Enjoy OutDoor Life16!!

2004年11月 山鳥の森オートキャンプ場(熊本県)
(寒〜いかな?楽しいぞ、冬キャンプだ!焚火&温泉三昧!)

今年も早いもので11月最終週に。本来であれば1年で1番のベストシーズンである秋キャンプを堪能しているはずであったが、今年は少々仕事が忙しく歯がゆい思いをして来た。そんな中、久しぶり父子キャンプへ!11月末ともなると残念ながら秋キャンプとは言えず立派な冬キャンプである。「九州って暖かいのでは?」と単純に信じて来た自分がバカであった。大きな勘違いであった。ある低度は覚悟していったが後に管理人さんに聞いた本日の予想最低気温は0℃!!!「う〜ん、本格的な厳寒の冬キャンプじゃないかぁ〜。」と心配する父をよそに息子良太は「雪が見たい!」と脳天気。それなりの準備をしたので昼過ぎとかなりのんびりと出発。熊本と大分の県境付近の、全国的にも人気の黒川温泉の隣とでも言うのか?白川温泉にある「山鳥の森オートキャンプ場」へ。道路には小さな看板しかないので要注意。そしてこの入り口が突然の急カーブ&急坂、細道・・・。大型車はかなり厳しいルートです。

我が愛車ALFA156の底を何度かすりながら無事キャンプ場の入り口へ到着。そこから再度細い道下ると管理棟前に出てくる。管理棟にはたいへん親切なオーナーさんがいらっしゃって歓迎してくれます。この暖かい雰囲気は特筆ものです。不思議なものでこの最初のオーナーさんとのコンタクトでそのキャンプ場の好き嫌いが何となく決まってきてしまうという方多いのではないでしょうか?という意味ではここ山鳥の森キャンプ場は大好きになる予感大というくらい、ファーストコンタクトでオーナーさんのお人柄がわかるような感じでした。管理棟には充実したレンタルグッズにくわえ、燃料からカップラーメンまでスペースは狭いですが必要最低限のものは用意されています。

本日は「どちらでもお好きなところへどうぞ」とのことだったので、オートサイトのNo7&8を占領することに。オーナーさんより風向きや日の当たり方など細かいアドバイスいただき感謝です。すでに15時を過ぎていたので急いで設営開始。急がないと日が暮れる。まずはモスのタイタンGT設営。あれっ???スクリーンタープがない?それどころかタープ忘れてる??不覚にもタープを完全に忘れてしまいました。よりによって冷たい風吹く冬キャンプでスクリーンタープ忘れるとは・・・。霜&氷地獄は避けたいので仕方なく\2000にてOGAWAのヘキサタープを借りることに。急ぎ極力低姿勢でヘキサ設営。低く設営する分若干だが寒さ対策になる。あっと言う間に日が暮れて、う〜ん、寒くなって来た。とりあえず設営完了。お次は焚火とディナーの準備だ。

寒い時期は、焚火にあたりながら暖かいものをフーフーしながら頂く。これで決まりでしょう。又簡単と言うこともあって定番のチリビーンズにパスタをくわえてチリスープスパゲティもどきのようなものに決定。我が家のチリビーンズは毎回微妙にアレンジが違う。というか?あるものを使うので毎回雰囲気が変わってくる。こういった大胆さに耐えうるからこの料理が好きだ。食材を準備すると焚火でダッチオーブン使うのは息子良太の仕事だ。今回は焚火の火熾しもはじめだけ自分がやって後は彼ががんばった。案外上手くなってきたものだ。ひき肉やタマネギの焼き具合なども随分とうるさくなってきた。ここはおまかせ。支度が終わると後はしばらく火にかけておくだけ。その間にこのキャンプ場の売りでもある温泉「山せみの湯」へ。寒くなってきたので温泉楽しみだ。

今日のキャンパーは全部で6〜7組くらい。あとバンガローに3組くらいなので計10組程がこの糞寒い中訪れているようだ。結構な数である。自分も含めホント皆好きなんだなぁ〜と感心した。運良く自慢のお風呂は貸し切り状態だぁ。なるほど人気になるだけあって立派である。内湯&広い露天風呂があり、くわえて家族風呂も隣接する。特にこの露天風呂はう〜ん最高!臭いも良いし、適温。気持ち良〜い。これが無料で翌朝の8時半まで入り放題ってのはホント嬉しい。この温泉目当てのキャンパーはそれは多いだろうと痛感した。但し、石鹸&シャンプー等は持参する必要がある。思う存分暖まってすっきりしたぁ〜。

サイトに戻るとダッチオーブンの中がグツグツと美味しそうに出来上がっていた。早速ディナータイムである。気温はかなり下がって来ているはずだが、不思議と温泉のおかげであろう身体はしばらくポカポカが続き、寒さが苦にならない。何せ気温5℃くらいかな?もっと低いかな?そんな中でもビールが美味いのだ。温泉ってやはり偉い!肝腎のチリビーンズスパも美味しく出来上がっており父子充実のディナータイムである。それにしても焚火の炎見ながらの食事はやはり良い。この暖かさ、炎の音・・・等々スクリーンタープの中では味わえないものであった。忘れてラッキー?とまではいかないが満天の星空の下で焚火ディナー悪くない。元より今回ツーバーナー持って来なかったのはこのシチュエーションを楽しみにして来たからである。

今宵のメニューは一品のみ。焚火で暖をとりながらゆっくりといただいた。ホント美味かった。焚火キャンプのためにわざわざ寒い中好き好んでアウトドア楽しんでいるのだ。夏キャンプでは決して味わえない醍醐味である。食事が終わる頃一段と寒さがまして来た。おそらく2℃くらいにはなってきたのではなかろうか?まわりはすべて凍って来た。テントも白くバリバリと凍えた。タープやアイスボックスまでも真っ白に固まっている。テーブルなどあっという間に一面氷だ。いよいよ冬キャンプスタートという感じである。1枚上着を追加。それにしても周りのサイトはダウンジャケット羽織って完璧な冬支度の方ばかりであるが、我が家のみこの環境下かなりの軽装。父子そろっての暑がりでこういう時には役立つ。それにしても「このあたりは九州の北海道と言われていますから」とオーナーさんが口にされていたが、耳慣れないフレーズだったのでイマイチピント来なかった。なるほどこの時間になって少し理解できてきた。

厳しい寒さには、やはりアルコールが1番。良太には悪いが父はどんどんエネルギー補充。本来であればしばし焚火の前でアルコールタイムといきたいところであったが、往きの車の中で良太と約束してしまったカードゲームをしなくてはならない。テントに戻り、息子が持って来た懐かしいカードゲームの「水道管ゲーム」スタート!シェラフの上なのでカードがぐちゃぐちゃになりながら悪戦苦闘。それでもかなりの良い勝負となり1勝1敗で終了。久しぶりにゲームで燃えられた。TVゲームは苦手だし、良太には決して勝てないがこの手のものはまだ良い勝負ができる。負けず嫌いの父子である。



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(冬キャンプ続く!)

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