今日は天気予報通りあいにくの天気で、午前中にはかなりまとまった雨と風でひどい天候でした。午後からようやく陽がさしはじめてきたので身体がうずく・・・昨日父子で舞鶴公園へ花見サイクリングへ出かけたが２日連続で出発！実は、先週に引き続き本来はこの週末、息子と今年初のキャンプを予定していたのだが２週連続で悪天候。残念ながら断念。ようやくスギ花粉の猛威が去った今、大人しくしていた分身体が外遊びを欲してならない。早速、自宅を出発。近所の公園の桜もそれは見事な満開だ。さぁ〜て、どこに行こう？どうせならば桜シーズン。昨日とは逆に太宰府へ南下するか！っと水城跡まで快走！

ここ水城はかつての防御壁であり、高さ１０mくらいの土塁が延々と続く。その土塁に沿うように桜が咲き乱れていてなかなか奇麗だ。アマチュアカメラマンだろうか？何人も三脚たてて見つめている。水城にはホントどちらを向いても桜がありホント落ち着く。ここで少しのんびりと休憩。ここから目的地の「太宰府政庁跡」まではすぐである。ようやく政庁通りへ。この通りはまほろば時代の名残を残そうとホント奇麗に整備されている。観光施設の案内もいっぱいだ。廻りは全部観光史跡って感じだ。

桜の前に、黄色の絨毯の前で人だかり。菜の花かな？っと思ったら違ったようだ。何だか知らないが黄色の花がホント奇麗でした。写真ではイマイチですが結構広いスペースだったので思わず見とれてしまいますと。都府楼跡こと「太宰府政庁跡」に到着。予想通り車の渋滞はすごいものだ。駐車場待ちはけっこう混乱しているようでした。昨日に続きちゃりんこは最高、渋滞の脇をぬけていよいよ桜の名所へ突入！「わぁ〜お〜これまた昨日の舞鶴公園同様素晴らしい桜だぁ〜！」これはホント見事だ。

これが広〜い太宰府政庁跡である。７世紀後半の奈良平安時代に、西の守りや外国との交渉の役割を担って来た役所太宰府があった場所だ。真ん中の政庁跡は広い芝の広場。その左側＆奥に大木の桜がずらーっと列んでいる。もちろん桜の木の下はお花見客でいっぱいだ。それはそうだろう、こんなに美しいのだから。もしかしたらあの菅原道真公もこの奇麗な桜を眺めていたのだろうか？デジカメでは（特にWeb用の圧縮画像では）この桜の美くしさを全然再現できず歯がゆい！実際にはため息が出る程の満開状態だ！

ここ政庁跡は他の桜の名所に比べて開放感があるので、より気持ちがよい。思わず芝の上でごろんとするとホント心地よい。しばし、寝転んでポカポカ陽気の春の日差しを受けながら、i-Podの音楽聞きながら眼をつぶってみる。すごく良い気分だ。花粉症の自分にとってはあまり味わえない春の心地よさを十分楽しめました。これって貴重な体験です。

それにしてもどの桜もしっかりと枝をはった見事なものばかりだ。大木の桜は花の数も多く、まさに桜色の綿菓子のようだ。今日はすごく風が強く、雨も降ったためにたまにより強めの風が吹くと、わぁ〜と桜吹雪が舞う。加えて、奥には小さな小川？が流れている。これをはさみ左右から桜の枝が伸び、まさに桜のトンネルですごく美しい。小川には桜の花びらがいっぱい流されてくる。風情がありますね。