Enjoy OutDoor Life10!!

2004年5月 家族旅行村 グリーンハイランド砥用オートキャンプ場(熊本県)
(祝!九州キャンプデビューだったのに・・・)

年始に福岡転勤となり、単身赴任そして今春の家族の引っ越し等々いろいろあったためしばらく遠ざかっていた野営生活。おかげさまでGWにようやく九州キャンプデビューとなりました。特に昨年雨男として泣かされたため、ところ変われば・・・と期待したが雨男は全国どこにいようと変わるはずもなく・・・。記念すべき九州初キャンプも前日までGWオール晴れの予報から一転雨へ。しかし、これには流石にもう慣れた。別に驚きはしない。今回の九州初キャンプに選んだ先は熊本県南部の家族旅行村「砥用(ともち)」。特別ここに行きたかったという訳ではないのだが、毎年GWは何日か仕事が入ってしまうため、いつも突然の予約となってしまうのだが今年も同様に、急遽電話しまくって空いているところを探すはめに。息子と2人の野営のため遊具設備などあるのがポイントとなり家族旅行村砥用に決定。少々驚いたのだが、流石に人気キャンプ場は超満員状態であったが多くが案外GWに空きがあるものだ。九州は関東と違ってギシギシしていない。さぁ〜て九州アウトドアとりあえず楽しみだぁ!小雨の中、九州道を快走。(首都圏にいるころのGWでは信じられないことだが)途中鳥栖JCで少し渋滞した程度で1時間ちょっとで熊本へ。う〜ん、九州は素晴らしい!

松橋ICから約30分で到着。のんびり昼前に出て14時前に受付完了。決して奇麗な管理棟ではないが、レンタルなども充実しているようだ。又、持ち込みというよりケビン泊が中心のようである。そちらは満室のようだ。このキャンプ場はなんと薪を自由に使用できるのに驚いた。素晴らしいサービスだ。焚火好きにはたまらない。早速設営開始。フル装備を1人で設営することはかなりの重労働だが、これも慣れてきた。雨は降り続いたが小雨なので、芝もあまり湿っぽくはなっておらず予想外に良い感じ。それにしても我が愛用のSPのヘキサタープは昨年来タープと言うより雨傘と言った方が良いような感じである。実際に設営している時間より乾かしている時間の方が確実に長い。テントは雨とくればダークブラウンのモステントとなる。今回は久しぶりに「スーパードーム」だ。このテントはまさにモスの代名詞的な要素を思いっきり持ち合わせている。重い、ごつい、設営超ハード、出入りしにくい等々。これぞモスだ。

憧れのモスも実際には何重苦というあり様で短所あげたら数えきれない。だが本当に頑丈で、面倒くさい分つくりはしっかりしており、雨のキャンプなどでも完璧だ。好きなものにはこれがたまらないのだ。もちろん皆さんに分かってくれとは言わない・・・。いつもの事ながら設営終わると雨が上がる。何故だぁ???まずは良太と場内探検。ここ砥用の家族旅行村(グリーンハイランドとも言うらしい)のオートサイトは20区画あり、ほどほどのスペースが確保されている。芝の状態は良いとは言えないが悪くもない。銀マットにサーマレストと寝床は完璧だが、銀マットだけでも十分なくらいの芝状態である。オートサイトも管理棟やケビンエリアから離れているためたいへん静かだし、門限等も設けられたいない。あれっ結構良いところじゃない?ところが、トイレ、炊事場がサイトから1段高いところにあるのみとなっていて、距離も結構あって疲れる。数もかなり寂しい。う〜ん、これちょっと厳しくない?

サイトから階段上がると、まずはこども広場がある。ここには面白そうな遊具があってなかなかの人気だった。良太も気に入ったようでここにてすぐに友達ができたようだ。自宅近所にあったら人気が出るだろうっていう公園だ。その奥が水洗トイレ。男便所は大小2つづつしかない。ピーク時には足りないのでは???その奥に炊事場がある。水汲みに何度か往復するとかなりブルーになってしまう距離がある。屋根付きなのは合格だ。数と場所さえ一考していれば、設備自体はたいへん綺麗で交換が持てる。女性も無理なく使用できるレベルだ。ここに遊び飽きると、次は少し離れたピクニック広場へ移動。こちらにも簡易的なアスレチックがある。

