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2003年9月 江戸川サイクリングコース中流編!(松戸葛飾橋〜野田橋往復)

先日の江戸川サイクリングコース下流方面とは逆に川上に向かって出発です。13:40頃松戸の葛飾橋をまずは東京都葛飾区側へ渡って、つまり海から見て左岸ルート(埼玉ルート)をスタートして北上。この葛飾橋が海から19.5km地点だそうです。堤防上のコースは景色も良いし、追い風に乗って気分最高です。まずは松戸三郷有料道路の上葛飾橋下を通過。海から25kmの地点からは、現在数年後の開業予定で、急ピッチで建設されている常磐新線『つくばエクスプレス』の高架がよく見えます。都内の秋葉原と筑波学園都市を結ぶ重要な路線ですが、今すぐにでも開業できそうな位まで完成しておりホント楽しみですね。

調子良く埼玉県のJR武蔵野線の三郷駅横までやってきました。しかし、どうもこのへんで違和感が・・・。身体がやけに重い。当然足も重くて動かない。「あれっ、おかしいな?」とちょっと不安になったところで休憩し、昼食とることに。コンビニで買ったおにぎり2個も何故か食があまり進まない???しばらく武蔵野線の鉄橋をぼんやり眺めて休憩。オレンジのいつもの電車3〜4本と、やたら長い貨物列車を目撃。これがホント長〜い。幼少時を思い出すかのように車両数を数えるも20を超えてわからなくなる。残念。身体の異変は忘れて14:30頃出発。


心地よい追い風とは裏腹に、超単調な風景に飽きてきた。武蔵野線の鉄橋と並んでいる流山橋をすぎると赤い常磐高速道路くらいのもので、あとはず〜っと江戸川の奇麗な河川敷が延々と続くのみ。身体が重いことプラスこの単調さが何故か気に入らない。すると奇麗な河川敷のゴルフコース「越谷GC」が現れる。午後なのにけっこうな数のプレイヤーが悪戦苦闘しており、しばし見学することに。なかなか面白いものだ。海から35km地点まで延々とゴルフ場が続き、ようやく流山橋に続く玉葉橋が現れる。これ「ギョクヨウバシ」と呼ぶのだが、埼玉の「玉」と千葉の「葉」の組み合わせで命名されたらしい。あまりしゃきっとしない名だと個人的には感じてしまう。しかし、この橋までが単調で距離もあったために通過は嬉しい。

スタートして、すでに約90分ちょっと経過。本日の目標地の野田橋に到着。折り返しです。ここまで自宅から約25kmくらい。まずまずの距離だ。それにどうも頭痛も激しくなってきて、腹もムカムカしてきた。完全に風邪の徴候のような・・・う〜ん嫌な予感???とは言え、自力で帰宅しなければ・・・我が家は25km先なのだ、とほほ・・・だけどがんばれ!野田橋は非常に交通量多いが専用歩道がない。しかし、広く路肩スペースはとってあるので走り悪い訳ではない。早々と野田橋を折り返して休みなしで復路へ。復路は海から見て右岸の千葉側ルート。
千葉県の野田市?と言われて皆さんは何を思い浮かべますか?多くの方が「キッコーマン醤油」と答えるのでは。このルートでも当然、その存在を早々に教えてくれる。野田橋渡ってすぐに、プ〜ンと醤油と大豆の臭いが漂ってくる。ホント野田市に入ってすぐにだ。見ると川沿いに見なれたキッコーマンマークの工場がいっぱい確認できる。なるほど臭うはずだ。特にサイクリングロードから見えるキッコーマン御用倉は一瞬、「城かぁ〜?」と思わせるほどの独特なものだ。普段であればなんて事ない醤油の臭いが、体調不良の今日の自分にはかなり苦痛だった。言ってる間に利根運河の分岐点に差し掛かった。運河沿いには利根川サイクリングコースがあるらしいが、途中から未舗装路らしいので、また元気な時にすることに。でも、1度は運河沿いに走って利根川まで行ってみたい。この分岐には大きな電光掲示板あるし、休憩所もあるので立ち寄る方も非常に多いようだ。ここから先はまさに苦痛。ただただまっすぐな道・・・・。途中完全に飽きてしまってそのまま座り込んで小休憩。このストレート・・・・辛い。
気を取り直して少し進むも、延々とまっすぐなサイクリングロード。加えて続く同じ風景&モロ強逆風。再びグロッキー。決して体力的にきつくなったわけではないのだが、どうも道上に座り込みたくなってしまった。気分良ければ、これでも遠い埼玉新都心のシルエットでも見ていけるのだろうけど。又、この区間にはトイレや自動販売機、もちろん売店など何もない。恐ろしいほど何もない。ペットボトルの中身が底をつきそうで、少々水分を欲するようになる。これって最悪。しばらくなさそう。こりゃ参ったなぁ〜。橋などの目標物出てきて喜んだと思ったら、こういう所に限っては大きく蛇行して見えるのに、近付いて来ない・・・。江戸川は流山すぎくらいから突如クネクネと蛇行し始める。身近に住んでいながら、こんなにクネクネしていたとはあまり気付かなかった。少々へとへとになりながら武蔵野線鉄橋下通過。流山市からようやく松戸市へ。ラストスパートだ!坂川放水路の松戸排水場前で小休止。向かい風よおさまれ!

16:40にようやく学校近くの自動販売機で水分補給。元気でてきた!加えて我がホームタウンの松戸市市街地が見えてきた。がんばるぞ。そして我々の名所?古ケ崎の「川の一里塚」にて休憩。海から21.5km地点のこの一里塚には奇麗なトイレやベンチがあってちょっとした基点になってます。多くのサイクリストもここで休憩、集合等に重宝していることと思います。ホント、最後のラストスパートでようやく出発地の葛飾橋へ戻ってきました。すでに17:00。奇麗な夕日が落ちようとしております。野田橋から1時間40分弱。自宅までで往復トータル50km。何とか4時間かからずに帰れました。しかし、遅いペースですね。体調不良にはホント参りました。案の定、それから2〜3日寝込むことに・・・。健康のためのサイクリングもこれじゃ、なんの意味もないですね?参った参った。しかし、野田は予想していたよりも遠く感じたなぁ〜。体調どうのこうのよりも、単調なのが自分的にはきつかったような・・・。
やれやれ、中年太り&体力なしを江戸川サイクリングコースのせいにしてたいへん恥ずかしい話だ。川沿いのコースなのでずーっと河川敷眺めていくのは当然の話で、逆に高いところを走っていくので眺望はたいへんに良い。走ったことのない方勘違いしないでほしい。ただ、ポイントが少ないのは事実。下流コースは帝釈天はじめあれで結構寄るところがあるのだ。せめて中間地点くらいまでにコンビ二1件くらいあると気分が全然違うのだが・・・。並走する道路も途切れがちでトイレもないのは寂しい(これらは復路の右岸コースの話、左岸コースはコンビ二等ありましたし、トイレも適度)。しかし、極端にアップダウンはないので快調に走れる。市街地をそそくさと走るのはどうも?という方にはお勧めします。又、子供といっしょならば最高です。至る所に奇麗な草の広場や運動場ありますのでキャッチボールや凧上げ、サッカーなど途中で何でもありです。但し、ドリンクだけは余裕をもっておく必要ありです。




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