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尾張のもみじ寺こと「犬山寂光院」!

2009年11月 尾張のもみじ寺こと「犬山寂光院」へ!父子紅葉狩りサイクリング!

今年も早いもので残すところあと40日ほど。秋の行楽シーズンもいよいよラストスパートだ。秋の〆と言えば、やはり紅葉だ。桜と紅葉はシーズンが短いために中々見頃に訪れることは難しい。そんな中、今年は例年よりやや早めに勤労感謝の3連休に見頃をむかえることに。っということで、最近塾で忙しい良太くんと久しぶりの父子紅葉狩りサイクリングへ出発!目指す紅葉狩り先は、犬山市にある「寂光院」だ。「尾張のもみじ寺」と言われるほどの紅葉の名所だ。

自宅から走っていきたいところだが、最近やや運動不足の良太くんが一緒という訳ではなく、用事があって午後出発になってしまったため愛車ディスコ3で急ぎ犬山市のお隣の扶桑町の扶桑緑地公園へ。ここにディスコ3を駐車して早速サイクリングスタートだ。木曽川沿いには綺麗なジョギングコースかな?サイクリングコース完備。最高だ。木曽川を左に見ながら快走。途中には犬山城の看板が・・・犬山城どこだぁ〜?と探すと、おいおい木曽川沿いのずーっと先に小さく犬山城が拝めた。少し遠過ぎない。全然はっきり見えないよ。目指すゴールは犬山城の先だ。急ぐぞ〜っとばかりにスピードアップ。すると犬山ホテルの裏に人だかりが・・・何だぁ〜?

ものすごく大勢のカメラマンが望遠レンズで川面狙ってる?早速、良太くんがターゲットは何だ?っとばかりにあっという間に自転車降りて河川敷へ。ようやく人気者の存在がわかりました。黒鳥です。中日新聞でも紹介されるほどのちょっとした人気者になりつつある黒鳥くん。実は渡り鳥ではない黒鳥・・・何故今ここに?っと実はすごく謎なので話題になったとのこと。白鳥は珍しくないが、確かに黒鳥は初めて見た。でも、渡り鳥でないため故意に連れてこられて逃げ出したのかなぁ〜?そう思うと何となく寂しげな・・・。

黒鳥のまわりにはあわせて30人ほどの人だかり・・・これから寒い冬が到来するががんばってね黒鳥ちゃん。さて、少々寄り道してしまったが、急ぎ犬山寂光院を目指す。木曽川沿いの道は狭いしカーブも多く走りにくい。そして日陰に入りとえらく寒い。うぅ〜いよいよ寒い冬の予感だ。

のんびりと走ってきても、約30分ほどで犬山寂光院の参道入口に到着。流石、紅葉シーズン真っただ中というだけあって、駐車場手前は延々と続く大渋滞。こういう時ちゃりんこ族は、ホント嬉しい。渋滞の列を横目に快走していく気分は申し訳ないが最高だ。参道入口に駐輪して、いざっ「尾張のもみじ寺」へ。

自転車では元気満点だった自分も、坂道&階段となると急に元気がなくなってくる・・・。反して元気な小学6年生の良太くんは元気はつらつ!参ったぁ〜立場完全に逆転だ。良太くんの尻をずーっと追っていく・・・きつい。「もみじでら」とうたわれた参道入口を進むと予想通り長〜い階段。しかし、おぉ〜出てきました真っ赤に燃える紅葉たちの姿が・・・美しい!!

まずは観音堂に到着。お賽銭を入れてお願いごと・・・っと思ったら良太くんはいきなり宝船に注目。七福神が描かれているまわる石球をグルグルまわしてご機嫌。おいおい、そんなにラフにまわしたらバチ当たるぞ。そして再び石段をのぼる。う〜ん、結構急だなぁ〜。正直きついです。でも、この赤、緑、黄色のグラディエーションは綺麗で良いものですねぇ〜。ようやく馬鳴堂へ到着。これで階段とおさらばだ。馬鳴堂には仏手石があってならんでいる。早速良太くんならびに。

仏手石には、仏の手形が掘ってあってそこに両手をあわせてお願いごとをするのだ。もちろん良太くんも丁寧に手をあわせて、入念にお祈り・・・・。仏様「良太くんの頭が良くなりますように!」と自分も懇願。続いて「愛の錫杖」へ。恋愛&縁結成就の愛の錫杖を豪快に上下にがんがんと振りかざす良太くん。300段の石段を一緒に登ってきたカップルたちのためにある「愛の錫杖」なのに・・・おいおい、良太くんそんなに激しくやるなって!

ようやく本堂へ。いきなり長蛇の列発見。何にならんでいるんだぁ〜?と確認すると、列の先には「願いの鐘」だ。願い事をしながら鐘をたたけば、夢が叶う!これはやっておかなければ・・・ところが財布の中に小銭が見当たらない。当然ながらみんなお賽銭は必須になっている。参ったなぁ〜。両替という訳もいかず、財布のポケットに隠れていた2円を発見し、それを元に願い鐘へ。2人で2円・・・1人1円かぁ〜?こりゃ期待できないかなぁ〜?金額なんてどこ吹く風ぞっと言わんばかりに豪打する良太くん!いいぞ!願い事は金ではない、勢いだ!

それにしても300段の石段上がってきた甲斐があったというものだ。この燃えるような真っ赤な紅葉の美しいこと!なるほど流石「尾張のもみじ寺」だけはある。本堂まわりはまさに見頃!人通りの少ない時を狙って記念撮影!しかし、すごい人!やはり日本人は紅葉狩りが好きだ!この燃える紅葉を眺めているとつくづくそう思わされる。

もみじ寺というからには、山一面が真っ赤に染まるのか?っと想像してきたが、そこまではやや望み過ぎという感じで、真っ赤な紅葉の大木が要所要所にしっかりと陣取っていて訪れる人を飽きさせないという感じだ。だからシャッターポイントは多い。
すでに15時過ぎということもあって、西日がかなり差し込んできて紅葉はいっそう紅く染まって見え、この時間帯はホント最高だ。折角のα550+ツァイスレンズもこの逆光にはきつい。ホントへたくそカメラマンで情けない。

年甲斐もなく思わずはしゃいでしまう父・・・負けずにハイテンションな息子・・・。ホント美しい紅葉見て浮かれるサイクリング親子!でも、画像でもこんなに美しいのだから、実際はホントすごいんですよ!やはり日本人にとって春の桜、秋の紅葉だけは見ておかないと心寂しいものがありますね。はじめての尾張のもみじ寺こと寂光院、いやぁ〜満足でした。

小高い山の上にある本堂からの眺望も中々です。強いて言えば眼の前に国宝の犬山城なんかが、がーんと見えれば最高なのですが、イマイチそういったランドマーク的なものがないのが残念。思う存分紅葉狩りを楽しんだ後は、再び300段の石段へ。でも帰りの下りは親父でも快調!

紅葉美しい、国宝犬山城へ!
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