Enjoy OutDoor Life11その2!!

2004年6月 遊水峡キャンプ場(熊本県)
(遊水峡散策と杖立温泉そしてアクシデント!!)

2日目は、台風の予報に反して爽やかな朝だった。設営時の想定どおり木陰に守られ灼熱の夜中からは想像もできないほどである。台風の進路がそれたのか?それともスピードがかなり遅くなったのか?どちらにしろ自分の携帯Jーフォンは圏外になっているため確認のとりようはない。こんな爽やかな朝にも関わらず、良太はいつものように寝坊助だ。寝相も悪いし・・・。7時半頃ようやく起きて来て、朝の定番「チキンラーメン」を食する。これ簡単で良い。

朝食も終わった頃、良太の上着に虫がとまった。「あれっ頭が赤いねぁ〜?」と良太が覗き込んでいたのは、なんと蛍だ。自分も昼間に見るのは初めてだ。しかし、どう見ても間違いなく蛍だ。昨晩、我がサイトで蛍の舞を見せてくれていたやつだろうか?しばしご対面してお別れ。元気良く川の方へ飛んでいきました。35℃はあるだろうというくらいの(37℃だったそうです)灼熱地獄の中、1人での撤収が続く。もぉ〜何度も意識が遠のく。何とか無事撤収終了。木陰といい、サイズといい、たいへん落ち着いて良いサイトでした。11時チェックアウトなのだが、オーナーさんが直接「何時でもいいですから、夕方までどうぞ」と大サービス。すごく嬉しい。ということで、甘えて車置いて再度遊水峡散策へ出発。

ここ遊水峡は、天然ウォーターシュートで有名だが、散策路もたいへんすばらしい。キャンプ場から渓流沿いにオーナーさん手作りの遊歩道が上流へ続く。約350Mのところに「出会いの滝」が現れる。その先は、ここのちょっとした名物?飛び石の階段に47都道府県が彫ってある。ここで中間地点くらいだろうか?先はまだまだ続く。暑くなれば水に浸かって涼をとり、喉が渇けば、至る所に湧き水が出ていて喉を潤すことができる。これまた美味い。なかなか楽しい道のりだ。川面もまぶしい。

キャンプ場より約750Mのところが終点で、そこには突然見事な「カッパ滝」が現れる。写真では遊水峡の素晴らしさ表現できず残念だが、このカッパ滝も写真ではその良さ出せず残念だ。写真よりも全然大きく、迫力あって一見の価値ありである。白糸の滝のすごく落差があるタイプで、ものすごく美しく、水しぶきと共にマイナスイオンの宝庫と言える。いくつもある湧き水の中でも、カッパ滝の岩清水が最も美味く感じた。帰りに少し水遊びして、残念だが遊水峡キャンプ場を後にすることに。ぜひまた来たいものだ。気に入った。次に杖立温泉に行って無料の足湯を経験。けっこう熱いのだけど、となりの水風呂(もちろん足湯)と順々に入れるため、なんかとても気持ち良い。特に川面からの清々しい涼風がなおも心地よくさせる。

自分も実はこういう無料の足湯初体験だったのだが、結構お気に入りになるかも。多くのバイクツーリングのライダーや観光客の方が立ち寄っていることからも人気があるスポットのようだ。リラックスしたところで、いざっ黒川温泉へ向かおうか!と車に戻ったところ・・・なんか変・・・???と思ったら案の定左リアタイヤがパンク!!!がぁ〜ん・・・。がっかり。この灼熱地獄の中。コツコツスペアタイヤへの交換実施。足湯の後で火照っていたため、このアクシデントは堪えた・・・。折角全国的にも有名な黒川温泉に立ち寄ろうかと?思ったが、このパンクのせいで断念。汗びっしょりの中、すぐにでも温泉に入りたいということで、ここ杖立温泉にて入浴することに。地元の人に聞いてみると、有名な元湯があるとのことなので、早速向かうことに。ちなみにここ杖立温泉は川の両岸に温泉宿が列び、GWの端午の節句の際に、この両岸から無数の鯉のぼりをかけることで有名なのだ。無料駐車場から歩いて300Mくらいで、有名な元湯があった。ここは川岸にホント無防備に設けられており無料の混浴。正直「見て下さい!」と言っているようなものだ。何人もの女性温泉ファンが訪れたが、この外見と仕様見て驚き帰っていった。確かにこの雰囲気は少々無理があるだろう。男性だって嫌がる方は多いかもしれない。

