Enjoy Camp Life33!!

国の特別天然記念物「山東の蛍」の群舞!
2007年6月 グリーンパーク山東(滋賀県)
(国の特別天然記念物のゲンジ蛍の群舞を求めて、蛍キャンプ雨中決行!)

梅雨入り前の楽しみと言えば、蛍キャンプだ。蛍の幻想的な舞いは1年に1度は見ておきたいものだ。福岡にいる頃は、車でちょっと郊外へ走れば身近に自然生息している蛍の舞いを見れたものだが、ここ名古屋ではそうはいかないようだ。いろいろ調べると、岐阜はじめ周辺エリアで蛍の名所があるとのこと。そんな中、滋賀県米原市の「グリーンパーク山東」は国の天然記念物にもなっている山東のゲンジ蛍の群舞が見れる上に、キャンプ場も併設されている。蛍キャンプに最高だ!早速2週間前に予約成功。ところがこの蛍キャンプと言うのは、すごく難しい。何故なら蛍シーズン=梅雨のはしりで、キャンパー泣かせなのだ。ところが、運良く天気予報はずーっと晴れ。ラッキーと喜んだのも束の間・・・2〜3日前から雨に修正される。さすが雨男だ。

当日の朝、予報通り雨。それもかなり激しい雨。これはキャンセルだなぁ〜と子供たちに話すと「いやだぁ〜絶対に行く!」と即答だったので、とりあえず行ってみよう!と諦めきれず出発。名神高速を関ヶ原IC目指し走るが、途中弱まるどころか前が見えない程のスコール状態。「こんな激しい雨の名神高速の上、はたしてキャンプ目指して走っている車が何台いるだろうか?」真剣に考えてしまった。とりあえず関ヶ原ICで降り、琵琶湖方面目指し自宅から約1時間で伊吹山の麓の「グリーンパーク山東」へ到着。雨は引き続き降り続いている。受付で、1度キャンセルするも蛍に未練が残り何となく待ち状態。

実は、グリーンパーク山東は蛍だけでなく、すごく充実した施設が売りで、特にファミリーキャンパーには申し分ないキャンプ場なのだ。小雨降る中場内散歩開始。良太くんがすごく楽しみにしていた「アスレサーキット」は日本フィールドアスレチック協会公認の20ポイントのアスレチックでキッズたちには大人気らしい(左写真)。続いて菜優&真優ちゃんが期待していた「ドラゴンスライダー」(1段上の右写真))。約100mのローラー滑り台でキッズたちの笑い声が絶えないらしい。もちろん本日は、雨のため誰もいない。予定では今頃、これらでガンガンに遊んでいるはずだったが・・・悲しい。帰ろうとしばし走ったところで、雲が切れ始めた。悩んだ結果、結局引き返して雨キャンプ決行へ!!

管理棟は隣接する三島池ゴルフガーデンのグラブハウスが兼務する。キャンプの合間にショートゴルフというのも楽しいかも?受付時に各サイトの駐車場のチェーンの鍵を受け取る。この鍵には、電源ボックスの鍵と水道の蛇口の取っ手もついている。中々上手くできたシステムだ。サイトも芝で10x10m以上の十二分な広さがある。その上テーブル&ベンチも用意されている。申し分ない。ところが本日は昨夜からの激しい雨の後だけに、芝サイトは田んぼ状態・・・まるで水をたっぷり含んだスポンジの上を歩いているようだ。お隣のサイトは完璧に水没。う〜ん、どう設営しようか?久しぶりに設営悩みました。結局、悩んでも状況に変化はないのでランブリPROの防水力を信じるしかない。

水浸しの上にランブリ5PRO、スクリーンタープのスパイダーリミテッドを設営。それにしても驚かされたのは他のサイトも同様にうまり始めたことだ。こんな日にキャンプやろう!なんて我が家だけだろうと思っていたが、なんの勇敢なキャンパーが多いことにこちらも不思議と嬉しくなってきた。たいしたもんだねぇ〜。自分含めてこういったキャンプ馬鹿たちは嫌いじゃない。我が家のキッズたちも、折角の遊具施設で遊べないので、仕方なくテント内で大騒ぎ。ランブリの底がホント心配で仕方なかったが、もう遅い。キッズ+雨vsランブリ・・・負けるなランブリ!

