Enjoy My Camp Life13その2!!

2004年8月 阿蘇いこいの村キャンプ場(熊本県)
(人気観光エリア「阿蘇」の大自然満喫!!でも・・・恐れ入った?すごい雨!)

2日目の朝は阿蘇名物?朝霧の中目覚める。なんとも幻想的な朝である。家内の言う通り昨晩と今朝では子供たちの位置どりがまるで違う。すごい運動量?だ。朝食の時間になると素晴らしい天気になり、最高の阿蘇観光日和になった。又奇麗な芝のせいだろうか?いこいの村はとても緑が美しく感じて特に気持ちが良い。

ちなみに当キャンプ場の設備をいつものように紹介すると、広大なキャンプ場内に何か所か水洗トイレ棟があり、炊事棟はこのような流しがポツンポツンと点在している。我がサイトの近辺には屋根付き流しはなかったが、いくつか屋根付きの炊事棟がある。珍しく超満員の状態だが数が足らないとは感じなかった。しかし、サイト場所によってはかなり遠くなるところがあるのは仕方がない。朝食はトラメジーノホットサンドでチーズやウインナーを適当にはさんだホットサンド。晴れていると何を食べても旨い!

場内の遊戯施設で少し遊ばせてやってから、早速阿蘇観光に出発!個人的にここ阿蘇の雰囲気こそ九州の雄大なイメージにぴったりで、ゆっくりのんびり見て回るには最高に思う。キャンプ場から早速上り坂が続きあっという間に阿蘇外輪山を望める高さまでいける。もう少しで上りきるぞというところで、これも名物の馬たちの横断に遭遇。ちなみに阿蘇では車より牛馬優先なのである。良太くんもこういったシチュエーションは初体験。早速車から降りて馬たちに挨拶だ。動物好きの菜優ちゃんがおそらく1番喜ぶはずなのだが、残念ながら車内で熟睡中。ホント残念。

まわりに観光客いっぱいいたのに、何故か馬さんたちは良太に興味津々。しばらく見つめあう。こうなると流石に良太くん馬の大きさに圧倒されタジタジ・・・情けない。ここからの風景はすばらしく草千里や阿蘇五岳、お椀を引っくり返した形の米塚などが一望できる。キャンプ場から20分くらいで草千里ケ浜に到着。ここの駐車場が有料なのに少々ご機嫌斜めになった。普通とらんだろ!お土産店の前だぞ!とは言えやはり草千里は雄大でのんびりしており、ここだけ時間がゆっくり進むような感じがしてすごく好きだ。かなり前、若い頃に来ているはずなのだが不思議と全く記憶にない。もちろん当時若い頃はここの良さが全く理解できなかったような気がするが・・・。

早速子供たちの眼にとまったのが馬たちの姿。草千里名物の乗馬である。当然1番反応した菜優ちゃんは残念ながら危ないのでここはママと良太で乗ることに。2人乗りの引き馬約5分間コースで\1800はかなり高くないだろうか?もう少し安ければ菜優ちゃんも乗せてあげたのに・・・。とりあえず良太はご機嫌だ。やはりこの雰囲気は嫌いではないのだろう。草千里の乗馬は全国的に有名だけに、こんなに高いのにたいへんな人気だ。馬は休みたいようでゴール地点に帰りたがらないものも見られた。う〜ん馬の気持ちも良くわかる。

ママと良太が乗馬で楽しんでいる頃、自分の判断がたいへんな間違いだったことに気づく。菜優ちゃんが怒った。当然自分も乗れるのだろうとご機嫌だったものが、自分抜きで出発していってしまったので驚いて泣きながら後追って行く。相当ショックだったようだ。このへんの性格は家内ゆずりだろうか?執念で追い続ける。いざ乗れば絶対に高くて怖がるのに、どうしてもまたがってみたかったようである。ちょっと可愛そうだったかな?ところが草千里の先に赤牛の姿を見つけると、とたんに興味は馬から赤牛へ。機嫌がなおるのも早い。早速元気良く走りはじめた。

