Enjoy Camp Life42!!

2008年7月 信州四徳温泉キャンプ場(長野県)
(静かな温泉キャンプ場で避暑キャンプ!)

今年の梅雨明けは遅いですねぇ〜。こんなに暑い(というか暑過ぎ!)のに未だ梅雨明けず。それどころか35℃近くの猛暑日続きでホントきつい。そんな中、キッズたちは梅雨明け待てずに楽しい夏休みに突入。こうなるとじーっとはしていられない。夏休み初日の海の日を含む3連休は抜群の好天予報。良太兄ちゃんは子供会のキャンプへお友達たちと参加しているので、珍しくファミリー4人でキャンプへ出発。暑いところは駄目・・・1年ぶりに中央道を走り目指すは中央アルプスだぁ!一宮ICから名神高速〜中央道と約1時間半快走し駒ヶ根ICへ。中央アルプスの最高峰木曽駒ヶ岳の麓の駒ヶ根市へ到着。

ちょっと遠回りだが駒ヶ根へ立ち寄ったのには訳がある。ここには全国的にも名の知られるご当地グルメ「駒ヶ根のソースカツ丼」があるからだ。長野県といえば、軽井沢、蓼科、白樺湖、美ヶ原、諏訪、安曇野、上高地に黒部、野沢、白馬&志賀等のスキーエリア等々今までに大抵の観光地は訪れているつもりだったが、岡谷より西は全く未踏の地だった。昨年南木曽へキャンプに行って以来1年ぶりに長野入り。噂は耳にしていてもこの駒ヶ根ソースカツ丼中々訪れるチャンスがなく今回初賞味。楽しみだ。

ソースカツ丼といえば、福井や前橋、桐生、会津若松等々いろいろあるが、発祥のルーツは早稲田大前の「ヨーロッパ軒」の初代高畠氏(福井はここがルーツかな)と早大生の中西氏考案の2説をはじめ諸説いろいろあることでも有名で、ここ駒ヶ根にも発祥の地と名乗る店があるとのことだ。こういった名物の発祥説はホント複雑で面白い。48軒あると言われている中から、我が家が訪れたのは今や駒ヶ根ソースカツ丼と言えばここと言われる程の人気店「明治亭」だ。「笑っていいとも」で紹介されたり、第2回ご当地グルメの祭典B-1グランプリで第8位、NHKのうまいもの名鑑に選ばれたことでも有名な店だ。12時過ぎに到着したが予想通り行列・・・待ち時間には著名人のサインや記事など展示されているのでしばし時間つぶし。運良く15分程で座敷へ。早速名物のソースカツ丼を注文!

いよいよソースカツ丼が出てまいりました。おいおい、丼の蓋が閉まらず浮いてるよ。すごいボリューム。じゃ〜ん、これが駒ヶ根ソースカツ丼です。ホント立派なカツだ。駒ヶ根ソースカツ丼の規定は「ソースかつ丼の肉は豚肉のロースを基本とし、120グラム以上とすること。ソースはソースかつ丼会で作ったものを最低基準とし、これに工夫することが望ましい。かつを揚げる油については油脂は自由としても良いが、揚げかすは必ず取り汚れた油では揚げない。かつを揚げてソースを潜らせる時、ソースも温めておき、揚げたてのかつをそのままソースに潜らせて切って飯に載せても、切ってからソースに潜らせて飯の上に載せても自由とする・・・・」等々他にも細かい決まりが設定されている。なるほど美味い!

女性陣には1杯食べきるの結構きついかも?というくらいのボリュームだ。カツの下にはこれでもかっとキャベツがこんもり盛ってある。そしてソースカツ丼の命とも言えるソースがすごく美味くお土産に持って帰りたいほどだ(でも高くて我慢となりました)。なるほど大満足の味でした。個人的には福井ソースカツ丼の方が好みだが(ボリュームがすごいのでしつこくなっちゃうんだよね)、ガツンと食べたい時にはこちらに軍配があがる。店先には、有名なB−1グランプリにも出向いたソースカツ丼号。久留米で開催される第3回B−1GPにも参加されるのかな?がんばってもらいたい。

