Enjoy Camp Life26!!

2006年7月 久住山荘南登山口キャンプ場(大分県)
(九州梅雨明け!九州を代表する久住高原でさわやかキャンプ!)

今年の九州地方の梅雨はホント大雨で各地でたいへんなことになっておりました。そんな記録的な梅雨もようやく開けて、一気に灼熱の真夏がなってきました。夏休み早々、30℃を軽く超える猛暑から脱出するために、九州の屋根とも言われる久住高原へさわやかな高原キャンプへ出発!九州はホント良い。快晴の夏休みの週末にも関わらず渋滞なしで高速道路を快走。九州道、大分道と走って「九重IC」へ約1時間ちょっと。ここから四季彩ロードを南下し九州を代表する高原エリアの九重、飯田高原エリアへ。道沿いには牧場が広がり、美味しそうな・・・いやっいやっこう言うと娘たちに怒られてしまう。立派な豊後牛たちが放牧されている高原風景を眺めながら気分よく快走!

しかし、九州に来た当初はこのエリアの呼び方が難しくて悩んだものだ。何せ九重(ここのえ)、久住(くじゅう)、飯田(はんだ)だもんね。飯田高原はともかく、同じ呼び方が出来る地名(それもどちらも九州を代表する観光エリア)が並んでちゃわかりにくいよね・・・。やまなみハイウェイの牧の戸峠にある城山展望所からの眺めは素晴らしい。眼下には広〜い瀬の本高原が広がり、その正面に雄々しい阿蘇山が一望できる。まさにこれぞっ!九州を代表するパノラマの1つだ。ここに来るとホント空と大地が広〜く感じる。下に見える赤い屋根の三愛レストハウスを左折して久住方面へ。くじゅう花公園の先の「久住山荘南登山口」の看板が目印だ。福岡を10時半頃出発し13時半頃ようやく到着。

本日の野営地は人気の「久住山荘南登山口キャンプ場」だ。ここはたいへん歴史があるキャンプ場で、昨今のオートキャンプブーム以前から営業されていた元祖ワイルドキャンプ場とのことだ。最近は時代の流れとともに随分と綺麗になってきたが、どこか昔の雰囲気を残したところが人気でアウトドアのメッカの久住を代表するキャンプ場の1つとなっている。よって、一応区画はあるのだが広さなどもマチマチだし、傾斜等もかなり自然の状態で残されていて、初心者だと結構レイアウト悩んでしまうかも?真っ平らというサイトを期待しているキャンパーにはお奨めできない。

日差しは厳しいが、さすが高原、さわやかだし何より久住名物の風がこの日ばかりはホント心地よい。久しぶりのさわやか設営?・・・と思ったがやはり気持ちだけでは汗は止まらない。でもこのキャンプ場は傾斜がいろいろあるのはBad!だが、松の木陰は非常にGood!ホントこの木陰はたまらなく爽やかだ。ハンモックで昼寝したぁ〜いって感じ。とりあえずなるべく平坦な場所探して設営作業に。実は本日はスノーピークのスクリーンタープ「リビングシェル」のデビューだ。誘惑に負けてとうとう購入してしまった。気に入っていたコールマンのスパイダーリミテッドよりひとまわり大きくて最適サイズだ。テントはヘキサ下にレインフライを張らずにモスの「オリンピック」と「デルトイド」の2張り。

前記したとおり、久住は風の名所。こういう環境下、タープの下にフライなしで設営するとホントMossの素晴らしさを感じられる。何よりオリンピック&デルトイドともに開放感という意味では最高のテントたちと言える。寝転んでみるとまさに涼風が吹き抜けていく・・・あぁ〜涼しい。5人ファミリーで1つのテントはどうも暑苦しいが、このセットだと全てが解決だ。面倒だが我が家のスタイルにあっている。今晩は良く眠れそうだ。

こんな環境だ、我が家のキッズたちがじーっとしていられる訳がない。早速行動開始。まずは、定番?シャボン玉。日頃炎天下で遊んでいるため、この木陰は最高のようだ。高原の風に乗って、シャボン玉が気持ちよく飛んで行く。キッズたちもご機嫌のようだ。キャンプの時は思いっきり外遊び楽しんでもらいたい。手伝いよりも思いっきり汗かいてきなさい!

