Enjoy Camp Life34!!

2007年5月 大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場(三重県)
(初めての三重となれば・・・まずは「お伊勢参り」へ!)

いよいよ2007年も夏休み突入。夏休み最初のキャンプは三重県の大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場に決定だ。本来は7月の海の日の3連休に予約してあったが、雨男本虜発揮という感じで台風直撃。翌週へ延期したものの、再び大雨でキャンセル。結局約1ヶ月後にようやく決行となった。はじめての三重県、ファミリーみんな期待大だ。三重県ってけっこう地味なイメージだが、観光&グルメともに他県をしのぐレベルで東海エリア随一と言える。早速、東名阪道〜伊勢道を快走。約2時間で伊勢へ到着。三重県と言えば、何はともあれ、まずは「お伊勢参り」だ。皆さんご存知の約2000年の歴史を誇る「伊勢神宮」は外宮、内宮を中心に125の宮社から成り、皇室の祖先とされる総氏神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られている聖域だ。

正式な称号を「神宮」とする神聖なる伊勢神宮だが、昔より「お伊勢さん」と親しまれて「一生に一度はお伊勢さん」っと国内旅行のはじまりとも言われた「お伊勢参り」がはやったそうで、江戸時代には「おかげ参り」が庶民の間で流行したんだそうです。我が家も初めてのお伊勢参りへ。神宮に続く旧参宮街道は「おはらい町通り」と言われ、歴史ある町並みが未だに残されていて雰囲気が素晴らしく、伊勢観光の名所となっている。本来は、外宮〜内宮の順で参拝するのだが、時間の関係で内宮のみの参拝。外宮は次回だ。ところが、おはらい町通り散策している間に、軟弱ファミリーの我が家は、誘惑に負けて参拝前に早めのランチをとることに。お伊勢さんご免なさい。

おはらい町通りに沿った一角に江戸時代の町並みを再現した観光名所の「おかげ横丁」があり、そこのうどん専門店「ふくすけ」へ。お伊勢さんと言えば名物の「伊勢うどん」だ。でもやはり人気店だけに超満員・・・ちょっと待っただけで運良くテーブル席ゲット!ラッキー!!早速、ママと菜優真優ちゃんが名物の「冷やし伊勢うどん」(中写真)。パパがふくすけでしか食せない名物の「志摩うどん」(左写真)。そして良太くんが「カレー伊勢うどん」。すごい人なのでしばらく待たされましたが、やってきました「志摩うどん」。志摩うどんは青海苔を練り込んだ細麺で、とろみのついたダシが特長で海藻たっぷりで美味い!みんなの伊勢うどんも登場してきました!

さぁ〜て初めての伊勢うどんどうかなぁ〜?噂通り、歯ごたえのない極太麺・・・讃岐うどんファンが食べたらなんだこれっ!と思うかもしれない程だ。どちらかと言うと、太さは違うが博多うどんに似ているかもしれない。どちらも箸で強く掴むとすぐに切れてしまう。煮過ぎて表面がボロボロしているような感じがしてしまう程特長ある麺だ。もう1つの特長が、たまり醤油だ。伊勢うどんは冷&温うどんともに、濃厚で甘めのたまり醤油で頂く。う〜ん、甘〜い。これだけだと、美味いのぁ〜?と思われるかもしれないが実は、意外に悪くもない。さすが名物だ。自宅で食べて美味いのかは不明ですが・・・。

キッズたちには好評価。やわい麺なので噛み切り易いのか、甘めの味付けが良いのか?とりあえず美味しいようだ。但し、この麺がカレーうどんに適しているかはやや疑問だ。当の本人の良太くんが美味しいというから良いのだろうが・・・。とりあえず名物の伊勢うどん美味しく頂けました。では、順番は随分おかしくなりましたが伊勢参りへ!