駒ヶ根市街のAコープで買い物をすました後は、四徳温泉目指して山道へ。おいおい、細い道だとは聞いていたが延々とどうだろう30分ほど山道を走るとようやく四徳温泉キャンプ場入り口へ到着。この道昼は良いが夜は真っ暗で苦労しそうだ。文字通り何もない山の中の寂しいキャンプ場だ。こういった雰囲気のキャンプ場は久しぶりでわくわくだ。やはりキャンプは公園のようなところよりも、こういった寂しげなところの方が良い。

キャンプ場どうのこうのの前に、車から1歩降りて感動・・・涼しい!これだよ夏キャンプは。さすが標高900m級のキャンプ場だ。その上、サイトは高い樹々に囲まれてその木陰が最高なのだ。これは良い。ホント良い。予約時になるべく日陰のサイトをお願いしたいのですが・・・とリクエストをすると、「わかりました。13時過ぎに到着してくれませんか?ご希望のサイトが草が伸びているので刈っておきますので」とすごい親切対応。なるほど希望通りのサイトをご用意してもらえました。

キャンプ場の雰囲気も重要だが、こういった管理人さんの人柄も大きい。予約時の対応時でだいたい管理人さんの雰囲気分かるものだが、実際にお会いして予想通りの方で、いろいろお気遣い頂いてたいへん気持ちよくキャンプを楽しむことができました。流石の涼しいキャンプ場でも、設営時は汗がとまらない。ランブリPRO6とヘキサの設営終了した頃にはもうめまいがするほど・・・暑い。ヘキサの下に潜ると涼風が心地よい。あぁ〜疲れた。しかし、休む時間はもらえない。設営終了後は、早速キッズたちとのお約束の川遊びへ。

キャンプ場下の小川は浅くてキッズたちの水遊びにはたいへん良い。水に入らずとも、川面を流れる涼風がすご〜く心地よくて最高だ。気温がさ〜っと2〜3℃下がったような気がする。菜優真優ちゃんたちが大喜びで川遊び始めると、自分も我慢できなくなり川の中へ。ひやぁ〜冷たい!!!

こういう時にいつも驚かされるが、子供とはホントすごい適応力だ。こんなに冷たい水の中でご機嫌で遊べるのだからホントすごい。自分なんか勢い良く入ったものの、2〜3分で足が冷たすぎて痛くなってきてあっと言う間に退散。ところが、菜優真優ちゃんたちは、10〜20分へっちゃらだ。すごいのひとことだ。
水は澄んでホント綺麗だし、足つかっているだけで全身涼しげになるし、川遊びは最高だ。キャンプ場の水道も全て湧き水で、このあたりはホント水に恵まれている。そろそろ出ようと言っても全然聞き耳を持たない菜優真優ちゃん。すでに全身びしょびしょだ。いやぁ〜キッズたちには参りました。
サイトに戻ると少しのんびりしようかな?っと思いきや再び強引に連れ出されるはめに。今度は場内の遊具遊びだ。ここ信州四徳温泉キャンプ場は、管理棟が1番下で、そこからずーっと坂道が上っていき、その左右に段々状にサイトが続いている。木陰もほどよく続くがまるでないところもあるので、希望のサイトを説明した方が良い。その真ん中に小さいがキッズたちに人気の遊具施設がある。もちろん1番人気はターザンロープだ。これはホントキッズたち皆大好きだ!大騒ぎしながら何度も何度も飽きる事なく下って大興奮だ。続いて、タイヤの遊具。

あれだけ水遊びした後なのに、ホント元気な菜優真優ちゃんだ。他にもロープの網をよじ登ったりする遊具など、いくつかあってそれなりに満足できるようだ。折角川遊びで涼しくなったのに、また汗だくだ。こうなったら自慢の美人の湯でさっぱりしよう。場内の1番下に位置する管理棟はロッジ風で恰好が良い。売店やレンタル品等は最低限のものしかないと割り切っておいた方が良さそうだ。温泉もこの管理棟の中にあり受付時に大人500円、子供300円を支払い、15時〜20時まで入り放題となる。何回も入れるというのは非常に嬉しい。浴室は大きくないので管理人さんが「今ちょっと混んでいるので少し待って頂けますか」とある程度入場制限してくれるので待ち時間は生じるが、入浴自体はのんびりできる。予想通り、混雑中なので管理棟前でしばし待ちです。


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(美人の湯で知られる四徳温泉満喫!)

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