ようやく設営終了。真夏キャンプにしては楽に済んだ方だ。やはり高原キャンプは良いものだ。流石800〜900m級の高原!!設営完了後、まずは新品のリビングシェルを確認。思ったより設営は楽だね、大きいのでもう少し面倒かな?と思ったがこれなら1人で設営あっという間だ。但し、どうもポールの組み合わせが硬くて苦慮。なんか偉く力が必要だった、各パーツがなじんで来たらスムーズになってくるのかな?とりあえずリビングシェルの中からのんびり休憩。このキャンプ場からの眺望は売りの1つだ。涼風とこの眺望・・・たまらないね。最高だ。眠くなってきた。少しテントで昼寝へ。オリンピックからの眺望も素晴らしいだろうな・・・?期待して覗くと、あれっ松の木が邪魔だぁ〜。あぁ〜残念。ここまで考えてなかったぁ〜。

少しのんびりしたところで、ここ久住山荘南登山口キャンプ場の隠れた人気スポット?というよりは久住でも結構有名な黒胡麻ソフトクリームのお店「カントリーカフェいずみや」へ。ここはキャンプ場入り口にある路地店です。休日なんかは多くの人が並んでいる程の人気です。早速その人気の黒胡麻ソフトクリームに挑戦!どうだろう?う〜ん、甘いの苦手な自分でもこれならいける。でも、今日は暑いからソフトクリームはすぐにドロドロ。美味しいけどもう少し固めにつくってくれるともっと良かったのに・・・。ちなみにキャンプ場入り口はこのお店が目印になりますね。17時までは結構な賑わいなのですぐわかります。う〜ん、美味かった!

ここで場内の施設を簡単にご紹介!管理棟は久住山荘の看板曲がってすぐにあります。管理人さんは、いかにも人の良さそうなおじいちゃん&おばあちゃん。人は良いけど、やや対応がスローペースなので時間帯によってチェックインに並んでいる方がいるかも?キャンプに必要な最低限のものは販売およびレンタルでまかなえそう。お菓子屋やとうもろこし(これがすごく美味そうなもぎたて)などの販売もしています。ちなみにサイトは早いもの順。トイレ棟は、綺麗だし障害用が洋式なので我が家の小さいキッズでも問題なく使用できるし、夜間は扉がしっかりと閉まっているので虫の侵入が少なくて快適だ。但し、サイトからかなり遠〜い。管理棟前を通って山荘の看板を超えたところにある。深夜ジュースの自販機の灯が煌煌としているので管理棟前の通過は良いが、サイトからは懐中電灯がないとキツイし、小学生以下は夜1人でトイレにはいけないかも?又、炊事棟というより洗い場はいかにもワイルドキャンプ場。灯なし、屋根なし。場所も遠く他人のサイトの裏にあるので気を使うし、低いので腰にくる・・・まぁ〜トイレ&炊事がここの最大の問題点かな?ワイルド系嫌いにはやや難かも?