サイト上が公園のような感じだったのに比べて、遊具が木製になっただけで規模は同様でも、なるほどアスレチックって呼んでも良いような気になる。それにしても子供たちは皆元気だ。降ったり止んだりを繰り返す小雨の中飽きもせず良く遊ぶものだ。ここ家族旅行村は緑川ダムの湖畔に位置するため、近所にはB&C海洋センターなどもあり、カヌー、ヨット等の体験やボート、プール、レンタルサイクリング等々遊ぶことには事欠かない。

夕方まで思いっきり遊んだ後、いよいよ夕食の買い出しへ。今回はほとんど持参して来たのでコンビニで買い足すくらいで済みそうだ。しかし、ここは熊本。やはり馬刺でしょう!ということで何軒かあった馬肉の専門店で「特上霜降り馬刺」をおつまみ用にスライスしてもらって購入。さすが特上100gうん千円と少々高いが美味そうだ。店のおばちゃんも「パパのおつまみ用と子供の分だとどれくらいあれば良いかね?」と聞けば。気さくに「じゃぁ〜こんなもんあれば良かとと!少々まけたるけんね」(あってるかな熊本弁?)とサービスつき。嬉しい。

早速ディナーの準備開始。今晩はどうしても良太がやりたいと言うことで、思いきって自分がフォロー役で良太くんが料理当番に。真剣な顔で炭の火熾しにトライ。上手く火が上がり上機嫌。実際にはユニフレーム社のチャコスタ使っているので、誰がやってもあっという間に火がおこるのだが、ホント嬉しそうである。お次はダッチオーブンに挑戦したいというので、簡単なトマト系のチリビーンズもどきにチャレンジ。なかなかやるもんだ。見事成功!メインのパスタはパパがつくって立派なディナーがならんだ。(2人とも自己満足は得意だ!)早速乾杯!

ここでさっき買って来た期待の馬刺をご賞味。これが美味い。さすが特上霜降り。良太もご機嫌!馬刺は九州では珍しいものではないが、関東にいる頃は、長野の安曇野や都内の老舗専門店で食したくらいなもので、少なくとも桜肉は関東では一般的ではなかった。しかし、う〜んこの味は癖になる。というか癖になってしまっている〜。2人ともご機嫌で宴会モードだ。

ディナーの後は本日のメインイベントの1つお風呂。残念ながらこのキャンプ場には入浴施設はない、シャワーは離れた管理棟にあるようだ。車で10〜15分松橋IC方面に走ると「佐俣の湯」という素晴らしいスーパー銭湯がある。ちょっと距離はあるがやはり温泉は必須だ。往き途中にある人気スポット「霊台橋」が夜間ライトアップされているという事でのぞいてみることに。この霊台橋は国内最大級の石橋だそうで結構迫力がある。ライトアップされた勇姿は重厚感あって見事でした。

そしてようやく佐俣の湯へ。ここ佐俣の湯は21:30まで営業しているのでキャンパーには有難い。(受付は21時まで)たいへん奇麗な温泉で、他よりも少しぬる目のお湯が良太にはかなり高評価だったようで、2人とも長風呂と温泉の効力でお肌ツルツル。GWということもあるのか超満員だった。風呂上がりは良太くん恒例のアイス。ホントさっぱりしたぁ〜。サイトに戻ると、幸運にも雨が上がり、これも恒例焚火タイムへ。一丁前に、小1の良太は「焚火は落ち着けていいね」と言うから大爆笑。
パパは焚火の炎見ながらアルコール頂くのが大好きだが、息子良太も必ず横にならんでジュースを味わっている。ホント焚火は好きなようだ。子供の火遊びとは良く言うもので、例外なく良太も火遊びが好きだ。燃えるものは何でも入れようとするし、いろいろと炭をいじろうとする。そのうちに本当に痛い眼にあいそうで少々心配だ。23時頃までバカ親子2人で炎見ながら談笑した。九州では?いやっ今回のまわりのファミリーキャンパーがたまたまなのかもしれないが、夜がたいへん早いのに驚いた。風呂から帰る(21:30頃)とすでに半分くらいが消灯していたし、22時にもなれば真っ暗。焚火で安らいでいるのも我が家のみであった。早寝早起きも確かに良いが、焚火とまでもいかなくとも夜の語らいが本当に楽しいのになぁ〜と1人つぶやいていた。かく言う我が家も小学校の話や最近できた新しいお友達の話など、たいした話をしている訳ではないのだが・・・。ここは標高も低く、1年で1番過ごしやすい気温のためか2人とも熟睡へ。



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