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2008年6月 グリーンパーク山東(滋賀県)
(今年も来ました蛍狩り父子キャンプ!)

今年も鬱陶しい梅雨シーズンに入りましたねぇ〜。アウトドア派には歯がゆい梅雨ですが、そんな中訪れる蛍シーズン。福岡在住時は、市街地から車でちょっと走れば当たり前のように蛍狩りが楽しめて良かったもんだ。それほど身近に自然を感じることができたのだが、さすがに名古屋となると難しい。毎年見ているものを見ないというのは、何となく心寂しいものだ。我が家のキッズもやはり蛍を見たがる。あのもの寂しげな蛍の灯は何となくキッズたちの心にも残るようだ。梅雨シーズン真っただ中にも関わらず降水確率0%の週末がやってきた!早速、昨年も訪れた滋賀県の米原市のグリーンパーク山東へ出発!

一宮ICから名神高速を快走し、約20分で関ヶ原ICに到着。ここから一般道で琵琶湖方面へ走るとあっという間に岐阜県から滋賀県へ入る。その手前、滋賀県との県境の関ヶ原町と言えば、この地名を知らない方は皆無と言える程歴史的に有名な場所だ。説明の必要はないだろうが、1600年10月21日、徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が天下分け目の雌雄を決した場である。一般道走ると「関ヶ原古戦場」の標識が至る所に出てくる。まさに歴史がそのまま残されている。チェックインには少し早いので、しばし関ヶ原散策へ。まずは、西軍の実質的な大将とも言える「石田三成の笹尾山の陣地跡」へ。

歴史とは面白いもので、関ヶ原の合戦は遠い遠い昔話のように思えるものだが、たった400年前の話なのだ。平均年齢70歳の現代人の尺度で考えれば、たった6回生き返るだけでたどり着ける時間なのだ。408年前、この笹尾山山頂から太閤秀吉の恩に報いるため石田三成が、向かいの桃配山の家康軍と対峙していたのだろう(ちなみにその距離たったの2.8km)。何も知らないキッズたちも、この仰々しい防護柵を見て何となく異様な雰囲気を感じているようだ。

東軍7万5千、西軍10万、合わせて17万を超える兵力が集結したここ関ヶ原。単純に広〜い平原を勝手に想像していたが、ものすごく狭い盆地だったことに驚かせれる。向かいに見える小さな小山が徳川家康の本陣のある桃配山だ。まさしく対峙という感じで、この間の狭い盆地に17万の兵士が生死を駆けて闘ったのだ。その真ん中に「決戦地」の古戦場碑がある。今では、田んぼのど真ん中にポツンとあるが、日本の歴史を決定づけた地なのだ。

決戦地の石碑の前で良太くん万歳!何か勘違いしてな〜い?さすが関ヶ原、サイクリングやマイカーで史跡めぐりをしている方の多いこと。歴史ファンにはたまらない地ですねぇ〜。続いて、勝者の徳川家康の陣地へ。「徳川家康の最初陣跡」は、家康が最初に本陣をおいた桃配山にある。歴史家によれば、開戦時の陣形だけを見れば鶴翼の陣形の西軍がかなり有利で、ここに居座った家康には不安点も多かったはず。歴史ってホント紙一重だ。開戦後しばし互角もしくは東軍不利の状態だったものの、午後には有名な小早川秀秋の裏切りから始まった寝返り連鎖により、西軍敗走となったわけだ。

JR関ヶ原駅近くの「東首塚」へ。これも詳しく説明する必要はないと思うが、関ケ原合戦後、敗れた西軍の武将の首を床几場で首実検をし、その後東西2ヶ所に埋葬したのが首塚です。そしてその前の井戸が首洗いの井戸である。詳しく説明してやると「うぇ〜気持ち悪い!」と叫ぶ良太くん。確かに生々しく何となく気味悪いところだ。そしてその先約300mに「徳川家康最後陣地跡」がある。ここは首実検された場所で、丁寧な説明絵があり、生首がいくつも描かれているのでキッズたち仰天。

