Enjoy OutDoor Life13!!

2004年8月 阿蘇いこいの村キャンプ場(熊本県)
(久しぶりのファミリー2泊キャンプ!楽しいはずが・・・結局は「阿蘇 Vs 雨男」!!)

約9か月ぶりの久しぶりファミリーキャンプ。菜優ちゃん真優ちゃんの乳幼児2人を含む5人ファミリーになっての初キャンプは、単身赴任の引っ越しの時よりも荷物が多い程で驚きの一言。悪戦苦闘の末、何とか積載量の少ない我が愛車に押し込み成功。良く納ったものだと自画自賛。本日の野営場は「阿蘇いこいの村キャンプ場」。実は関東にいる頃から、ネットサーフィンでこのキャンプ場を知り、ぜひ1度行ってみたいなぁ〜と思っていたところ。それに九州の丁度ど真ん中のこの阿蘇は、九州アウトドアを語る意味で外せない場所の1つである。夏休みの土曜日それもちょっとゆっくり目の出発にも関わらず、九州道は渋滞なし。真夏の東北道や中央道の50km級の渋滞を当然と思って来ただけに改めて感動ものだ。

自宅をゆっくり12時頃出発し、熊本IC降りて国道57号をひたすら走って自宅より約2時間半で到着。福岡人にとって阿蘇は日帰りコースかもしれない範囲だ。道中ずーっと快晴が続いたのだが、現地阿蘇だけは雨。それも恐ろしい程のスコール。流石雨男!家族の冷たい視線が雨男の自分につき刺さる。どんなに怒られても雨男なのだから仕方ない。阿蘇いこいの村キャンプ場は公共の宿(結構立派だ)に隣接しており、受付もそのホテルのフロントで済ませる。管理棟はホテルからキャンプ場の案内板に従って行くとすぐにあり、いろいろとレンタル品なども揃っているようだ。今日はあいにく某自動車メーカーと某牛乳メーカー(2社ともいろいろと新聞をにぎわせているところ)企画のキャンプイベントが開催されており、予想外の超超満員!あれっまずいなぁ〜?

いこいの村は広大な敷地内(20万平米だってすごい!)オートフリーなので、満員になることなど皆無で予約システムなどもない。それなのに今日に限ってすごい人。テントはるスペースがなぁ〜い!・・とのこと。親切な管理人さんが一生懸命カートで場内走り回って探してくれた結果、特別にじゃぶじゃぶ池先のスペースをあけてくれることに。本来であれば、だだっ広い森と芝の中で木陰を楽しんで・・・という感じだったが仕方がない。とりあえず管理人さんがたいへん良い人だったので我慢しよう。とは言え、ここでは決して良い環境ではないはずなのだが他のキャンプ場と比べれば全然広いし奇麗だし文句などまるでないレベルだ。あくまでもここだから悔やまれるだけで、それほど素晴らしいキャンプ場なのである。とにかく雰囲気が最高である。激しい雨が上がるの待ってランブリ5とモスのヘリックスを設営。
決してランブリ5だけでも無理ではないのだが、真夏なので5人で寝るとちょっと暑苦しいかな?ということと菜優&真優ちゃんの遊び場にもいいかな?と思いとりあえず自分ソロ用ヘリックスを用意。このヘリックスはたいへん面白いテントで人気も高い。全面メッシュでたった1本のポールが螺旋(品名のヘリックスというのはこの意味)状に立ち上がるユニークテントだ。会わせてソロ用タープも設営すれば立派な子供部屋の完成。ちょうど生後5か月になった真優ちゃんも初めてのアウトドアにご機嫌。真冬以外であれば4〜5ヶ月でも全く問題はない。

ここいこいの村はキャンプ場の環境だけが自慢ではない。その広大な敷地はファミリーキャンパーの要求を十二分に満たすようにできている。それもすごく自然の形のままでである。まずは管理棟からすぐのところに「ふれあい牧場」があり、自由に入ることができる。動物園にあるふれあい広場的な施設と同等レベルで、その中にロバや子馬、山羊などが放牧されており人にもたいへん慣れていて安心だ。木馬などもありちょっとした遊び場も兼ねている。動物大好きの菜優ちゃんはこの施設がお気に入り。動物たちを追いかけまわして大騒ぎ。近くの有料のファミリー牧場などに行く必要まるでなしである。

子供たちの遊びの施設はふれあい広場だけではない。森の斜面をうまく利用し広いアスレチック、長〜い滑り台、そして草スキー&草そり広場等々ちょっとした有料施設なみだ。ちなみに右写真の草スキー場、滑り台そこから右側の森全体が全て大人が見ても楽しそうなアスレチックになっており、これが右側にすーっと続いておりそのまま斜面を上がって行くと真ん中の写真のピラミッドや池に続く。もう〜至る所から子供たちの楽しそうな笑い声が聞こえてくる。ホントこの園内だけで十分1日遊べる充実ぶりである。

アスレチックはまだまだ繋がっていて、もっと右に斜面をあがっていくと2つ目のターザンロープなどがある。かなり充実アスレチック施設なのが分かってもらえると思う。ちなみに自分もトライしたが途中で息が上がってしまい、子供たちの応援にまわるはめに。とにかく大人にはしんどいが子供たちには最高なのは間違いない。もちろん我が長男の良太くんも大ハッスル。あっという間に友達つくって皆で大騒ぎだ。特に池の筏は子供たちに大人気で順番待ちに・・・。結局はこの筏のロープを何往復も引っ張らされるはめに。けっこう疲れた。

お兄ちゃんについてアスレチックをトライするもさすがに1歳の菜優ちゃんには無理なようで置いてかれてしまう。すると当然泣きじゃくる。どうしてもお兄ちゃんたちの集団が気になって仕方ないらしい。しかしそんな時も安心だ。ふれあい広場の先に池があってそこに人気者のアヒルたちがいる。このアヒルたちは人にたいへん慣れていてすごく可愛い。菜優ちゃんもこのアヒルたちのところなら、いつまでもいる程気に入ってしまったらしくご機嫌だ。又、いつでも腹をすかしているアヒルたち、パンの耳など餌を与えるのが菜優ちゃんの1番の楽しみだったようである。とにかく暇さえあれば、アヒルと馬に行く!と手を引っ張る。

この日は設営時のスコールに泣かされたり設営場所確保に時間がかかったりと少々ハプニングあったが、子供たちが思いきり遊べたようでとりあえず良かった。それにしても阿蘇はやはり山間部だけあって天候が目まぐるしくかわり悩まされる。(特に今夏は天候不順とのことだ)晴れたと思ったらいきなりゴロゴロ雷鳴って、突然大雨。これの繰り返しである。車で約5分のスーパーに買い出しに行ってから今回は珍しく食事の前にお風呂へ。雨の設営で身体が冷えきってしまった。暑いどころか?20℃ちょっとと快適な夜だ。お風呂は隣接のホテルにあり大人500円、小学生300円で入れる。広くて綺麗で立派なお風呂だった。強いて言えば21時までの受付なので、宿泊者と同様に23時まで入浴できれば最高なのだが・・・。お風呂でさっぱりした後は遅い夕食。今宵のディナーは美味しいチーズフォンデュ!これは子供たちも大好きだし、準備楽だし最高だ。寝苦しさも全くなく夏にしては珍しい快適な夜を過ごすことに。わんぱく&おてんばたちの寝相の悪さに悩まされた家内の姿を見ると、やはりソロテントは正解であったようだ。明日はいよいよ阿蘇の大自然だ!



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