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2005年10月 九重自然観(大分県)
(秋の高原で2泊3日ファミリーキャンプ!)
秋の行楽シーズンもピークを迎える体育の日の3連休。我が家は九州を代表する避暑地である大分県の九重へ2泊3日のファミリーキャンプ。福岡より九州道〜大分道を快調に走って約1時間ちょっとで「九重IC」到着。ここより本来ならば紅葉で有名な九酔渓を通過していくコースが最短なのだが、先の台風の影響で通行止め。迂回路の四季彩ロードを南下。注意してみると周りは通行止めばかり。いやぁ〜台風の影響って大きいものだ。それでもこの3連休で渋滞らしい渋滞もなく順調に飯田高原へ到着

やまなみハイウェイのJA飯田高原ドライブインから少し南に行ったところを左折すると今回の野営地である「九重自然観」へ到着する。途中案内板らしきものは何もない。何も調べていかなかった我が家は当然迷子へ・・・。小さくても良いから1つくらい案内板あっても良いのでは?結局やまなみハイウェイにある「オートキャンプふらっと」の看板を目安にすれば良いようだ。ふらっとのほぼ隣奥が自然観であった。受付は自然観の食事処ですませる。残念ながら天候は雨。それもすごい九重名物の濃霧。寒い。最悪。冷たい小雨の中震えながら何とか設営完了。

いやぁ〜濃霧は全てを包み込んで真っ白に・・・子供たちには相当受けていたが、雨と違って傘さしていても濡れてしまってホント寒い。とりあえずはスクリーンタープの中へ避難。寒くて動けない・・・。そんな中、早速良太くんがママの指示で今晩のメインディッシュのナン作りスタート!調合はママがやってくれたのでこねるのが良太くんのお仕事。う〜ん疲れたと弱音も少々出たががんばって無事ナン生地作成完了。この状態でしばし寝かせる。美味しくできたかなぁ?

ナンを寝かせている間、小雨も降り続いているので少し外出することに。ここ九重自然観は2つも期待を裏切ってくれた。1つ目が紹介本やネット情報で温泉があると聞いていたのだが宿泊施設ができたせいか?温泉利用はNG。これはすご〜く残念。2つ目が受付に薪の販売がな〜い。こういったオフシーズンこそ雰囲気の良い九重自然観にはベストシーズン!その分夜冷え込むため焚火は必須のような気がするのだが?聞くと近辺には薪の販売はないとのこと。結局、近くの泉水キャンプ場にて薪を恵んでもらうことに。優しい泉水ACのスタッフの方ありがとうございました。帰りに途中ママが気になっていたケーキ屋さんでシフォンケーキ購入。サイトに戻るとなんとか雨が上がり我が家のキッズたち出動。良太くんは早速お隣の同級生のツインズとお友達になってディスクでEnjoy!

小雨があがったとはいえグランドはびちょびちょ。キッズたちの靴もぐちゃぐちゃ。足元が冷えてたまらないようだ。早速ディナーの準備と言うよりは暖をとるために炭火準備。う〜ん暖かい!ここ九重は夏は避暑地としてたいへん人気エリアなのだが1年を通じて風が強いことでも知られている。本日は強風とまではいかないが、結構な横風が吹いてきた。これが濡れた身体にこたえる。スクリーンタープのスパイダーを持ってきて良かった。サイドをクローズしてランタンに灯をつけるとホント暖かくてGoodだ。早速、良太くんが自らつくったナン完成のために焼きの作業に入る。

本来ナンはダッチオーブンで焼き上げたかったが、九重IC近くのスーパーで美味しそうなホタテとサザエを見つけてしまったので急遽炭火をそれらにとられてしまったのでナンはバーナーで焼き上げ!ホタテ&サザエも美味しい臭いをただよわせてくれる。美味そうぉ〜!ナンを焼き上げた良太くんが今度は炭火焼き当番に。大活躍です。