美味しいソフトクリーム食べ終えてサイトに戻ると、キッズたち今度は虫網持ち出して虫採りへ。この頃から他のサイトも続々と到着してきて(ハイシーズンの週末でもバンガロー客が数組、キャンパーは10組いないくらいで正直ガラガラ状態)、各キッズたち合流。ちょっと前までならば、どこかのお兄ちゃんたちの後を追いかけていた良太くんも、最近は1番年上というケースが増えてきた。今回もお兄ちゃんと呼ばれて満更な様子。リーダー気取りで虫採り隊長だ。パパが捕獲したヤブキリ虫(キリギリスの大型番。)は獰猛で噛み付かれてパパ驚き!でも、最近はキリギリスやクツワムシなんか見なくなったねぇ〜。そういう自分もキリギリス系がこんなに獰猛だとは忘れておりました。結構痛かったです。虫カゴの中でトンボも食べてたもんねぇ。
それにしても、高原で遊んでいると思わず身体が踊りたくなる〜って気分が良くわかる。爽やかなのはホント良いことだ。うちのキッズたちも思いっきり遊べてかなりEnjoyできたようです。明るいですがすでに17時過ぎ。そろそろ夕食の準備にとりかかろう!夕食の時間近づくと我が家のわんぱく&おてんば達も自然とお手伝いモードに入る。この点は偉い!まず炭火の準備だぁ。いつものようにチャコスタをセット。備長炭でも20分もあれば出来上がり。これは毎回思うが便利グッズだ。炭火の団扇は菜優ちゃんにまかせて良太くんはママとお料理にトライ!
今宵のディナーのメニューは、「スタッフドチキン」と「タコス」。まずはママがスタッフドチキンの準備。要は鶏の丸焼きね。2kgの鶏1羽(ちょっと大きかったけど、このサイズしかなかった)の中にニンニク入れて、冷凍ピラフ入れて、もちろん美味しそうな鶏ちゃんに味付けしっかりしてオリーブオイルでお化粧してと、ママが一生懸命下ごしらえ。良太兄ちゃんはタコスのトルティーヤの生地つくり。一生懸命こねてこねて・・・こねまくります。がんばれっ!
炭火の番は菜優ちゃん。団扇がんばってくれました。いい感じにできあがったので早速ダッチオーブンのぶんぶくを温めて下準備。いつ鶏ちゃんが来ても良いようにぶんぶくセッティングOK!あとはママの指示待ち。鶏の丸焼きは実は初挑戦。ぶんぶく24ではややサイズ的にきつそうでチャレンジしなかったが、ぎりぎり収まりそう。もっと早くやれば良かった。実は、個人的には最もアウトドア料理って感じるのがこのスタッフドチキン。ぜひやってみたかったのだ。菜優真優シスターズは応援団です。お兄ちゃんがんばれっ!

「疲れたぁ〜」と何度か泣きも入りそうな感じでしたが、一生懸命トルティーヤつくりにトライの良太くん。ナンなども良くつくるが、確かにこの生地こねるのは楽しい作業ではない。少なくとも始めは楽しいのだが、単調で面倒で思ったより時間かかるのですぐ飽きてしまう。流石、父のDNAを継続するだけに何度も「まだぁ〜?まだぁ〜?」と根負けしそうな良太くん・・・その気持ちよくわかるががんばれっ!ようやくいい感じになってきました。「耳たぶくらいの硬さってどのくらい〜?」と最後は投げやり?でも無事生地つくり完了。ご苦労様でした。しばし寝かせましょう。それまでキッズたちは休憩。

ママのスタッフドチキンもいよいよダッチオーブンの中へ。う〜ん、24インチのダッチオーブンではいっぱいいっぱい。ジャガイモとトウモロコシをちょっと焦げちゃうだろうけど強引に入れていよいよ蓋を閉じます。下は弱火、上を強火でいざっスタート!早速、すご〜く美味しそうな鶏の臭いがあたりにほんのりと漂い始めてくる。美味そう〜!みんな、この臭いをかいじゃうと否が応でも期待しちゃう。あぁ〜楽しみ!!

後は、じーっと我慢するだけ。再び、お友達たちがうちのサイトに遊びにやってきました。当然のように我が家のキッズたちもお遊び再スタート。ゲームなどなくても皆ホント楽しそう。やはり子供たちはこうでないと。ここ久住山荘南登山口キャンプ場は、たいへん綺麗な芝がずーっと続いていて、とりあえずキッズたちは汚れずに助かる。又、多少派手に転んでも怪我の心配ないので安心。但し、真ん中のコンクリの道路だけは場内の車が走ってくるので注意必要。本来は、キャンプ場入り口から入れる「ふれあい牧場」に行ってあげると、ヤギやうさぎなどの牧場があり、キッズたちは楽しめたであろう。でも、今日は流石に高原でも木陰から出るとかなりキツイ。キッズたちには申し訳ないが体力的に躊躇してしまった。ホントごめんなさい・・・アスレチックやふれあい牧場があるのでぜひファミリーキャンパーは覗いてみると良いと思います。


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(高原キャンプは続く!!)

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