福岡に越して来て以来、遠ざかっていたちゃりんこ！ようやく再スタートです。「博多に夏が来た！」と言えば博多祇園山笠です。７月１日から飾り山の公開が始まり、１５日フィナーレの追い山までの１５日間、博多はまさに山笠一色に染まる。自転車再開を祝して、１３か所ある飾り山めぐりへスタート！久しぶりのパオパオジャージにもっこりパンツで気持ちも引き締まる。東側から順にいくことに。まずは、千代流に到着。飾り山はでかくて美しい。高さは約１０〜１５mだそうだ。ちなみに各飾り山のところや駅やデパートなどいろいろなところで、山笠読本と言うペーパーを無料配付しているので参考にすると楽だし助かる。この頃ちょっと天気雨が・・・嫌な予感？千代流からちょっと走ったところに「博多百年蔵」という酒蔵があって、見学が自由にできるので面白い。少々立ち寄る。

キャナルシティを出ると、博多の夜の顔とも言える屋台が綺麗に止っている。全ての屋台が決まった場所に駐車されるシステムになっており、あれだけ広く感じる屋台がすごくコンパクトにとめられているのが何気なく可愛く写った。キャナルから北上し上川端通りへ。このアーケードの商店街にも２つの飾り山が展示されている。危ないので自転車を降り、引きながら進む。有名な川端どさんこ（味噌が美味しいラーメン屋さんです）の前に上川端通の飾り山発見。ちなみに今まで見て来た「飾り山」は観光用であり、これらが「追い山」の際にかつがれ走る訳ではない。追い山には「舁き山 」という高さ４〜５mの山笠がある。但し、唯一この上川端通の「飾り山」のみ「走る飾り山」といわれ、実際に追い山で八番山笠として櫛田神社入りして曝走する（全コースは走らないが）。今年も無事走り終えてもらいたいものだ。先に進むと途中甘党に絶大なる人気の「川端ぜんざい広場」にも飾り山発見。全部で１３箇所と聞いていたが？これを含めると１４個になっちゃうなぁ〜？もらったガイドペーパーにも掲載されてないし？？どうもここは常時展示されているようだ。

中州を抜けて那珂川に出てくる。まだ１４時頃なのに屋台の設営が始まっている。お務めご苦労様です。中州の夜は長いのだ。出会い橋を渡ると正面が「旧福岡県公会堂貴賓館」である。重厚な明治時代の建物だ。そのすぐ北にこれもレトロな建物が眼を引く。これは福岡市赤煉瓦文化館。よりレトロな気分を味わいたいのであれば中にアンティークな喫茶店があるのでお勧めです。

ようやく最終ポイントの福岡ドームに到着。ドーム前のホークスタウンの広場に飾り山が展示されておりました。飾り山は雨などを防ぐために白く完全防御されております。これにて見事１３か所の飾り山探索終了。初めて見る飾り山。見たことがないので比較もできないが、荘厳で風物詩でもありすごく好きになりそうだ。これにて帰路につく。帰りにあまりの暑さに美しい大濠公園で休憩。水があると何となく涼しく感じて安らぐ。ここは福岡のサイクリング＆ジョギングのメッカらしい。それにしても繰り返すが美しい公園だ。最後に骨折の妻と3人の元気な子供を置いて、お暇をもらったので少々心が痛い。よって博多の台所と言われる柳橋市場へ。ここでお土産に「さえずり（鯨にタン）」を買って帰ることに。本日の走行距離は近い割にうろちょろしたので、約38kmでした。７月１５日の山笠のクライマックス「追い山」が楽しみだ。あとその時のTVCMもねぇ、出るかなぁ〜？