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2004年6月 遊水峡キャンプ場(熊本県)
(雨の心配から一転しての猛暑キャンプ!)

毎度のことであるが、本日も数日前まで真夏日との天気予報であったが今回はなんと台風接近中。当然予報も午後から雨。おいおい・・・だが、福岡の空はほどほどの様子。台風も超低速で北上中。よ〜し、思いきっていっちゃえ!と、ほぼ雨キャンプを覚悟しての出発。予想以上に天候は好転してきたような予感。熊本の最北部よりにあるため、大分道の日田ICより南下することに。日田ICより約50分で本日の設営場の「遊水峡キャンプ場」に到着。ほぼオーナーさんの手作りキャンプ場とのことだし、数100Mに続く1枚岩盤のウォーターシュートは子供たちにとって最高の遊び場、まさに遊水峡の名前通りだ。

キャンプ場に至るまでの道には、各所に丁寧な看板や標識出ているのだが何せ小さい。細い道なのでスピードは出ていないのだが、それでも見落とす。何度か間違えながら、キャンプ場入り口の細い橋を通過して場内へ。ここからぐーっと坂上がったところに喫茶店兼務の受付がある。オーナーさんはたいへん優しい方で好感が持てる。その上、水洗トイレなど数はホント最低限しかないのだが(ハイシーズンはこれで大丈夫?って感じがするのだが)、とにかく綺麗。オーナーさんの心使いが良くわかる。

炊事場も綺麗にされているのだが、こちらも何せ流しが3つ。トイレ棟と炊事棟がもう1棟づつあると良いような気がしてならない。しかし、繰り返すがたいへん清潔感があって嬉しい。サイトは区画なしの全てオートフリーになっており、好きなところに設営可能なのだ。やはりオートフリーは嬉しい。その上、ひな壇式に何段にもサイトが造られているためプライベートもかなり守られ、樹も多いため木陰の恩恵も受けることができる。つまり最高のシュチュエーションなのだ。但し、本日は気温が上がり過ぎ・・・灼熱という感じになってきた。汗だくになって設営。たまに記憶が飛びそうになる。すでにフラフラ状態。

本日の設営は、何を考えたのか?真夏には決して持ち出してはいけないハード設営の代名詞リトルディパー。それとスクリーンタープのスパイダー。これ設営するだけで全身汗だくになる。ところがこのへんから急な天気雨や小雨が降ったり止んだりし始めてきた。暑いと文句言ってたのもつかの間、やはり雨かぁ〜と落胆。

スクリーンタープとはこんな風に接続させました。なかなか良しです。再び雨が上がったので、早速息子の良太くん期待の「遊水峡」名物の天然ウォーターシュートへ。サイトにて水着に着替えた良太は、浮き輪をもっていざ出陣。サイトの下はすぐに渓流なのだ。なるほど素晴らしい環境だ。今まで見たことない風景かもしれない。水深もところにより深いところありそうだが、いたって足の甲が潜るくらい〜膝くらいまでの水深でまさにキッズサイズだ。おすわりのできる子ならば楽しめるはずだ。水遊びには最高の場と言える。又、ここは案外上流なのにも関わらず水温が高い。もちろん冷たいが、真夏に遊ぶには適温と言える。本日は天候不順もあって、キャンプ泊はうち含めて2組のみ。その他の水遊びビジターもなし。本来だと子供たちでいっぱいになるらしいが今日は良太の貸し切り状態。

今日は残念ながら水量が少ないのか?上手くウォーターシュート!という具合にはいかずお尻をづりながら・・・という感じで流れていく。これでも子供たちには十分楽しいようである。この1枚岩が延々と続く。どうだろうか300Mくらいってのは大げさだろう?と思っていたがそのくらいありそうだ。父子でけっこう楽しんでしまった。足がつかっているだけですごく気持ち良い。設営時の汗もさらーっと引いてくれた。しかし、不覚にも滑るところがあり、息子を注意していた自分の方が滑り落ちることに。ものの見事に転び。足、脇腹、腰を強打。俗に言う打ち身&打撲でかなり痛い。もぉ〜歳だぁ〜悲しい、水の中では身体が思う通りに動かない。

1時間程遊んで、付近の観光と買い出しに出発。車で5分くらいの、遊水峡入り口のところの下城の滝を散策。遊歩道も完備している。その滝の前に、下城の大イチョウ。こちらでは有名なのか観光客がけっこう来ていた。確かにデカイ。これが全国レベルでどうなのか?わからないが熊本県内ではかなりのもんらしい。

買い出しは、道沿いに多くの野菜露天の店があるし、車で10分くらいのところに、スーパーと地元物産館の「ぴらみっと」と道の駅がある。これでたいていのものが事足りる。うちも「ぴらみっと」に立ち寄って、地元小国ジャージーのソフトクリームを食する。また面白いのが、裏に長い滑り台がぽつんとある。何の前触れもなく1つだけ。早速良太は滑っていったが、案の定上がってくるのがたいへんだったようだ。結局、その手前の馬刺屋さんで、熊本の定番?馬刺と馬のたたきを購入。

さぁ〜てディナーつくりスタート!今年もようやく明るい夕暮れ前のディナーの季節がやってきました。はっきり言って夏キャンプは暑い。そんな中でも馬刺と馬たたきは食欲を盛り上げる。う〜ん、美味い。ビールもすすむ。今日は簡単ディナーで終了。何故ならここ遊水峡は蛍の名所でもあるから、夜は蛍狩りに出かけたいのだ。蛍観賞のピーク時間の8〜9時頃にかけて早速下の清流の方まで歩いてみる。以前は乱舞していたようだが、今日は少々寂しい。まぁ〜すでに6月の中旬すぎともあってホントのピークからはかなり過ぎてしまっているから仕方ないのだろうか?だが、眼がなれてくると、対岸や樹の上等に蛍の優しい点滅が見つかり始めた。慣れるといるいる・・・乱舞とはいかなくとも十分満足できるレベルで良かった。5月末から6月初旬が良いらしい。それでも、わざわざテントサイトまで数匹挨拶に来てくれた。スクリーンタープにとまっては、しばし蛍の宴を観賞させてくれた。いろんな意味で素晴らしいキャンプ場だ。良太も大喜びだ。
蛍の宴の後は、これまたメインイベントのお風呂。今晩はどこの温泉にしよう〜?管理人さんに聞いてみると、杖立温泉内の白岩温泉と観音岩温泉を紹介される。前記は毎回お湯を入れ替える家族風呂で清潔さが売りで、後記は24時間営業で風呂数も多く、いろんなタイプの浴槽があるのが売りだそうだ。行ってみると良太の直感で、観音岩温泉に行きたいと言うのでそちらにすることに。なかなか雰囲気があって良さそうだ。全て貸し切りの家族風呂形式になっており、受付で部屋番号の木札もらって入浴する。入り口の提灯から先がずーっと温泉個室が列ぶ。うちは\1000/50分の10番風呂にすることに。ここは檜風呂だ。やはり檜は良い。50分もあればかなりのんびりできる。少しぬる目で長く入るのが良いらしいが、もちろん50分も入ってられない。それでもすっきりした。驚いたのはこの温泉お犬様用の個室があった。我が家にもバカ犬たちがいるが、恐れ入った。サイトに戻ると、いつものように焚火とお酒。但し、今晩は少々暑すぎた。もぉ〜真夏キャンプだ。しばし焚火はお休みにしよう。それにしても今日は暑い。テントに入っても暑くて眠れない。夏はきつい。後日確認したが最高気温37℃以上だったらしい。そりゃ辛かったはずだ。



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