Enjoy My Camp Life12その2!!

2004年7月 オートキャンプ竜門(大分県)
(いよいよ『竜門の滝の滝滑り』初挑戦!!)

翌朝は清々しい朝を迎えられた。真夏のテントは暑くて寝苦しく辛いものだが、昨晩は極度に暑がりの自分でもまずまずの夜だった。良く眠れた。朝も心地よい風が吹いており、いつものように汗ばむ朝とはほど遠いもので有難かった。しかし、良太だけはいつものように寝坊すけだ。昨晩は絶対カブトムシ探しに行くと言い張っていたが早々に断念である。

朝食とった後は、暑くなる前に急ぎ撤収作業へ。快晴なのでレインフライもテントも、シュラフもホント良く乾く。11時のチェックアウトまでじっくり殻干しだ。その頃良太はじめ子供たちは、早速ミーティング開催?とにかく朝から全開モードで遊びスタートしていたようである。

離れたところにいても良太の声が響きわたっていて、どこにいるか?すぐわかる。途中お兄ちゃんがミヤマクワガタの♀を見つけたようで、再び大騒ぎである。そこから皆で樹の周りや石の周りなど昆虫採集ツアー?良太のいぬ間に着々と撤収作業をすすめ、オリンピックのグランド面もじっくりと甲羅干し。

9時すぎには、かなり暑くなって来たので仲良しキッズチームは早々にプールへ。再び大騒ぎ!とにかくこんなに暑いのに元気である。羨ましい限りである。今回キャンプ場でたまたま出会った子供たちは、随分と気が合うようですでに何年もつき合っているのでは?と思う程の仲良しぶり。これでお別れというのが勿体無い程である。最後の最後まで思いっきり楽しんで、残念ながらチェックアウトの時間が近付いてしまいました。撤収が丁度全部終わったところで良太くん帰ってきました。友達とのお別れはちょっと悲しかったようである。これにてキャンプ場を後にすることに。たいへん良いキャンプ場で来夏また訪れたいものである。

キャンプ場からすぐのところに、いよいよメインイベントの名所『竜門の滝!』。入り口付近の民間の駐車場は300円/日。竜門の滝キャンプ場の中を通るとやや近道である。すると眼の前に突然「竜門の滝」が姿を現した。写真ではわからないかもしれないが、滝壷までの落差もかなりあり素晴らしく美しい滝である。そして美しいだけでなく迫力も満点。滝壺から下に2段の天然のウォータースライダーが、夏の名物となっている滝滑りの場だ。子供ばかりでなく、多くの老若男女たちがすでに挑んでいた。

滝下に到着するや、少々怖がったいた良太くんも早速自分の浮き輪で滝滑り初チャレンジ!ところが浮き輪におしりが落ちて痛〜い!!つるつるの1枚岩盤もさすがに直におしりだと痛い。これでは駄目だと、入り口付近の竜門茶屋にて専用のビーチマットをレンタル(\400)。早速再チャレンジ。痛かったというよりも、やはり恐かったという初チャレンジ。しかし、負けてはいられない果敢に再トライ。写真では、簡単そうに見えるだろうが、これっ結構恐い。滝壺からの1段目は、1番の急坂で40度くらいあるかもしれない。おそらく滑ると言うより落ちるって感じかもしれない。2段目でも結構な角度があって、何しろ水の勢いがあるためにスピードはすごくのるのだ。その証拠に大人たちも大勢挑戦しているが、バランスくずしてひっくり返る人の多いこと。スピードにのって止まれなかったり、頭から落ちてくる人など絶叫が絶えない。それどころか見物人が滑ってひっくり返っているシーンも良く見かけられる。レジャープールのウォータースライダーの手すりがないものを想像して欲しい。結構バランス難しいの想像してもらえるだろう。話はそれるがこの滝滑りは夏の風物詩として有名になっており、プロアマ問わずカメラマンが押し寄せている。今日も望遠のすごいカメラが滝の周辺を囲っているようで、何十本というレンズが滝滑りにチャレンジするキッズらに向けられている。

