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春がきたぁ〜! 梅見サイクリング!

2008年3月 春の梅見サイクリング!愛知県植木センターへ

今年の名古屋はたいへん寒くて、雪が多い厳しい冬でした。そんな寒い冬もようやく峠を越え、冷たい伊吹おろしもなりを潜め、待ちに待った暖かい春の足音が聞こえ始めてきました。春の訪れと言えば、菜の花、土筆をはじめいろいろあるが、やはり梅であろう。九州にいる頃は学業の神様でもある「太宰府天満宮」の「飛梅」が有名で毎春訪れていたものだが、果たして愛知県に来てはじめての春・・・梅はどこにあるのだろうか?

いろいろ調べて見ると、知多や三河地区に梅の名所はあるものの、名古屋市内では天白区等に少しあるのみ、何となくピンとくる先がない。反して岐阜県には岐阜市内の「梅林公園」はじめ安八町の「安八百梅園」等いろいろあるようだ。ならば良く知る岐阜までひとっ走りしようか!と思い立ったのだが、今日は朝から抜群の天候・・・まさしく花粉日和。部屋から外を眺めるだけで、眼と鼻がむず痒くなってくる。やはり近場にないかなぁ〜?ともう1度グーぐると稲沢市に梅のスポット発見!早速、その稲沢市の「愛知県植木センター」へ出発!

勉強不足であったのだが、ここ愛知県の稲沢市は、植木の四大生産地(埼玉県川口市、愛知県稲沢市、大阪府池田市、福岡県久留米市) の一つとして全国的に知られているらしい。確かに川口市や久留米市は言われてみれば植木で有名であった。でも、ここ東海エリア在住の方で稲沢の植木のこと知っている人ってどのくらいいるのだろうか?かなりマイナーな特産かもしれない。花粉舞うポカポカ陽気の中快走し、あっと言う間に植木センターに到着。なるほど駐車場はいっぱいのようだ。

予想したよりもかなり小規模なセンターだが、いきなり梅の香りが漂ってきた。なるほど結構な数の梅が丁度満開!!という感じで咲き乱れている。梅には早咲き、中咲き、遅咲きがあり、本来は2月下旬から3月上旬が1番の見頃になるのだそうだが、今年は1月がかなり冷え込んだので、例年より10日以上遅れているらしく、3月中旬が丁度見頃になったようだ。とりあえず紅梅や白梅など大まかな色の違いは知っていても、ものすごい数の品種にわかれていることなんて全然知りませんでした。そんな中でも、鮮やかな紅梅と枝垂梅の美しさにちょっと感動。

1本1本違う品種名が書かれているので全部種類が違うんだねぇ〜。すごい種類だよ。ホント。見知らぬおばさんのご教授によれば、枝のわかれ方や、花のつき方などいろいろ見分け方があるそうだ。もちろん学のない自分には全然わからん話ですが・・・。でもとりあえず、ホント梅は綺麗でした。まさしく春の香りですよね。

桜のような華やかさがない分、より可憐でいて少し寂しげで良いもんですねぇ。ここ愛知県植木センターは、広くないのでゆっくりと梅観賞するには最適です。俗にいう梅の名所を訪れれば、カメラマンはじめ人、人、人でのんびり梅を眺めている余裕なんて全くないもんですが、ここではホントのんびりできます。嫌いじゃないです、この雰囲気。

奥には「あれっこの梅やけに豪華だなぁ〜?」と思いきや、これはちょっと恥ずかしいですが梅ではなく桜でした。やっぱり・・・。これは南伊豆地方で有名なあの「河津桜」。本州では1、2を争う早咲き種の桜で、何より染井吉野とは違い、満開状態が約1ヶ月も続くたいへんお利口さんの桜なのだ。なるほど、やはり桜は美しい。

でも自分も日本人なのかなぁ〜?梅や桜を眺めていると柄にもなく心地よいもんです。春の訪れを思う存分感じることができました。四季を楽しめるって言うのは、日本人の贅沢ですね。早いもので今年もこう3月・・・いよいよ外遊びのシーズン到来って感じですね。