我が父子は何ら問題なし。逆にこのようなシチュエーション大歓迎?って感じの2人は、早速、後ずさる女性客を前にたんたんと衣類を脱ぐ。確かに見られ放題だ。対岸からはモロ見え。だって、一枚の簾しか隠してもらえるものがない。でも、このドキドキ感がたまんない?おいおい変態か?という中2人でのんびりとリラックス。シチュエーションはともかく(好きずきだろうが、私は大のお気に入り)このような趣のある?露天風呂は最高だ。臭いもきつすぎず、程よい硫黄の臭いで益々気に入った。しかし、元湯だけあって湯口は熱〜い。

調子に乗った良太は外で踊りまくる。橋の上の観光客のおばちゃんたちに大うけ?だからより乗りまくる・・・。真夏の太陽の下、息子良太の裸踊りは延々と続いた。知らぬ人が見たら、この暑さで頭いっちゃったのでは???と勘違いされるかもと思い、切りのいいところ?でやめさせた。でも、ホント良い湯だった。折角の元湯なんだから、もう少し考えてよ!と言う意見も確かにあるのだろう。でも、おそらくかなり以前から、この湯はこの環境だったのだろうから、自然のままという意味でこれはこれで良いのではないだろうか?男に生まれて良かった!駐車場に戻ると、雰囲気の良い小さな茶店がある。風呂上がり、真夏、川面からの涼風・・・それに茶店の氷ののれんとくれば、どうしても立ち寄らねばならなくなる。最後に2人で山盛りの氷を頂いて帰路についた。エマージェンシータイヤのため、のんびり走行で・・・。


遊水峡キャンプ場 http://www.yado.co.jp/camp/kumamoto/yuusuikyo/
オートフリーキャンプ(電源なし)\3300-(車\1000テント\1000タープ\1000大人\200小人\100) サイト フリー/土草
熊本県北部に位置する遊水峡キャンプ場。大分道「日田IC」より約50分。他にも九州道からのアクセスもある。とりあえずは下城の大銀杏を目指すとよい。丁度この大銀杏のところが遊水峡の入り口となっている。但し、看板はホント小さい。うっかりすると見逃す。但し、アクセスはいろいろあるようで。看板は幾つかあった。しかし、その先の細い坂道も、何度か曲がることになるが、各ポイントの看板も同様なもので見つけにくい。とにかく緑色の看板を目安にゆっくりと行くことだ。サイトは、理想的なひな壇式のオートフリー。13:00チェックインとあるが、早く着いてもOKなので、基本的に早い者勝ちで設営場を選べるので注意したい。木陰も多く、プライベートという意味では最高である。すぐ下が名物のウォーターシュートなのでサンダル&水着は必須だ。但し、私はあまり気にしないが、気にする方には夜間の川の音が少々気になるかもしれない。又、初夏は蛍の歓迎をテントサイトで受けられるのも情緒あって素晴らしい。但し、夜間蛍狩りの一般客が入って来れるので、物音におやっ?とすることもある。できれば侵入禁止にしてもらえると良いのだが。又、直火がOKとのことである。先記したとおり水洗トイレ、炊事場はたいへん綺麗だが数が少ないのが少々気になる。買い出しは車で10分のところにスーパーがあるし、道の駅や物産館「ぴらみっと」もあって便は良い。露地物の売店も道ばたに多い。場内にはシャワーもあるが、付近は温泉天国。15分くらいで杖立温泉があり、その温泉街に家族風呂の日帰り湯の観音岩温泉、白岩温泉等があるのでファミリーにはこちらが良いだろう。他にも山川、奴留湯、岳の湯、山川、はげの湯温泉等々とにかく温泉天国だ。有名な黒川温泉でも30分くらいでいける。但し、夜間のキャンプ場付近の道は迷いやすいので注意が必要である。
とは言え、この遊水峡キャンプ場は、蛍や美しい渓流などの自然、清潔感、オーナーさんの応対などホント好感が持てる。紅葉も美しいとか?すでにリピーターとなること間違いなしである。
満足度★★★

杖立温泉 http://www.tuetate.jp/

観音岩温泉 http://kannoniwaonsen.jp/


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