりませんよね。皆ここにくると滝の激しさというよりは、ただただ石の上に座り、滝を見つめて和んでいるようで、癒しの滝って感じです。何よりも先記したとおり涼しくて何時間でもぼーっとしていたくなる憩いの場なんです。まさに天然のクーラーですね。30℃の気温を完全に忘れさせてくれました。菜優ちゃんもご機嫌!しばらくのんびりです。
十分リフレッシュしたところで清里駅へ帰ることに。ここで再度ママ&菜優ちゃんと一時お別れ。清里駅で待ち合わせ。先に行って待っててねぇ〜。よ〜っし駅までがんばろう!と思いきや、ここでたいへんなこと忘れてた。往きにものすごい急坂を下ってきたことを・・・。案の定、滝を出発してものの20秒で、恐ろしいほどの急坂に遭遇。これは正直大人でもやっかいなレベル。子供には超ハードな難関だ。それも先が見えず延々と30分続く〜。良太くんほぼ半べそ状態に。しかし、ここで負けては駄目だ。本人もわかっているようで、休憩しては、自分から「いくぞー!」と気合い入れてチャレンジ。フラフラになりながらなんとかママ待つゴール地点へ。14:00無事にゴール。見よ、この疲れ果てた顔???よくがんばりました。でも、無事ゴールできてかなり嬉しかったようです。
清里のサイクリングは、駅前スタートの八ヶ岳サイクリングコースを中心に、これを往復するコース。往路をサイクリングコース、復路を清泉寮経由する今回のコース。そしてその逆で復路をサイクリングコースにするパターンがありますが、特に清泉寮前の通りが急坂(これ上ってくるのは超ハード!私は絶対に選ばない)なのでぜひともここを上るのではなく、下りたい。レンタルサイクルのおばちゃんなんかは、疲れた帰りに木陰のサイクリングコースを通ってきた方が良いよと勧める方いますが、絶対に逆の回り方がお勧めですよ。暑い中急坂下るのは逆に涼しいし、快適です。サイクリングコースの往復もいいかもしれないが、クネクネコースなので、下りはかなり忙しいと思います。これらのコースを元に、今回のように吐竜の滝、もしくはあまりの高さに腰がひける東沢大橋や美しの森などからのハイキングとのミックスなど、いろいろコースアレンジして楽しめば何度でも脚を運べると思います。参考にしてみて下さい。
今回の旅行は、サイクリングの他にも野辺山のJR最高地点記念碑や野辺山SLランドでSL乗ったりといろいろと満喫。初日は八ヶ岳ロイヤルホテルでのんびり、2日目は清里中央キャンプ場で面白アウトドア。キャンプについての詳細はEnjoyOutDoorLife!まで。又、清里旅行の詳細紹介はファミリーHPのぼくんちの旅日記をぜひどうぞ!

清里は、夜涼しく、キャンプには最適でした。あぁ〜楽しかった。その夜サイクリングに疲れてぐっすりと眠った良太くん。最終日の朝、山嵐のような頭で起き出してきた良太くんを見て、パパに驚かれてました。次はどこでサイクリングだ?やる気満々の良太くんの2003年、幼稚園児最後のの夏休みでした。




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