見事な梅観賞を楽しんだ後は、まだ余力ががっちり残っていたので、花粉は怖いが一路岐阜県を目指して出発。目的は特にないが、とりあえず愛知県と岐阜県の県境となる木曽川を眺めてから帰ることに。植木センター出発してしばし走ると、馬飼大橋、濃尾大橋と2つの橋の標識が・・・どちらにしようかな?結局そのまま真っ直ぐ「馬飼大橋」を目指すことに。そこで、何気なく踏み切り通過。真っ赤な2両編成。これって何線だ?色からすれば名鉄だよなぁ〜?
とりあえず、何もないただ真っ直ぐ続く道。これと言って立ち寄る先もなく、ひたすら漕ぐのみ。ようやく木曽川にかかる馬飼大橋に到着。愛知から岐阜へ入りま〜す。対岸は岐阜県羽島市。羽島温泉の看板が眼に入ったので、ひとっ風呂あびてのんびりしようかなぁ〜?とも思いましたが、誘惑にも負け、木曽川河口からちょうど26km地点の木曽川河川敷でしばし休憩。風がホント心地よい。
この馬飼大橋は木曽川大堰とかねていて、立派な堰で木曽川の流れを調整している。上から良く眺めていると、堰の浅瀬に大きな鯉かな?鮒かな?良くはわからないが、大きな魚がバタバタ暴れているのに気づく。すると待ってましたと言わんばかりに上空から鷺や鵜かな?大きめの鳥がガブッとしとめて飛び去っていく。まだまだ自然が残っていて良いところだ。反して岐阜側を眺めれば、岐阜と滋賀の県境にそびえる伊吹山の白い山肌すごく美しく輝いていました。
しばらく木曽川河川敷で寝転んでいたかった程、気持ちよい日でしたが花粉をあまり吸い込みたくないので帰路へつくことに。馬飼大橋の岐阜側は「岐阜県へようこそ」なんかの看板があるかな?と期待したが何もなく、愛知県側に入るとどこにでもある殺風景な「愛知県稲沢市」との信号上の標識のみ。ちゃりんこ族にはどちらかというと、区切りという意味でもポイントとなる看板なんかあると、何となく精神的に嬉しいのだが、関東や九州ではそういう意味ではたいへん良かったが、ここ東海地区は比較的あっさりしていてやや物足りない。帰路は気分良く快走したため、あっという間に清須へ到着!どうせならばのんびりランチでも?ということで、織田信長の居城でもあり、ここからあの有名な桶狭間の戦へ出陣したことでも全国的にも有名な「清洲城」に立ち寄り。

清須市の町おこしのシンボルとも言える清洲城(清須と清洲ホントまぎらわしい)。非常に綺麗に復元されており、何度か訪れたがその度に美しい城だなぁ〜と感心する。サイクリング中は花粉対策マスクで顔面を完全カバーしてきたので、喉が渇いても、これが簡単にドリンクが飲めない。よって、ここ清洲城でようやく水分補給。今日は暖かいというか、暑い。あぁ〜スポーツドリンクが美味い!信長夫人の濃の方様の銅像や清洲城を眺めながら軽食のランチを済ませてのんびりできました。う〜ん、この辺で眼がかなり花粉に犯されてきたようで痒〜くなってきた。その上、くしゃみが止まらない。しっかりと防御してきたのに・・・あぁ〜今年も花粉に負けたぁ〜。先週も近場にQちゃんの応援サイクリングに出かけたが、最近遠出していないので、どうも身体がちゃりんこ欲しているようだ。花粉さえなければ、ご機嫌で走りに出るのだが・・・マスクしているとサングラスが曇ってどうもいけてないし、あぁ〜こんなに気分の良い春なのに・・・花粉が恨めしい。
とりあえず春の恒例の梅見サイクリングは気分良かったです。お次ぎはもちろん桜ですね!

愛知県植木センター http://www17.ocn.ne.jp/~ueki/index.html

清洲城 http://www.city.kiyosu.aichi.jp/01syokai/shisetsu/50.html

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本日のサイクリング 約35km


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