赤牛はたいへん大人しいのが多く(中にはかなり気が強くご機嫌ななめのやつもいたが)子供たちが近付いても全然平気であった。これには菜優ちゃんご機嫌。ただ寝て動かない赤牛でなく、歩いている牛の後を追うのが好きなだけに見ている方はハラハラドキドキであった。又、至るところに牛たちの落とし物があるために眼がはなせない。とりあえず草千里はのんびりと満喫できた。ちなみに中写真に見える噴煙が阿蘇岳の火口からの噴煙である。相当な噴煙の量だったので心配したが、やはり予想どおりガス発生による火口観光禁止となっていた。最近はちょっと活発らしい。残念ながら自然相手なので仕方ない断念である。
阿蘇火口観光を断念し、南下することに。お次は有名な「白川水源」へ。阿蘇は奇麗な水、つまり湧き水で有名なのだ。その中でもこの白川水源は1番の人気スポットで全国的にも有名なところだ。駐車場から10分程歩く。その遊歩道も雰囲気があってたいへん宜しい。ここに来ると皆ペットボトルなどを手にしている。もちろんこの清水を持ち帰るためだ。良太くんもペットボトルを手に大張り切りである。水源前には環境維持のために100円/人支払う料金所がある。う〜ん、自然のものなのにお金支払うのはちょっとなぁ〜?と思いながらもここまで来たので仕方なくお支払い。その先には水汲み場がありすごい人だかりだ。早速良太くんマイペットボトルに湧き水を汲む。ちゃんと汲むための柄杓と上戸が用意されておりさすが有料施設である。金とってるんだから当たり前だが・・・。菜優ちゃんも皆のを見て楽しそうに水遊び?ちょっと水を口にしてみる・・・美味い。すごく美味い!これ冗談ではなくホント美味いのだ。ちょっと感動ものだ。
良太くんご苦労様でした。帰って焼酎の水割が楽しみだ・・・。水汲み場の先には、独特の雰囲気漂う水源がある。この透き通るすばらしく奇麗な水を見て下さい。写真で見てもその透明度がわかるはずです。実際はホント言葉を失う美しさです。水底をのぞくとものすごい量の湧いているのが眼にすることができる。毎分60トンだそうだ。「火の国」熊本とは良く言うが、実際には「水の都」なのである。感動だ。気温はたいへん高いが、ここの清涼感ですごく気持ち良くなった。もちろんここは環境庁の日本名水百選に指定されている。
どうせならばと、ここの名水自慢にちなんだ昼食を・・・と白川水源でお昼をとることに。皆悩んだ結果、パパは名水ソーメン名水豆腐(ホントこういう名前だったのだ)、ママがざるそば、良太がこれも名物の田楽だんご。予想通りソーメンは美味かった。菜優ちゃんも美味しかったようで身を乗り出してガンガン食べられた。特に名水豆腐は絶品だった!これは美味い。お通しで小さいのが出たのだがちょっと口にしただけで追加発注となった程だ。訪れた方はぜひご賞味して頂きたいものだ。お腹いっぱいになったところで、白川水源を後にすることに。続いてこれまた湧き水で有名な高森湧水トンネル公園へ。

こちらは同じ湧き水でも少々面白いいきさつがあって有名な観光地となっている。実は鉄道用のトンネル工事をしていたところ水源にあたり湧き水が出たため、工事中止となりそれがそのまま観光用トンネル公園となったのだ。駐車場から500Mくらい歩くとそのトンネル入り口に到着する。ここが公園入り口だ。大人\300小学生\100。それにしてもここは季節感のないところだ。入り口には七夕の飾りが堂々と飾られている。すでに1か月も経過しているのに・・・。トンネル内は右側通行になっており中はたいへん涼しく気持ち良い。1km弱ほど歩くことになると思うが、トンネル内にはずーっとイルミネーションや七夕の飾りが延々とされており奇麗だ。

最奥部にはいよいよ水源がある。その前にここの名物「ウォーターパール」がある。実はここは注目の的である。これ美しいだけでなく非常に面白い。水玉が重力に逆らって上下に、それもいろいろなテンポ、リズム、間隔で落ちたり上がったり・・っと実に幻想的で不思議だ。どうも見た眼の錯覚とかでなく、実際に超音波かなにかで作り上げているらしい。ぜひ実際に見てもらいたいものだ(言葉ではなかなか上手く伝えられません。ホント不思議で綺麗です)。その先から凄い量の水が湧き出ている。ここでならんで一口湧き水を口にした。やはり美味い。そして冷たい。なかなか面白いスポットであった。ところがである出口に戻ってくると外は凄い雨!ホント台風なみにすごい雨である。その上恐ろしい程の雷!その雷鳴に良太たちもうビビってしまってたいへんだ。久しぶりに空いっぱいに横断する凄まじい稲妻を見た。しばらくトンネル内に缶詰になった後、少し雨脚が弱まったところで思いきってトンネルを出ることに。これが間違いであった。その後すぐにいきなり稲妻とともに再びスコール。途中の露天店のおばあちゃんの好意でお店に緊急避難。ものすごい雨が1時間以上続く。もぉ〜皆びしょ濡れである。もうやけくそで車を取りに行って無事全員帰路へ。もう〜ずぶ濡れで酷い状態だ。心配なのは子供たちの風邪とサイトの状態だ。かなりの雨だ大丈夫だろうか?(但しほぼ絶望的なのは覚悟していたが)

40分くらいでサイトに戻ったが、案の定こちらもすごい雨だったようでモロ横殴り状態。タープなど何の役にもたたない状況だ。つまり全てずぶ濡れ。ファミリー一同落胆・・・。かなり悲劇的な惨状である。何とか食事の準備を始められるようになった頃はまわりは真っ暗になっていた。う〜んホント悲しい。とりあえず今晩も先に入浴すませてのんびりディナーに決定。それにしても濡れた炭に火がつかず苦労しました。悪戦苦闘の末何とか無事ダッチオーブンも可能に。結局は遅くなりましたが美味しく肉塊が煮上がりました。美味〜い!又、近所のスーパーで買った馬刺セット(赤身やたてがみなど数種類のセット)も美味かった。エアコンが効いているような好環境で(雨のおかげで虫もほとんど気にならない)美味しくディナーいただきのんびりとお酒いただき就寝。


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最終日は阿蘇BOYとウォンバットだ!

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