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2007年5月 GW!信長の清洲城へファミリーサイクリング!

2007GWも後半スタート。ところが飛び込んでくる情報はどこも大渋滞・・・折角楽しみにしていたGWも九州と違って動きにくそうだ。それならばっと思い切って趣向をかえて、ママのキッズ2人乗り自転車も到着したことだし、自転車で行けるところに目的地を変更!いろいろ迷った結果、名古屋市のお隣の清須市にあるあの織田信長の居城だった「清洲城」までファミリーサイクリングへ出発!

福岡にいる頃は、GWと言えば「博多どんたく」「有田陶器市」など有る程度人の集まるところは予想ができた。もちろん混雑もするが、東海エリアとは絶対人数が違いすぎる。予定していた港区のイタリア村、名古屋水族館まわりも大渋滞。知多半島の潮干狩りも尋常じゃない渋滞とか・・・その点、自転車は良い。GWでもスイスイだ。順調に快走し、新幹線が見えてくると「清洲城」の案内がいっぱい出てくる。もう少しだ。

清洲城前を流れる五条川には、こどもの日らしく鯉のぼりが気持ち良さそうに泳ぐ「鯉のぼりの吹き流し」だ。菜優真優ちゃんご機嫌!新幹線のゲートをくぐると清洲城へ到着。清洲町町政100周年記念事業としてうまれたらしい清洲城、まだピカピカ。しかし、大手門くぐっていざっ天守閣が見えるとなるほど大迫力だ。

誰も知っている戦国時代の英傑「織田信長」の居城であった清洲城。当時、清洲城天守閣は「東海の巨鎮」と称されて、名古屋(当時は那古野)の中心地だったそうです。天守閣上の勾欄廻廊の朱色がアクセントになっていてホント美しい城です。

城の中は、郷土歴史に関する展示がされており早速入館(\300/大人)。黄金の甲冑が展示されています。階段で上に上がると各層にもいろいろ展示されています。最初に目に入ったのが、ネズミ返しのようになっている先から、城下を眺める窓があること。これが高くて菜優真優ちゃんかなりへっぴりに・・・。

そして、あの有名な歴史の1シーンも再現されていました。清洲城は織田信長が有名な「桶狭間の戦」で今川勢を破った時に出陣した城だ。よって、あの「人間50年〜」と舞ったのもこの清洲城なのだ。そのあまりにも有名なシーンが再現されている。すごいねぇ〜。いくつもの兜が展示されているが、まずは有名な豊臣秀吉のもの、続いて織田信長の2つが展示されている。

続いて徳川家康のものも展示。今まであまり気にもしなかったが、「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康」の戦国3英傑は皆愛知県出身だ。東海地区という観点から言えば、昨年の大河ドラマの山内一豊、前田利家等々数えきれないほどの逸材を輩出している。これはホントすごいことだ。そして、清洲城の天守閣金鯱も展示されている。金鯱と言えば、名古屋城ばかりと思っていたが、その前に清洲城にあったんですねぇ〜。
天守閣上の勾欄廻廊からの展望も中々だ。ツインタワーがそびえるのがJR名古屋駅だ。1610年、徳川家康に清洲廃都、名古屋遷都の指令が出るまでは、ここ清洲が尾張国の都だったのだ。当時の清洲は6万人都市だったんだそうだ。
ぐるーっと眺望を楽しんでいましたが、菜優ちゃんがあまりの高さに怖くて這って逃げるように退散。滑稽で大笑い。眼下には、新幹線がすごいいきおいで走りこんできて良太くん大興奮!
山城などは見学するのもたいへんだが、清洲は平坦な中にあるため、サイクリングで簡単に行ける。ホント濃尾平野の真っただ中で平坦なのは嬉しい。サイクリングの目的地に丁度良いのではないだろうか?
水禽窟があったので早速耳をあててみる。キーン、コーン、か〜んと響きわたる美しい音色に少し感動。ホント水禽窟って不思議だ。城公園には、キッズたち用の遊具もある。ちょっとした遊びができるのでキッズたちも汗びっしょりになってプレイタイム!
大手門前の大手橋は欄干が朱色ですごく派手。よって遠くからでも大手橋は気がつく。春は五条川沿いに桜がいっぱい咲いてさぞかし美しいだろう。桜+五条川+赤の大手橋+清洲城そしてお酒・・・この組み合わせは中々素晴らしいものだ。ぜひ、来年はお花見に来よう!
約1時間ちょっとほどいて清洲城を出発。一路我が家を目指す。それにしても面白いことに、城の名は「清洲」なのに、現市名は「清須」って何か可笑しくない?どうせならば「清洲市」にすれば良かったのに?清洲に清須すごく紛らわしい。やはり全国的には「清洲」だよなぁ〜。
GWということもあって、帰宅して少しのんびりしてから外食へ。程よく走ったのでお腹も減ったぁ〜。名古屋と言えば、「名古屋めし」といわれる程独特なグルメ文化がある。好むも好まざるも名古屋めしは面白い。シャレにならないようなものもあるが・・・。そこで、今夜は近所の豚カツ屋さんで「味噌カツ」を賞味することに。味噌カツは誰もご存知名古屋めしの代表格だ。良太くんは「お好み焼き風のマヨカツ」、菜優真優はお子様ランチ。
お子様ランチには、一口カツの他に名古屋名物海老フライがつく。中々のボリュームだ。味噌カツも各店で味が随分と違う。甘くて濃い味で全然うけつけな〜い!という味噌カツも確かにあるのだが、ここの味噌カツは比較的に薄味でしつこくなくていける。但し、基本的に甘くて濃い味の味噌カツに八丁味噌汁のセットはかなりのヘビー級だ。八丁味噌で鍛えられた名古屋の濃い味文化に果たして慣れるのだろうか?ちょっと心配・・・。
とりあえずGWのファミリーサイクリング楽しかったです。のんびりゆっくり・・・たまにはこんなGWも良いのでは?

清洲城 http://www.city.kiyosu.aichi.jp/01syokai/shisetsu/50.html

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