このキャンプ場はサイトが1列に並んでおり、我が家のNo8の小区画の他に、グループキャンプに丁度良い中&大区画もある。大区画など150平米は軽く超える程の広さがあり、駐車スペースも2台分ある。場内の駐車場は広いので、3グループ以上のキャンプも1区画で余裕でこなせる。グループキャンプにはホントお勧めだ。ショートゴルフにテニスコート等あるのでいろいろな楽しみ方ができて面白い。真ん中にトイレ棟があり、男女水洗トイレには残念ながら洋式トイレがないのだが、障害者用が洋式なのでキッズたちはここを使用させてもらった。前記した通り、各サイトには水道と電源がある。問題点は、流しの鉄板蓋の重量。これがホント重い。ちょっと力を使う。動かせない人いるんじゃないかなぁ〜?それほど重いです。管理棟には最低限のレンタル品はありそうだが期待はあまりできない。販売品も同様。

伊吹山の姿は中々お目に出来ないが、空は少し明るくなってきた。そうなると、元気なキッズたちがテントから出てきて大騒ぎ。どんな環境でもキッズたちはいろいろと遊べるものだ。さすがだ。気を使って設営したからか、暑くもないのにヘトヘト。しかし、本日は設営開始が16時過ぎからだったため、休む暇なく夕食の準備スタート。実は、今回はかみさんがテディベアのコンベンション出店のため東京へ行っているので不在、よって楽しい?父子キャンプなのだ。こういう時はダッチオーブンで豪快鍋だ。まずは、備長炭の火おこし。その間、ダッチオーブンも温めて準備はOK!

ホントは、大鍋が欲しいところだが我が家は全てダッチオーブンで兼用。せめて木蓋買おうかな?焚火台だけだと、鍋料理は火加減が難しいが、三脚スタンドがあると俄然楽になる。様子を見ながらじっくりコツコツ煮込む!とりあえず何の鍋というよりは、喰いたいものを豪快に入れじっくり煮込み鍋だ。不思議とダッチオーブンだと良〜いだしがでて美味いのだ。

自分で言うのもなんだが、美味しくできあがった。早速いただきまぁ〜す!スクリーンタープを用意したけど、心地よい風が気持ちよいので付属のテーブルセットで夕食スタート。嬉しいことにキッズたちにも特製鍋の評価Good!美味いと言ってくれると案外嬉しいですよね。

ところが、陽が落ちてはじめてくると急に寒くなってきた。キッズたちにはジャンバー用意。暖かくなったところで、改めて乾杯!!それにしても、とりあえず雨があがっての外飯ができてひと安心だ。やはりキャンプの夕食はわいわい大騒ぎできて楽しい!もし、晴れていれば夕日に真っ赤に染まった伊吹山を拝めたはずだ。なかなかの眺望だろう。

オートサイト区画は1列に並んでいて、No1~9までのサイト前は広〜いふれあい広場になっているので開放感抜群で気分良い。ところが、No10~18特に14~18は駐車場が眼の前で落ち着きがない。折角のキャンプも眼の前が駐車場では雲泥の差だ。その上、今日は蛍狩りツアーの観光バスがガンガンやってくる(21時まで)その後の車の出入りも蛍シーズンだけは開放されるようだし、夜店なんかもでちゃって、のんびりキャンプなんて気分にはなれないシチュエーションだ。断然No1~9がお勧めだ。

ある程度鍋を食べ終えたところで、うどん投入。ところがここで、再びキッズたちが寒いと大騒ぎ。気温というよりは、昼間の雨の影響だろうか?どうも服や特に足下が濡れていて寒く感じる。それならば、今更スクリーンタープの中へ移動ではなく、鍋を囲んでうどんを頂くことに。
ベンチを移動させ、早速鍋を囲むと炭火の遠赤外線が暖か〜い。焚火や炭火の温もりってホント心地よい。実は、個人的にこのスタイルが1番好きだ。雰囲気も1番アウトドアしているように感じる。うどんも美味しいし、再び夕食盛り上がります。
実に楽しい夕食でした。久しぶりに水場があるサイトを利用したが、不便さを楽しむのがキャンプのはずだが、実際には凄く便利で良い。鍋料理は荒いものが少なくて良い。後片付けが終わると、楽しみにしていたお風呂!場内にある鴨池荘の入浴施設が大人400円小人300円で利用できる。内風呂も綺麗だし、露天風呂も立派ですごく良い。温泉ではないようだが、軟水をつかって美肌効果の湯だそうで人気の湯だそうだ。確かに天然温泉とは比較にならないが、キャンプの夜の露天風呂は格別だ。サウナもあってのんびりできた。ドライヤーも当然ながら常備されているので便利で良い。


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