美味しいホタテ&サザエ、そして良太くんのナンとママのカレーで美味しそうなディナー完成!みんなでいただきまぁ〜す!いつも食べるカレーライスとは違いカレー&ナンもキッズたちには大人気。菜優ちゃんも美味しい!とお気に入りのようだ。何はともあれカレーと言うのはアウトドア料理の本命である。どんな状況でもキッズたちにはOKのようである。ナンもホント美味しくできてひと安心だ。

もちろん作った当の本人の良太くんも大満足のようです。ナンにカレーをたっぷりつけてパクッ!美味い!もちろんホタテちゃんとサザエちゃんも最高でした。但しサザエちゃんの1部が厄介。小さいサイズのサザエちゃんの身を取り出せない。今回楊枝や串系のものを持っていくの忘れてしまい掻き出すものがなく大苦戦。イライラ格闘した末にようやくゲット。あぁ〜イラついた。デザートにはJA飯田高原で購入した牧場の飲むヨーグルト。本来のヨーグルトをグニャグニャにしたようなものだが、濃厚でキッズたちには高評価。皆口のまわり真っ白にして良い笑顔です。でもこれ少し高〜いのがママには微妙な評価?食後は早速焚火タイム!やはり暖をとるには焚火が最高です。暖か〜い。ようやく焚火キャンプのシーズンがやってきました。

上記しましたが楽しみにしてきた九重自然観の温泉が入れないということで、仕方なく車で出発。と言ってもここ九重は九重九湯と言われる温泉メッカであってどこに行こうか?迷うほど温泉はある。我が家は迷わず筌の口温泉へ!実は筌の口温泉は1度行ってみたかった名湯なのだ。川端康成が大のお気に入りだったようで、この地を訪れ後に九重を舞台とした小説を書き上げたそうです。筌の口温泉の共同浴場は嬉しいことに24時間営業で、箱に\200入れるだけというホントシンプルなものである。但し、その泉質はすばらしい。お湯は絵の具を落としたようなモロ赤茶で非常に鉄分が多いようで、入った瞬間錆のような臭いがする程だ。スベスベでホッカホカ。最高である。ホント個性豊かなすばらしい温泉でした。サイトに戻っても身体が火照っています。さすが名湯。車で約10分です。

良い温泉に巡り会えると皆ご機嫌です。何かすごく得したような気になってしまうのは我が家だけでしょうか?ママたちは早速楽しみにしていた夕方購入したシフォンケーキをご賞味。人気の数量限定のオレンジシフォンケーキは期待通り美味しかったようでご機嫌です。
再び焚火タイムスタートです。焚火を囲みはじめるといよいよ最高のキャンプシーズン到来を感じさせてくれます。そうこうしている間に我が家のわんぱく&おてんばキッズたちがテントで撃沈。お休みタイムです。今宵は3シーズンシュラフには最適温度なので心地よく眠れることでしょう。ようやく10時過ぎにパパの焚火&アルコールタイムです。パチパチと燃える焚火の炎と音を楽しみながらのアルコールはホント幸せです。いやぁ〜ぐっすりと眠れそうです。
2日目の朝は晴天最高です。心地よい朝日で眼がさめました。初日はあいにくの小雨&濃霧でここ九重自然観のすばらしさをお伝えする余裕がありませんでしたが、九重久住エリアでは少ない池のあるオートフリーキャンプ場で、そのロケーションはたいへん素晴らしいものがあります。池側にサイトをとれればホント最高です。池ばかりでなく、九重連山や涌蓋山などの眺望も抜群でホントこのロケーションには特筆するものがあります。その分、施設はたいへんシンプルで炊事&トイレ棟が1つあるだけです。炊事設備が室内にあるのはオフシーズンには良いことかもしれませんし、水洗トイレもたいへん綺麗で洋式なのでキッズたちも大歓迎です。
心地よい朝日のせいでしょうか?いつもよりやや早めに皆起床してきました。今朝は比較的暖かい朝かもしれません。ホント気持ち良いです。とりあえず焚火を準備しましたが必要なかったかもしれません。しかしキッズたちの靴がグチャグチャなのでガスヒーターで乾燥させるのがたいへんなようです。でも、この晴天は天気予報どおりでホント嬉しいですね。気持ち良いです。


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