Enjoy Camp Life44!!

2008年10月 マキノ高原キャンプ場(滋賀県)
(秋のベストシーズン到来!はじめての父娘キャンプへ!)

今年もキャンプのBESTシーズンがやってきた。やはり秋キャンプは最高だ。キッズたちにとっても何かと忙しい運動会シーズンを終え、ようやく週末キャンプへ出発!しかし、良太兄ちゃんは塾のテストがあって今回は欠席。よって初めての父娘キャンプだ!良太兄ちゃんとはかなりの回数2人でキャンプへ繰り出したが、実は娘たちとの父娘3人だけでのキャンプは初めてとなるのだ。これは楽しみだ。もちろん我が家の菜優&真優ちゃんたちはキャンプ大好き!朝ややのんびりめに自宅を出発をして、名神高速〜北陸道を経由し琵琶湖畔の観光地、滋賀県の長浜へ。

長浜は豊臣秀吉が最初の城持ちになったことで有名な場所で、週末ともなると観光客で賑わう人気観光スポットとのことだ。我々は観光というよりも丁度ランチタイムだからということで立ち寄ったのだが、運悪く?本日は「長浜きもの大園遊会」で長浜市街は着物美女たちであふれかえっている。当然ながらすごい人出。嫌な予感はしたのだが、ランチタイムはどこも大混雑。覚悟を決めてならぶことに・・・ターゲットは長浜の名物店「茂美志屋」だ。

創業百年を誇るここの名物が「のっぺいうどん」だ。ご存知のっぺいうどんは、片栗でとろみをつけたあんかけうどんだ。約20分待ったおかげでようやく席へ。間口はホント狭いのだけど奥はすごく広くて驚き。壁には有名人のサインや写真でいっぱいだ。なるほどいかにも名物店という趣だ。オーダーは定番の「のっぺいうどん」とちょっとグレードアップした「近江牛 牛しゃぶのっぺいうどん」!楽しみだ。

出てきました名物うどんたち。まずは、大きい木蓋が乗って出てきたのが、菜優真優ちゃんが注文した名物の「のっぺいうどん」。煮詰めた極大椎茸や湯葉があんの下に潜っている。麺なんか見えないくらいだ。これが実に熱くて優しい味で美味い!特に美味と有名な極大椎茸がどうしてもパパが頂きたくてもらっちゃいました。予想通り肉厚でたまらん。パパが注文した「近江牛 牛しゃぶのっぺいうどん」は贅沢に近江牛のしゃぶしゃぶ肉があんの下に隠れていて、なんとも頂いて優越感・・・もちろん美味い!流石、名物だけあって何ともいえない優しい味に大満足でした。なるほど、評判通りの味でした。

ランチだけで観光地を去るのも少々寂しい感があるので、しばし長浜散策へ。長浜は約400年前に秀吉がはじめて一国一城の大名となったことで知られ、これによって長浜城は出世城と呼ばれている。長浜ではいち早く鉄砲、ちりめん、ビードロ等の産業がはじまり、楽市楽座も開かれ栄え、明示維新以降も全国3番目の鉄道や、県下初の銀行&小学校等文明開化の魁とも言える地であったとのこと。その気風が現代のガラス文化へも引き継がれていて、今では北国街道沿いに続く古い町並みの一角にある約30館からなる「黒壁スクエア」を中心に、長浜市街は人気観光スポットとして生まれ変わっている。「黒壁銀行」の愛称で親しまれてきた旧第百三十銀行を改装した「黒壁ガラス館」(上写真)を中心に、長浜市旧市街にある黒漆喰の和風建築である黒壁1號館から30號館までの総称が「黒壁スクエア」だ。

歴史はともかくとして・・・本日は長浜きもの大園遊会!街の中は美しい和服美人たちでいっぱいだ(中にはそうでもない和服姿の方もいましたが・・・)。趣きある黒壁館よりも和服美人が気になってしまうパパ。和服美人のまわりにはプロ&アマチュアのカメラ小僧&親父たちでいっぱいで、ちょっと怖いくらい。そんな中、菜優真優ちゃんたちが、可愛い和服犬を発見!よく見ると和服姿のペットたちの多いこと。秋と言えども、今日は25℃を超える夏日・・・犬たちにとっては勘弁してよ!という感じだろうが、綺麗な和服で着飾っているものの、長い舌をだらぁ〜っと下げて暑くてダウン寸前って感じだ。

市街地の中心地には、珍しい日本一の巨大万華鏡「天の華」があるとのこと。散策がてら目指してみる。約8mの巨大万華鏡とのことで、さぞかし大きいのかな?と思いきや通りからはほとんど目立たない。案内通りに進むとようやく発見。なるほど大きいが、度肝を抜くほどのサイズではなく、どうも中途半端なサイズ。それでもキッズたちは興味津々だ。大きなハンドルをまわすと、頭上にそれはデカイ万華鏡を眺めることができる。意外と綺麗。一生懸命まわすキッズたちはギリギリ手が届きまわせるが、回しながら上を眺めることができず・・・どうも微妙な感じのようだ。

ここでハンドル回し役をパパにかわってもらい巨大万華鏡を眺めると・・・わぁ〜綺麗!と大騒ぎ!時間に余裕があれば立ち寄りたいスポットですね。こんな長浜散策でも、賑わっている雰囲気が良いのか菜優真優ちゃんは大興奮。危険なのは、この黒壁スクエアは綺麗なガラス細工やアクセサリー等のショップやギャラリーでいっぱい。アンティークの高価なものまであるので、キラキラ輝くガラス製品に思わず吸い寄せられていく菜優真優ちゃんが危なくて、ハラハラドキドキでした。秀吉のトレードマークの瓢箪の専門店等もあって中々面白そうな街でした。ママがいたら大変だったと思われます。約1時間程散策して長浜を出発!

