Enjoy OutDoor Life10その2!!

2004年5月 家族旅行村 グリーンハイランド砥用オートキャンプ場(熊本県)
(名物石橋めぐり&サイクリング!!)

2日目の朝も予想通り雨。この予感だけは必ず当たる。風向きの読みも、タープとの位置取りも見事当たりテントはほとんどぬれずに済んだようだ。寝坊すけ良太も8時頃ようやく眼を覚ましてきたが、こちらもいつもの雨って感じで、焦らず慌てずただ寂しげにしばらくぼーっと雨を見つめていた。とりあえず朝食に。親子キャンプの朝の定番「チキンラーメン」の玉子落とし。キャンプの朝はこれで十分美味い。

いつもはここから本降りになり酷い撤収作業になるのだが、今日は嬉しいことに少々早目に雨が上がってくれたので、急いで撤収開始。とは言っても愛着あるキャンプ道具をビチョビチョでは仕舞えないのでギリギリまで殻干し。なんとか天気ももってくれて無事テント、タープ等乾燥に成功。程よく撤収できました。これってホント久しぶり。撤収に雨が降っていないってホント幸せ。チェックアウト済ませた後、同じ敷地内の「ロビンフッドの森」へ。これもアスレチック施設のようだ。期待していくと・・・う〜ん、確かにアスレチック遊具が何点かあったものの10分も遊べばOKって感じの寂しいところだった。まぁ〜良太はそれなりに楽しんだようだが。

キャンプ場を出発して車で30分くらいにある「通潤橋」へ。この辺りは国内有数の石橋が点在しているエリアらしく。その中でも最も人気のあるのがこの通潤橋だそうである。恥ずかしながらこの通潤橋が全国レベルの名所なのか?もしかしたら笑われてしまうのかもしれないが、私自身はこの存在すら知らなかった。こんな感じで全く期待せずにぶらっと立ち寄ったのだが、なんのなんの重厚な石橋は不思議な存在感があり、案外2人の興味を惹いてしまった。話はちょっとそれるが、入り口にある大きな熊のオブジェは何んだ??これ写真ではわかりにくいがものすごくデカイ。逆に折角の橋が小さく見えてしまう・・・。一応デカイから皆記念写真とっているので我が家もとりあえず。この通潤橋は1日3回橋の上から放水される。これが名物なのだ。放水の12時にあわせて観光客が集まりはじめ、駐車場もいっぱいだ。橋までの道は、石畳の遊歩道や田んぼのあぜ道も自由に入れてたいへんのどかで、橋の重厚感とこののどかな雰囲気がすごくミスマッチで面白い。好物のアイスをかじりつく良太とともに12時の放水タイムを待つ。

何の前触れもなく、突然放水はスタートされた。上左写真が放水開始の一瞬。すごい迫力だ!いやぁ〜これは嬉しい予想外だ。橋の両側に怒濤の放水は15分間続けられる。橋下はもう水しぶきですごい事に。何故か子供たちはご機嫌。寒〜い、冷た〜いと叫びながら満面に笑みである。写真ではわからないかもしれないが、結構な高さがあるのだ。ちなみに・・・息子の名誉のために口にくわえているのアイスの棒だ。決しておしゃぶりではない。念のため。