決戦の夜、ここで勝利の美酒でも味わったのでしょうねぇ〜!豊臣時代から徳川時代へ・・・この時、この地から徳川300年の幕が開けられたんですね。他にも東西問わず有名な武将の陣地跡が残っているので自転車でまわったりすると楽しいかもしれません。個人的には歴史は大好きなので楽しい小1時間でした。関ヶ原に興味のある方は現在の史跡MAP開戦時の布陣図はなどこちらからどうぞ。関ヶ原からは車で約20分で伊吹山の麓にあるグリーンパーク山東へ到着。三島池ゴルフガーデンのクラブハウスがキャンプ場の受付及び管理棟となる。

昨年は雨に悩まされ、到着時はオートサイトはどこも完璧に水没状態で散々なスタートでしたが、今年は快晴。文句のつけようのないアウトドア日和。ずばり最高です。本日はオートサイトの小区画。小区画と言ってもかなり広く(我が家のNo13は狭い方だが)10x10m以上は余裕にある。綺麗な芝も心地よい。1年通じても天気予報で降水確率0%の晴れ太鼓判の週末というのはありそうでそうないものだ。夏だって通り雨がある。こうなると持ち出したくなるのがMossテントだ。Mossファンの方が見ればオートサイトでMossかよ?っと指摘されてしまうかもしれませんが、しまい込んでいるよりはマシでしょう。やはりテントなんて使ってやってなんぼですもんね。

そこで本日は、スターゲイザーとデルトイド、そして美しいアウトフィッターウイングの3点セットで設営。う〜ん、何度見てもアウトフィッターウイングの美しさには惚れ惚れしてしまう。でもアウトフィッターウイングが設営できるんだから、ここのサイトは十二分に広い!通常のオートサイトだと中々張り切れないのだが、嬉しい。

かみさんが、いろいろあって東京へ行っているので、今回は1年ぶりの父子キャンプだ。父子キャンプと言っても親父1人とキッズ3人だから結構ハードだ。昨年も訪れているので、良く知ったもので到着するや、キッズ3人大ハリキリで遊びに出発・・・期待などしていないが予想通り1人設営。もう〜慣れたものだ。ところが不思議なもので、設営が完了するとほぼ同時にキッズたち戻ってくる。これっいつもの事だ。ホント不思議だ。
しかし、この時期は雨さえなければホント心地よい。気温も最高気温22℃前後と爽やかで素晴らしい。アウトフィッターウイングの広い影の下でのんびりするには最高の日だ。キッズたちは3人で仲良く縦横無尽に遊びまわり、父は親父らしくビール1缶あけてお昼寝・・・実はほろ酔い気分で外昼寝はご想像の通り至福の時だ。あぁ〜気持ちよい。
我が家のキッズたちは、幸せなお昼寝を楽しませてくれるほど良い子ではない。なかば強引に叩き起こされて、早速昨年雨のため遊べなかった場内の施設につきあわされる。まずは、ここの売りの1つでもある長〜いロ−ラースライダーの「ドラゴンスライダー」だ。長い滑り台と言えば、当然ながら長い階段を上がっていかなければならない。これがしんどい。上にあがると、ちょっとした公園並みの遊具施設があってまずはキッズたちここでEnjoy!
長いトンネル等連続する遊具をクリアすると、てっぺんに到着。ここから滑り台を降りるとようやくドラゴンスライダーの降り口にたどり着ける。キッズたちに聞くと中々面白いようだ。そして長〜いドラゴンスライダーをGoだ!1番下の入り口のところに専用のマットが借りられるようになっていて、これを敷いて滑るとお尻も痛くないし、ご機嫌なスピードで下ってくる事ができる。画像では、特に長く感じないかもしれないがこれがホント長い。上の方でぐるんと螺旋状に2回程まわって、かなり下がって再び螺旋状にまわってラストがまた長いストレート。
笑顔とともに滑り降りてくるご機嫌のキッズたち!みんな良い笑顔している。

キッズたちの雄叫びが至る所から聞こえてくる。汗びっしょりになって何度も何度も飽きずに、長い階段を駆け上がっては笑顔で滑り落ちてくる。何でこんなに楽しいのか?もう枯れた親父には理解不可能なレベルだ。最近TVゲームとかで思いっきり身体を動かす機会がめっきり減ったキッズ生活。キャンプの日くらい真っ黒になって思う存分遊ぶのも悪くない。汗びっしょりになるまで遊んで、満足顔でサイトへ。さぁ〜買い出しだ。


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