福岡に越して来て、少々身体が訛っている。減りかけた体重も再上昇。まずいまずい。怠けるとすぐに腹と脚に出てくる。真夏にのんびりサイクリングはダイエットにも良い。スピードはこだわらず、ただただ可能な限り長時間走ることが低酸素運動として最高なのだ。今日は、昼過ぎまで夏休みにも関わらず息子の小学校でスポーツ大会があり、応援に行っていたので１５時すぎと遅めに何気なく自宅スタート！しかし、真夏の１５時は暑い。アスファルトからの照り返しがきつ〜い。夏の重要なポイントは水分補給だ。取り過ぎは良くないが、やや多めに補給していかないと復路でがくっと脚にくる時が多い。都市高速下を軽快に走っていったが、ここ福岡は決して走りやすい環境ではない。特にここは最悪だった。貝塚駅前の貝塚交通公園の高架上にて、階段のアップダウンが連続する。今時自転車走行路がないのは珍しいし、引いておりることもできないなんて、驚きだ。純正な階段オンリーなのだ。担いでアップダウンすることに。ふとっ上空を見上げると可愛い小型飛行機が通過。福岡では、どこにいても上を飛行機が飛ぶ。

香椎かもめ大橋を慎重に駆け降り、一気に香椎パークポートを横切り、橋をもう１つ渡るとアイランドシティへ入る。この人工島は未だ造成中で、見渡しも悪いが将来はたいへん奇麗なものとなると聞いている。道幅も程よくあるので期待させられる。あっと言おう間に、海の中道大橋のたもとへ到着した。これまた見事な大橋だ。この橋ができるまで、ぐるっと湾を大回りして来ないと海の中道へは行けなかったが、一挙に海上をショートカットしてくれる。その分、海からの風は厄介だ。ものすごい逆風。走りだす前から嫌になる。無事橋の中央まで行くと、その絶景に再び驚かされる。今度は先ほどの風景に、その先にあった香椎園の遊園地が加わり、海の中道から博多湾に至る奇麗なカーブを確認できる。写真を撮ろうと思うと、あれっデジカメが見当たらない。おかしいな？と思いながら何故か？走り出す。無事に対岸の海の中道のレクリエーションセンターへ到着。よ〜し、玄界灘と海の中道公園まで行って返るかな？と思った時に、引っかかっていたことに気づく。バックがない！！！デジカメや財布の入っているバックがない！！海の中道大橋に入る時に休憩した時に置いて来た！！たいへんだ。猛ダッシュで帰路へつくことに。したたる汗も気にせず走り続けるとありました。道ばたに我がバック。一安心。帰路はかもめ大橋の手前で、たいへん奇麗なみなと100年記念公園を横断し、名島へ抜けるコースを選択。このみなと100年記念公園は、繰り返すがすごい奇麗な公園だ。芝の緑が美しい。ここでデイキャンプはできるのかな？芝に横になりながら、海を眺めながらバーベキューするのも良さそうだ。確認しておこう。名島に出ると帰りは早い。少々小腹が減ったので、東区の長浜系の人気店「名島亭」にてこってり豚骨ラーメンを頂く。ここのは見た目すごくこってりだが、実は比較的あっさりで非常に旨い。福岡でも長浜系の代表店の１つとしてあげられる。ラーメン食うとサイクリングジャージの自慢の腹がぽっくり出てかなり恥ずかしい。これで今日走ったダイエット分はチャラかな？

奇麗なサイクリングコースを気持ち良く走っていたのも、ホントわずかで、残念ながらあっという間に終点に到着してしまった。終点と言うか、その先は工事中という地点である。ものの数Kmではホント悲しい。その先は、一生懸命工事しているようだが、鋪装されておらず、ボコボコの石だらけのまさに悪路。せめて片道１０Kmくらいこの奇麗なコースが続いてくれると有難いんですが。現在工事中なので完成まではかなりかかりそうである。気長に待つことにしよう。それにしても今年は暑い。梅雨明けが早かったのは有難かったが、かなり厳しい夏になりそうである。しばらく、サイクリングさぼってしまったので、この灼熱地獄はホント辛い。次回こそ忘れ物に注意して海の中道公園まで走りきりたいものである。