何度も繰り返し挑戦していると恐さもあっという間に忘れて楽しくなってくるようだ。さすが子供たちは遊びの天才だ。加えてキャンプ場で遊んでいた友達とも遭遇して益々絶好調である。はやる気持ちを何とか説得して昼食に。カレーライス食べながらも、「格好よかった?」だとか「すごいスピードで気持ちいい!」とか滝滑りについての話が続く。昼食後も早速直滑降だ。
とうとう調子にのって、大人でさえ足が震える1段目へ上がって行った。これは流石に危ないので1段目の途中からに我慢するよう説得。この段は水面が白くなっているが、その分流れが全然早いのだ。すごい勢いで一挙に上の段から下の段まで見事滑り降りた。さすがに少々びっくりしたようである。その後も延々と笑顔で滝滑りは続いた。このくらいになると表情は余裕の顔に。流石子供たちは元気で、転んだり、ひっくり返ったりと結構痛い目にもあっているのにホント楽しそうだ。繰り返すがここに行ったことのある方ならおわかりだろうが、写真で見るよりもすごく立派な滝だし、流れも速いし、低学年の子にとってはかなりの恐怖心だったと思う。また来年も来ようね!とすぐに約束させられて、まだまだ遊びたいという中、滝を後にすることに。関東にいれば経験できなかったであろう天然のウォータースライダーを思いっきり満喫したようだ。

ちなみに滝下には滝滑りにはまだ早い子たちが遊べる天然のプールになっている。よって小さな子でも十分遊べる。又、更衣室やトイレもあるので安心だ。面白いことに滝下はキャンプ場でありバーベキューの良い匂いもして腹が減ってくる。何ともオープンなキャンプ場である。借りていたビーチマットは返却すると半額になり、¥200戻ってくる。そのお金を元に待ってました良太くんソフトクリームをゲット。最後にお留守番のママたちにこちらの名物のだご汁うどんを購入。関東でいう山梨のほうとうのようなもんかな?今回のキャンプは予期せぬ雨に苦労しましたが、お友達もいっぱい出来たようだし、滝滑りも恐かったけど楽しめたので来て良かった。夏のファミリーキャンパーに超お勧めキャンプでした。自分もようやくモスのオリンピックの勇姿を拝めたし・・・。子連れキャンパーはぜひ参考にしてもらいたい。お勧めである。


オートキャンプ竜門 http://www5.ocn.ne.jp/~ryumon/
オートキャンプ(電源なし)\3800-(大人\500小人\300含む) サイト 約8x8mくらい。芝&草
大分道「玖珠IC」より約15分。あの有名な竜門の滝から歩いて約10分のところにある。竜門の滝の周辺には数多くのキャンプ場が点在しているが、どこも古く、小さく、手作りと言うイメージが強い。そんな中このオートキャンプ竜門は滝から少し離れるが、1番施設が充実していると思われる。管理棟は倉庫のような感じで決して綺麗とは言えないし、オーナーさんも愛想が良い方ではないが場内の奇麗さを考えるとしっかりとしたオーナーさんだという事が伺える。場内はいかにも手造りという感じが強いが、個人的にはこの雰囲気嫌いではない。綺麗に造成しましたというキャンプ場は少々味気ない。芝や草の状態も悪くなく寝心地も良かった。サイトは適度な広さがあって大き目のタープとテントを十分設営できるが、一部狭いサイトも見受けられたので確認した方が良いかもしれない。夏は子供用のプールがある。そして1番の売りが男女別の露天風呂である。すごく綺麗で湯温、湯量ともに最適であった。何より17〜22時の間無料で入り放題とくるから有難い。シャワー棟もそうだと聞いた。露天風呂は石けんやシャンプーも用意してくれている。多少ピーク時は混むだろうが仕方ない。水洗トイレも綺麗に管理されており女性も問題ないはずだ。強いてあげれば炊事棟の数が少々足らない。混雑はある程度覚悟しておいた方が良いだろう。但し屋根付きなのでこのへんは安心だ。買い出しは車で約10分くらいで街中に行けて、JAやマルショク等のスーパーが何軒かあるので心配ない。レンタル品はあまり充実している感はなかったので必ず確認必要である。どちらにしろ夏のファミリーキャンパーにお勧めである。チェックイン13:00チェックアウト11:00。
満足度★★★★

竜門の滝(九重町ホームページ) http://www.town.kokonoe.oita.jp/


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