** Enjoy Bicycle Life14! **

地元でもあまり知られていない秋?冬?・・・まぁ〜どっちでもいいやぁ、紅葉の名所「市川もみじの里」。
紅葉シーズンのみ一般公開される(今年は11/22〜12/7)隠れた名所! まさに紅葉のトンネルだ!

2003年12月 鎌ヶ谷大仏そして地元の隠れ名所もみじの里へ!

12月にもなるのに今年は暖かい。本日も暖冬を予感させるような爽やかなお日和だ。じ〜っとしているのは勿体無い。軽く汗でもかこうかな?という感じで家を出発。今日は地元の秋の名所「市川もみじの里」の一般公開最終日なので以前より市川方面に走ろうとは計画していたが、さてさてどうしようかな?寒くなる前に帰りたいので・・・・ということで鎌ヶ谷の名所?鎌ヶ谷大仏に決定。うん、近くて軽い運動には最適なポイントである。早速、国道6号の陣が前のトンネル前を右折して一路鎌ヶ谷へ。このへんは道幅がたいへん狭くちゃりんこ族には嬉しくないコースだ。北総開発鉄道の秋山駅のあたりまでくると、特別走りにくい。とにかく道幅狭い上に交通量が多い。ここから市川大町駅との間は有名な梨の産地。点々と梨園が並んでいる。

市川大町駅通過し、新京成電鉄のくぬぎ山の踏切渡ってすぐを左折すると鎌ヶ谷市へはいる。この辺りは地元人にしか分からないような鉄道密集地帯。めまぐるしく踏切や高架を渡りくぐることとなる。特に初富あたりは、どれが東武野田線?で、どれが北総開発?新京成?となってしまう程線路がいっぱいで複雑だ。鎌ヶ谷の北側の市街地を抜けていくとあっというまに鎌ヶ谷大仏の交差点に到着する。これを右折するとすぐに大仏だ。
「鎌ヶ谷大仏」という名は案外関東地方では耳にする。しかし、実際に眼にした方は少ないかもしれない。地元の鎌ヶ谷市民でさえいったことないという方多いのでは?と思う程のものだ。これを大仏と呼んで良いのだろうか? 奈良や鎌倉と比較するとあきらかに規模が違う。交通量の激しい、駅前道路沿いの墓地にあり、高さは約1.8m。写真を見てもらえばわかる通りホント可愛らしい大仏様・・・いやミニ仏様って感じだろうか?だいたい墓地にあるってのも何か違うような・・・?
しかし、私のような軟弱ちゃりんこ族にはありがたいスポットである。ただ走るのではなく、このような普段訪れない寂れたスポットはちゃりんこ族だからこそ立ち寄れたという何か不思議な喜びを生じさせてくれる。立派でなくて十分なのである。そう思うと何故かこの鎌ヶ谷大仏、愛着がわいてくる。できれば大仏ながめながらおにぎりでも食べれるスペースがあれば嬉しいのだが、残念ながら墓地でもあり、そのようなものはまるでない。もちろん観光客も私1人のみであった。こういう雰囲気も嫌いではない。

休憩することもなく帰路へ。帰路といっても本来の今日の目的地「市川もみじの里」はこれからだ。年をとったせいか?身近に季節、四季を感じられるものがたいへん好きになってきた。これもアウトドアを楽しみ始めてからのことかもしれない。そういう意味では、この紅葉と言うのは外せないイベントだ。実は先々週にファミリーで1度訪れたのだが、今年は暖冬の関係で紅葉がたいへん遅れていて見頃からはほど遠いものであった。今日は公開最終日思いっきり期待していく。
往きに通った梨園の通りに戻ってきた。ちなみにこの通りは大町梨街道というらしい。なるほどそのものズバリって感じだ。ここから市川動植物園を目指す。もみじの里は、市川動植物園に併設されており、1年のうちこの紅葉シーズンの約2週間のみ一般公開される隠れスポットだ。動植物園の入り口の右測道を進むとすぐに「もみじの里」の入り口が見えてくる。自転車はここまで。ここから先は急な階段をあがっていかなければならない。この時点では紅葉の姿はほとんど見えない。初めて訪れた方はあれっと思うかもしれないが、先に進むと景色は一変する。

ピークをやや過ぎたって感じだろうか。しかし、見事な紅葉が待っていてくれた。入り口から約3〜4分歩いたところから次第に紅葉が姿を見せ始め、その先は見事な紅葉のトンネルとなる。詳しくないのだが、同じようなもみじでも真っ赤なもの、黄色のもの、茶に近いような深い色のものなど・・・色とりどりの紅葉にしばし圧倒されてしまい、その美しさに恥ずかしいがかなり感動した。左写真の紅葉のトンネルなどは、写真ではまるで表現できないのが残念だが、無数の落ち葉のリーフシャワーとでも言うのだろうか?紅葉が舞う中を歩き、鑑賞することができる。ホントひらひらと紅葉が舞っており、気付くと頭などに真っ赤な紅葉がついているって感じだ。紅葉が舞う・・私の乏しいボキャブラリーではその美しさを表現できない。あぁ〜日本人で良かった?これはちょっと大げさだった。

しかし、しつこいようだがホント美しかった。落ち葉の絨毯もホント気持ち良い。皆さん「どこかに旅行に来たみたい!」とつぶやいているのが聞こえてくる。こんなに素晴らしい名所が、こんなに身近にあるとは・・・少し離れた観光名所へ訪れたと錯覚させるほどである。しかし、ここは市の管理であることもあって、宣伝などもたいしてしていないのが隠れ名所的になっているのでより静かで良いのかもしれない。噂ではもう1週間公開が延長されるようである。ぜひ、地元の方には立ち寄ってもらいたいスポットである。ちなみに市川動植物園の駐車場は満車で長蛇の列となっていた。「自転車よありがとう!」って感じだ。
のんびり2時間自転車での散歩って感じで楽しかった。紅葉が終わるといよいよ師走・・・あっという間に年の瀬かぁ〜早いものだ。




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