Enjoy Camp Life 43 その2!!

2008年9月 平湯キャンプ場(岐阜県)
(北アルプスの雄大な眺望もとめて新穂高ロープウェイへ!)

朝から遊んだあとは、お腹減ったぁ〜ということで朝食の準備。パパは恒例のモーニングコーヒー。コーヒー豆を丁寧に挽いて頂くコーヒーは香りが抜群で美味い!アウトドアの朝はこれに限る。良太くんはお兄ちゃんらしく妹たちのスープをつくってあげてます。朝の木漏れ日も心地よい。朝の気温は約17℃ほどとやや涼しく感じるものの気分良い。

朝食は手抜きという訳ではないが、ツナ+トマトのドッグ。それに美味しい生ハムと地元の梨。早速いただきま〜す。毎度のことだが外で食べる朝食は美味い。不思議と笑顔にかわる。昨日いきなりの雨に少々落ち込んだものだが、今朝の晴天に気分は完全にハリキリモードだ。

食後はキッズたちと場内を散歩。場内は全く舗装されていないガタガタの砂利道のみ。かなり凸凹があり、うちのマイカーは下をかなりすってドキドキ。舗装されて綺麗な公園のようなキャンプ場も良いのだろうが、やはりこういったより自然のままの姿のキャンプ場の方が個人的にはかなり好きだ。当然サイトも傾斜、アップダウン等いろいろあって面白い。夜はところどころに最低限の照明があるだけなのではっきり言って暗い。炊事場は常設レクタタープの下・・・かなりワイルドだ。これぞ最低限洗い場と言える。かろうじてもの置き場がある程度で、洗い作業以外は厳しい。照明もないので毎回ランタン持参必須だ。しかし、ゴミ箱が常設されておりわざわざ収集車が来てくれるのでゴミ捨てはたいへん有り難い。反してトイレ棟は新しく立派。洋式水洗完備だ。

炊事場、トイレ棟共通して言えることは、広大なキャンプ場だけに数はかなり少なめで数カ所しかない。よって良く確認しておかないとサイトからかなりの距離になってしまうこともあるようだ。とりあえず広いんだよね。また今日のようにハイシーズンはかなり混み合うので余裕をもっていかないといけない。樹木の青葉が頭上を多い茂っているので、青い空を眺められるエリアは限られる。よって真夏の避暑キャンプには最高だろう。反してオフシーズンはテント乾かすのたいへんそうだ。しかし、場内をよく見渡すと樹木のないサイト等もいろいろあり、好みに応じて楽しめるようになっているようだ。緑の中を進むと(結構アップダウンはある)場内を半周して我がサイトに到着。キッズたちだけで遊びに出ると迷子になりそうな広さだ。

朝食後しばしサイトでのんびり。平湯キャンプ場の9月は平地キャンプ場の10月頃の気候で、まさしくベストシーズンと言える。タープ下で読書、そのまま昼寝なんて最高だろう。もっとのんびりしたかったが、10時半頃我が家は奥飛騨観光に出発。本日は、奥飛騨の中でもかなり奥のエリアの新穂高ロープウェイへ。平湯からは車で約20分だ。ところが、3連休だからだろうか?駐車場はすでに満車。運良く観光バスエリアに駐車させてもらえて難を逃れたが、我が家より数台遅れで来た方は長〜い駐車待ちを覚悟しなくてはならないようだ。初めてだったので知らなかったがここは10時には到着しておかないといけないようですね(シーズンにもよりますが)。

まず新穂高温泉駅から第1ロープウェイで標高1305mの鍋平高原駅へ。このゴンドラは足下までガラスですごく眺望が良い。その分、菜優真優ちゃんたちにはかなりの迫力のようで、ちょっとドキドキ。すごいスピード&角度で上がっていくと、中間地点で下りのゴンドラと行き違いになって手を振ってご挨拶。約4分で中間駅の鍋平高原駅に到着だ。ここから2階建てゴンドラの第2ロープウェイに乗り換えのため徒歩2分のしらかば平駅まで移動、ここで整理券をもらって搭乗時間までしばし待たなくてはならない。

しかし、しらかば平駅には白樺やカラマツなどが続く自然散策路もあるし、新穂高ビジターセンター「山楽館」には露天風呂「神宝乃湯」もあるので時間をつぶすのに苦労はしない。我が家は足湯へ直行。奥飛騨温泉郷はどこも比較的に源泉が低めでぬる湯のところも多い。ここの足湯も適温で気持ちよい。菜優真優ちゃんたちは、もう大はしゃぎで歩き回るのでパパから注意を受ける!駄目だぞ!