横の階段から上に上がれるので早速行ってみることに。この階段の途中も水しぶきが凄い。落ちる水量の激しさを見ているだけで何か飲み込まれそうだ。上に行ってみて驚いた。柵も手すりも何もない。こんなに高いのに・・・。はっきり言って怖〜い!!!
簡単に言えば、ダムの上に手すりがないような状況である。案外下のぞくのは勇気がいる。多くの観光客皆おっかなびっくり状態であった。当の良太君も恐くて仕方なかったようでぎりぎり50cmくらいが限界だったようだ。実は自分も高所は苦手で・・・。ちょっとしたジェットコースターよりも震えた。これじゃ駄目だな〜。もし、近くに寄る機会あったらぜひ行ってみて下さい。ちなみに週末と祝日の10、12、15時に放水だったような。それ以外でも有料で放水もしてくれるとのことだが・・・参考までに。
1度キャンプ場に戻ってサイクリングへ。キャンプ場から、緑川ダムによって3kmって言ってたかな?昨夜立ち寄った「霊台橋」までの往復がサイクリングコースになっている。気候的に5月は最高である。快調にとばしてあっという間に目的地の霊台橋へ。この橋は、通潤橋の放水のようなイベントは特にないが、国内最大級の石橋として有名らしい。なるほど、なかなか立派な石橋だ。ライトアップされた姿とはまた趣が違って昼の顔もなかなかだ。
最後に、車で20km程戻りこれも全然知らなかった「石段日本一」というスポットへ。なるほどいろいろあるものだ。全部で3333段あるらしい。これは山形の羽黒山を抜いて堂々の日本一らしい。いざ到着してみると、その石段の急なことに驚く、というかビビる。写真はエントランスとでも言えば良いのだろうか?ホントスタート地点なのだが、いきなり急階段がずーっと続く。少しトライしてみたが、まずはパパのお腹がうずき始める。パパはGW直前まで体調不良でお腹がすごいことになっていたので、踏んばるだけでいきなりギブアップ。何せトイレは頂上にしかないとのこと。仕方ないね。良太くんも早々に無言になっていたので・・・。諦めは肝心だ!と慰める。寂しく帰路へ。ICまでの帰り道にママたちのお土産探し。途中のアグリパークにて、これも熊本名産「晩白柚(ばんぺいゆ)」。最大級の柑橘類でものすごく良い匂いがする。高価なので贈答品として人気があるらしい。デコポンは良く知っていたが晩白柚は知らなかった。本来は年末〜3月までで4月以降はなかなか残っていないらしい。たまたまあったのでこれをお土産に。あとここの名産「柚子胡椒」も加えることに。なかなか知らない土地で遊ぶのは面白いものだ。九州では当たり前のものがものすごく新鮮に見えるし、知らないものの多いことに驚かされる。
又、九州のキャンプ場は阿蘇や九重エリアをはじめ黒川、湯布院などの全国に響く温泉エリアもあり名物温泉着きも多いらしい。又、恐ろしく広い芝のフリーオートなどもあるそうで、東日本のサイトとは雰囲気も違うようだ。今後に期待させられる。又、関東と違ってサイト使用料もかなり割安のようだ。流石遊び天国九州だ!
ちなみに楽しみにもって帰った晩白柚だが、やはりこういったものは旬の時に食べるべきなのだろう。少々期待外れであった。いかにもシーズンオフですという感じがあり、来シーズンに再度期待してみようと思った。最後にこれも全国区である「熊本ラーメン」を食して帰宅。博多ラーメンとは違う熊本の味に息子良太はかなり気に入っていたようだ。次回が楽しみだ!


家族旅行村 グリーンハイランド砥用オートキャンプ場 http://www.tomochi.hinokuni-net.jp/
オートキャンプ(電源なし)\2800-のみ(サイト使用料) サイト 芝/約8x10m 
熊本県南部に位置する家族旅行村内のキャンプ場。緑川ダム湖畔にあるが、湖はサイトからは見えない。20区画の芝サイト。ほどほどの広さもあり、タープ&テントが無理なく設営できる。但し、サイトによっては(うちのNo20のように)Lタープを設営すると少々ギリギリという区画も中にはある。家族旅行村内、もしくは隣接するB&C海洋センターにてヨット、カヌー、ボート等の体験もでき、プールやサイクリングなども可能だ。特にプールは夏場夜間も開かれるようだ。又、施設内にもピクニック広場、こども広場、トムソーヤの森等、長時間は無理としても子供たちの遊具施設も揃っている。まぁ飽きはしないレベルではエンジョイできるはずだ。もちろん芝の広場は数あるので、キャッチボールや芝そり、サッカー、フリスビー等の遊びには申し分ない。大きな欠点としては、トイレ、炊事場の数が少ないことと、サイトから遠いこと。これは少々きつい。又、階段のため台車等が使えないため、水汲みは覚悟がいる。台車を使うとぐるっと遠回りしないといけない。入浴施設はない。但しシャワーは離れた管理棟にあるようだ。車で10〜15分くらいに佐俣の湯がある。綺麗でたいへん良い温泉施設だ。人気もあるようだし、看板なども目立ち迷うことはない。大人\400小人\200。21:30まで営業しているのも有難い。受付終了は21:00。車で10〜15分範囲内にコンビニや買い出し可能な店があるので安心だ。また地元の路地売りも多いのでのぞいてみると良いだろう。家族旅行村内には、他にもフリーサイト(見晴しなどはこちらの方が全然良さそうだが、駐車場からの距離はかなりありそう)やたいへん良さそうなケビンがある。石橋めぐりや石段、恐竜博物館等々あるのでのんびり連泊も良いかもしれない。
九州自動車道路「松橋IC」より約30分。看板が眼につくので迷う心配はない。

満足度★★★

佐俣の湯 http://garage.lib.net/samata/
通潤橋 http://www.town.yabe.kumamoto.jp/1_0/frame1.htm
霊台橋 http://www.tomochi.hinokuni-net.jp/

釈迦院御坂遊歩道(日本1の石段)http://www.kyusyu-highland.com/category1/kankou/chuomachi.html


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