今宵の野営地は琵琶湖の北西に位置する高島市のマキノ高原キャンプ場だ。長浜から琵琶湖に沿って北上。途中、木之本で滋賀県ではたいへん有名なパン屋さん「つるやパン」にお立ち寄り。やはりここまで来たら有名なつるやのパンを食してみたい。外見はいたって平凡なつるやパンですが、B級グルメファンをうならせる名物パンがあるのだ。無事ゲット。キャンプ場で頂くことにしよう。後で登場しますので乞うご期待です。木之本から、秀吉と勝家が信長の後継争いで対決したことで有名な賤ヶ岳を通過して約40分程でマキノ高原へ到着。マキノスキー場の広大な斜面を利用したキャンプ場のようだ。ルートも簡単なので迷わず行けるのは嬉しい。管理棟はレンタル品等中々そろっているようで対応も悪くない。(管理棟は17時頃まで)

ここマキノ高原キャンプ場は、管理棟すぐ裏の林間サイト、広大なスキー場の芝斜面の高原サイト、その上の広場サイト、更に上にプライベート感を望むキャンパー用の森の隠れ家サイトの4つのエリアに分かれている。林間&高原サイトに対して広場サイト、森の隠れ家サイトが各々500円づつサイト料が高くなっている。我が家は迷わず林間サイトを選択。林間サイトは、管理棟すぐ脇の橋を渡ったエリア。この橋がすごく狭く、一見歩行者専用に見えて「ここ車入っていいんですか?」と思わず管理人さんに確認。
場内にはヨキトギ川が流れていて、林間サイトはどこでもせせらぎが聞こえてきて悪くない。林間サイト内をいろいろ探索すると、他のキャンプ場でも良く見る広葉樹に囲まれた土のサイトがメインだが、小川沿いには草地で更に日当りも良さそうなスペースがいくつかある。その中の1つを設営地に決定。マキノ高原キャンプ場の1番下のエリアにあたるところだ。今日は父娘キャンプということで、設営はほぼ1人でやらなくてはならない。こういう日に限ってすでに15時というのに、まだ暑〜い。
林間サイトの多くが眼の前が小川というシチュエーションとなっているので、キッズたちにはまさしく水遊び天国となる。真夏には最高だろう。特に今宵の我が家のサイトは小川と池に挟まれており、キッズたちの水遊び心を強く刺激する場所だ。秋だと言うのに汗びっしょりになりながら、久しぶりとなるMOSSのスターゲイザーGTとタイタンGT、そしてSPのヘキサLを設営。今回は菜優真優ちゃん達のリクエストで、はじめて姉妹2人だけでのテント泊に挑戦!面倒だがテント2つ設営だ。姉妹だけでテント泊するということは大人にとってはホント小さい事だが、彼女たちにとっては大チャレンジと言える。

無事設営完了させ、しばしお遊びタイム。チャレンジャー姉妹はいきなり丸太をつたって池の中にある浮き島へ。おいおい、いきなり危ないぞぉ〜と注意するも、彼女らのチャレンジ魂は修まらない。ドングリ拾ったり、トンボを追いかけたり、もちろん川に入って水遊び等大騒ぎだ。ここで陽が沈みかけてきたので、早めのディナー準備。とは言っても今宵はパパが料理当番なので思いっきり手抜きというか?大雑把というか?ずばり簡単な鍋。モツ鍋だ!みんなでキャベツ切って、ニラを切って、ゴボウ、モヤシ等適当に野菜をガンガン入れて、味噌風味に味付けて牛モツ入れて炭火にかけるだけ。簡単で実に良い!あとはダッチオーブンにおまかせしてパパは早速ビールで乾杯!!

のんびりビール1本あけた頃には、ダッチオーブンから真っ白な湯気と美味しそうな臭いが漏れだしてモツ鍋完成!うん、美味しそうだ。菜優真優ちゃんからも思わず拍手。パパも自然と笑顔に・・・それでは父娘のディナースタート!。まずは、菜優真優ちゃんへ取り分け、ひと口食したところでパパのモツ鍋の感想を聞いてみる・・・お味はどう?と訪ねると「うん、美味しい!」とまずは真優ちゃんから合格サイン。

続いて菜優ちゃんからも「美味しい!」とお褒めの言葉。ひと安心だ。今宵は17時頃でもまだ18℃ほども気温があって寒くなく、炭火を前にするとホント最適!このシチュエーションは1年でまさしくBESTと言える。毎回ワンパターンだが、鍋の味付けや具材がどうのこうのではなく、外で頂く鍋はホント美味い。このやや涼しい外で炭火に当たりながらというシチュエーションがそうさせるのか?ダッチオーブン?炭火?の力なのか?は良くわからないが、とにかく理屈抜きで美味い。

ところが、美味いには美味いのだが、本日木之本のスーパーで購入した和牛ホルモンはいただけない。中にはまるでゴムを噛んでいるようなものまである。何なんだぁ〜このホルモンは!!野菜が最高なだけに、このホルモンちゃんに怒りさえ覚える。九州と比較するのは良くないことだが、九州のホルモンとは雲泥の差だ。九州の名物でもあるモツ鍋はやはりホルモン自身が別格なのだ。それに比べ、今宵のホルモンは許しがたい代物だ。実はブランド牛の近江牛のホルモンを探したのだが、運悪く良い物と遭遇できなかったのだ。ついていない。それでも菜優真優ちゃんたちは、「美味しいよ。おかわり!」とご機嫌で頬張ってくれるので嬉しい限りだ。


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(美味しいディナータイム続く!そして「つるや」のサラダパン登場!)

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