丁度10周年となる2階建てゴンドラは10分間隔で猛烈運行。足湯に浸かりながら「またゴンドラ来たぁ〜!」とゴンドラの発着の度に指差し大騒ぎの菜優真優ちゃん。我が家の整理券番号が呼ばれるまでにはまだしばし時間がかかりそうだ。そんな中、良太兄ちゃんが「飛騨牛コロッケ食べた〜い!」と大騒ぎ。庶民の味の代表のコロッケがなんと200円・・・う〜ん、高い。ファミリー5人分で1000円かぁ〜?たかがコロッケに1000円かよぉ〜。しばし悩むも良太兄ちゃんに押し切られて飛騨牛コロッケゲット。ところが・・・この飛騨牛コロッケ美味い。

最近巷では飛騨牛ブランド偽装問題でその地位が揺らいだ飛騨牛たちだが、流石の味だ。確かに美味い。キッズたちも美味しい!とご機嫌で頂きます。標高1308mのしらかば平駅は、すでに少しずつ紅葉も始まりつつあって秋の訪れを少し感じることができる。

20分ほど待ってようやく我が家の整理券の順番がきた。いよいよ第2ロープウェイで標高2156mの西穂高口駅へGoだ!どうせならば2Fに乗車したがったが、超満員状態なので残念ながら1Fへ乗車。ゴンドラ内は朝のラッシュのような感じで北アルプスの眺望どころではない。キッズたちは上手く潜り込み窓際を見事にゲット。真下を眺めて悲鳴をあげていました。ものすごいスピードで約850mの高低差を7分で駆け上がる。あっという間に西穂高口駅に到着。

さぁ〜て、「槍岳&穂高岳に1番近い展望台」「日本初2階建てゴンドラで雲上の空中散歩」などなど売り文句通りの雄大な眺望が拝めるかなぁ・・・・あれっ、あれれ・・・。ガスだらけで真っ白。おいおい、3000m級の北アルプスの名峰はどこにいるんだぁ〜?その気配はまるでない。最高峰の奥穂高岳(3190m)、槍ヶ岳(3180m)、涸沢岳(3103m)、北穂高岳(3106m)、大喰岳(3101m)、中岳(3084m)、南岳(3033m)たちよどこにいったぁ〜?どこにいるんだぁ〜?

一瞬真っ青な空が覗いたと思いきや、あっという間にガスに囲まれる。真優ちゃんは望遠鏡見たいと騒ぐが、覗いても真っ白で何も見えないよ!う〜ん、悲しいなぁ〜。まずは雰囲気を変えるべく「山びこポスト」へ。山びこポストは、平成19年9月21日に開設された通年集配可能な郵便ポストとしては日本で最高所にあるポストなのだ。早速売店で木片でできた木製はがきを購入し、敬老の日が明日ということもあってじじばばへ投函。

じじばばに何て書こうか?とキッズたちは大騒ぎ。一生懸命書き込んだ木製はがきを、山びこポストへ3人で投函。さて何日後に埼玉のじじばばの元へ届くのだろうか?(ちなみに当たり前ですが通常はがきと同じくらいの3日後に到着したようです)。和歌山の海中ポストといい、ここの山びこポストといい、日本郵政公社さんもがんばっているようだ。

本来の北アルプスの美しい稜線は見ることができなくて残念だが、反面空がすごく近くてこれはこれですごく良い!なるほど雲上の空中散歩って雰囲気は確かにある。もし晴れていたら、さぞかし素晴らしい眺望であっただろう。想像するだけでもわくわくしてくる。しばし雲がきれないか粘るが、一瞬来るかな?と期待させる時はあるものの、どうしてもガスは切れず槍ヶ岳、奥穂高岳の勇姿は拝めそうにない。標高2156mの展望台は気温13℃。パパ以外は寒〜い!今日は半袖もありだが、9月後半からは長袖が必須となるだろう。

1番近い西穂高岳(2909m)の姿も出てきそうなのだが、半分くらいしか現れてくれない。ホント惜しい。しかし、この眺望と雰囲気は避暑には最高だし、またこの勇姿を拝めるチャンスを狙いたいものだ。正直、ガスは毎度のことで、全貌が拝めることは滅多にないようだ。これだけの高所だ仕方ない。本来素晴らしい眺望をバックに記念撮影がとれるはずだったのだが・・・残念だ。でも、飛騨の有名な「さるぼぼ」を抱っこして記念撮影できて菜優真優ちゃんはご機嫌のようだ。日本一高所のロープウェイ、また来たいものだ。中々見れない眺望・・・いつか再トライだ!


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