皇室の祖先の天照大神を御祀りする我が国で最も尊いお宮ということもあって、何となく尊厳な雰囲気が漂ってくる。宇治橋前の鳥居をくぐって、五十鈴川に架けられた神宮の表玄関となる宇治橋へ。もちろん宇治橋は右側通行。う〜ん、今日も猛暑日暑〜い。続く一の鳥居前の手水舎に立ち寄り。

二の鳥居を進むと、樹齢何百年なのだろうか?杉の大木が続く。その分、木陰が気持ちよい。日射しがきつく、この杉の木立を抜けることが嫌になってしまう。伊勢神宮の内宮は結構広い。ようやく1番奥の御正宮下に到着。益々神聖な空気が漂ってくる。御正宮は、四重の垣根に囲まれており撮影もできない。唯一神明造という古代の様式を伝えている。まさしく太古の趣通りで改まってしまう。

多くの参拝者とともに、二礼二拍手一礼で参拝だ。無事御正宮参拝終了。撮影できなかったのが残念だが、この社殿はまさしく日本書記の時代そのものだ。鎌倉、江戸時代というレベルと歴史が違う!まさしく聖域という感じだ。御正宮のすぐ横には(現在は左となり)、「式年遷宮」のためのスペースが空いている。式年遷宮をご存知だろうか?正殿はじめ諸殿舎、御装束、神宝等すべての社殿を古式にならって立て直し、神々を新しい社殿に20年毎に移すことを目的とする神事だ。次回は平成25年(第62回)の式年遷宮で内宮、外宮共に西隣の更地を遷宮予定地としている。何でこんな広い敷地余らせているのだとうか?と思っていたのでこれで良くシステムわかりました。6年後には今更地の方に新たな正宮が建てられるんですねぇ〜。

とにかく歴史がすごいですよね。20年毎の遷宮が次回が62回目。20x62=1240年。おいおい1200年以上続いている神事かよぉ〜。ホントすごいわ。御正宮の奥には「荒祭宮」がある。荒祭宮は天照大御神を祀る別宮だ。こちらも正宮に負けずに古式な正殿で趣き抜群。途中の階段に「踏まぬ石」がある。これはどう見たら見えるのかわからんが、「天」という字に見えるそうで、天から降って来たとされていて踏んではいけないとされている。塩も盛られているので何か違う?と気づくもんだと思うが、良太くんやっちゃいました。踏まぬ石見事ヒット!知らなかったということで勘弁してやって下さい。神様ぁ〜ごめんなさい。

荒祭宮のお詣り済ませて、一連の伊勢参拝終了です。ぐるーっと廻って約40分くらいかかったかなぁ〜暑い中、伊勢神宮広いなぁ〜。神楽殿から大きな鯉が泳ぐ池の前通って再び宇治橋へ戻って来ました。こんなに暑い日でも参宮客はいっぱいだ。いっそ五十鈴川でひと泳ぎしたいくらいだ。内宮参拝後は、楽しみにしていた「おはら町通り」「おかげ横丁」散策だ!
まずは、おはらい町の人気キャラクターの「お多福さん」の看板が目立つ「岩戸屋」。お多福さんのお多福まんじゅうは定番とのこと。他にもおみやげものがいっぱい。くみ紐やさんや伊勢木綿、伊勢宇治茶、神代餅、人気のまる天等々全部をのぞいていたら1日じゃ足りない程だ。あまりの暑さにキッズたち美味しいアイスをゲット。
途中伊勢では人気の鮮魚店の「鈴木水産」直営のお寿司屋さん発見!実は伊勢参りの後鈴木水産に立ち寄ろうと思っていたので手間が省けて大喜び。案の定、生け簀にいるよいるよ・・・美味しそうなアワビちゃんたち!先週の越前福井旅行でもアワビ刺いただいたが、ここ三重の夏の食材の代表格だ!志摩の海と言えば、冬の伊勢エビ、夏のアワビだ。もちろんゲットだ!金額はグラムによる時価だ。でも美味そう!他にも活きサザエ、活き大アサリもゲット。今宵の夕食が楽しみだ!続いて「おかげ横丁」へ。
人気観光スポットの「おかげ横丁」はまさに江戸時代の庶民のおかげ参りが再現されている。雰囲気も抜群で、駄菓子屋などもあるのでキッズたちも大騒ぎだ。良太くん早速大好きな射的を発見。もちろん「やりたぁ〜い!」と大騒ぎ。見ていると中々当たっても落ちないようで、皆さん大苦戦中。絶対駄目だよ〜と言っても全く聞かない。仕方なしに1回だけという約束で射的トライ!
ところが、見事お菓子を落として大喜び!なるほど経験の問題かな?上手いもんだ。大人たちが全然だめな中のヒットに良太くん超ご機嫌!からんからんの鐘の音付きだ。お菓子程度で鐘だもん、よほど落ちないんだね。しかし、おかげ横丁中々楽しいところだ。菜優&真優ちゃんは、可愛いふぐの紙風船ゲット。あとでキャンプ場で遊ぼう!


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