Enjoy Camp Life45!!

2008年11月 六呂師高原温泉キャンプグランド(福井県)
(我が家の新しい足「ディスコ3」で初キャンプ!)

先月末、悲しいかな9年弱のつきあいとなった愛車「アルファロメオ スポーツワゴン」が我が家を去って行った。熱きラテン車を泥臭いアウトドア仕様として乗り回し、関東〜九州〜中部エリアと永きに渡り我が家の足として活躍してくれた愛車との別れはホント悲しいものだ。個人的には究極のデザイン・・・あのデザインを越えるものは世界広しといえども、アルファぐらいしか存在しえないと未だに信じて止まない。あと10年乗っても決して飽きることがない、それほど素晴らしいやつだった。しかし、我が家5人ファミリーにとって手狭感だけはどうにもならず・・・惜しまれながらの引退勧告となった。実は以前よりマイカー更新を模索していたのだが、どうもこれっという出会いがない・・・というかアルファを越えるものが見つからない。そんな中、憧れ!!!!のランドローバーとの出会いが突然訪れる・・・。

「SUVのロールスロイス」「砂漠のロールスロイス」などと賞賛されるレンジローバーを持つランドローバー社。そのファミリー向けミドルカーが「ディスカバリー3(DC3)」だ。正直アルファを凌ぐ憧れの存在だと言う事は断言できるが、あまりにも遠〜い存在で現実的にとらえたことはなかった。今回運良くメーカー試乗車という程度のたいへん良い新古車と遭遇・・・。特に通称毒キノコと呼ばれるサイドアンダーミラーなしのモデルは現行車より人気だ。う〜ん、迷いに迷ったが、思い切って憧れを現実へ。ということでV6 SOHC 4000ccの「ディスカバリー3 SE」通称「ディスコ3」が我が家にやってくることに!早速ディスコ3の初乗りのためにファミリーキャンプへ出発だ。3列シートを格納すると極狭のアルファのラゲッチスペースと比較すれば雲泥の差の収納力を誇るが、ルーフボックス&ラックがなくなった分、流石のディスコ3もアルファ同様キャンプグッズでいっぱいだ。

秋の紅葉シーズンはどこも長い渋滞の列に悩まされる。よって朝早く出発する予定だったが、前夜たまたまネットで確認していたところ、今宵の野営地の福井県の六呂師高原キャンプグランドには薪の販売がないことに気づく。えぇ〜薪がなきゃ焚火もできないし、この時期夜は寒過ぎるぅ〜と急遽対策検討。その結果10時にOPENする美濃市の薪専門店「御木楽SHOP」へ立ち寄ることに。無事格安で薪はゲットできたものの、この時間帯はすでに東海北陸道は紅葉狩り目的の長蛇の列・・・地道にこれまた大混雑の一般道をひたすら北上する事に決定。予想通り郡上手前から大渋滞。途中長良川の対岸へ渡って何とか最低限の渋滞で切り抜けられたが白鳥に着いた時にはすでにランチタイム。となれば名物の奥美濃カレーを頂こう!パパお気に入りの奥美濃カレー認定店「さんさろ」へ。

奥美濃カレーは、飛騨牛、奥美濃古地鶏、美濃健豚(けんとん)、ヘルシーポークなどのブランド肉に加え、奥美濃ならではの猪や鹿などのジビエ、長良川の鮎・渓流魚、ひるがの大根、明宝トマト、いとしろスイートコーン(とうもろこし)、まめ、きのこ、かぼちゃ等々数えきれないほどの美味しい地ものと、昔から伝承されている田舎味噌である郡上の地味噌を隠し味に使ったご当地カレーだ。更にTVチャンピオンのカレー職人選手権初代王者で東京の有名カレー店「パク森」店主・森幸男氏の協力を得ることで全国のカレーマニアに賞賛される逸品完成となった。「B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ」の常連でもある。各店が工夫して認定を受けたメニューはいろいろあって面白い、そんな中、ここ「さんさろ」では「グラタン風カレーオムライス」と「鉄板焼きカレーオムライス」が用意されている。キッズ&パパがグランタン風を選択。オムライスの中はチキンライス。グラタンがすごくクリーミーで実にマイルドでキッズたちにも大好評。この組み合わせ不味いはずがない。そしてママが以前パパも賞味した鉄板焼きカレー。これも熱々で美味い。

隠し味の地味噌が独特のマイルド感と後味を残し、実に奥深いカレーをつくりあげる。決してこの味噌は名古屋の味噌カツや赤味噌を想像して欲しくない、まさしく微かな隠し味で、実に良いバランスだ。だから辛くないし、だからといってノーマルなカレーではない。実に美味いマイルドカレーなのだ。何度食べても面白い。又、いつでも熱々で頂けるのも嬉しい。辛口苦手のキッズたちも大喜びで頂ける奥美濃カレーでした。バリエーションがいろいろあるので、各店食べ歩きしてみたくなるものだ。白鳥からは渋滞も解消しループ橋を渡って一気に油坂峠を快走。ここからは、Newカーということもあり珍しくママが運転。

白鳥から約45分ほどで大野市の「六呂師高原キャンプグランド」に到着。渋滞がかなりきつかったので到着はすでに14時半過ぎとなってしまった。あぁ〜疲れた。六呂師高原は福井県の東部の人気避暑地&スキー場だ。ここ六呂師高原キャンプグランドはその名の通り眺めの良い高原にあり、24時間入浴可能な温泉が名物の人気キャンプ場だ。ハイシーズンは100ちかくあるサイトが予約でうまってしまうらしい。流石に11月となるとガラガラ。標高約600mの11月朝晩は結構冷え込むだろうから、今回はAC電源付きサイトにて軟弱キャンパーの象徴ともいえる電気カーペーットの使用だ。

到着するなり良太兄ちゃん&真優ちゃんはボールでお遊びスタート。菜優ちゃんは綺麗な落ち葉探しと松ぼっくり拾いだ。まぁ〜今回は長時間の渋滞に巻き込まれたため、大暴れしたい気持ちは良くわかる。昨晩結構な雨が降ったようで、向き合ったAC付きサイトの中央の砂利道は水たまりが残る。

ここ六呂師高原キャンプグランドは、場内全体的に傾斜があり、段々状に各サイトがレイアウトされているが、電源なしサイトはモロに傾斜途中にあるところもあり、テント設営用のための平坦スペースを各サイト毎に用意しているほどだ。よほどのハイシーズン以外はぜひ下見してからサイト確定したいものだ。11月ともなると草はかなり薄くなってきてしまっているが、オンシーズンはかなり気持ちよい草&芝サイトになるのだろう。

そんな中、やや割高感はあるもののAC電源付きサイトは素晴らしい。まずは完全に平坦であることと、その広さだ。100平米と聞いていたが、駐車スペースを抜いてそれだけあるように思える。大型のディスカバリー3を縦に駐車し、ランブリPRO6+リビングシェルLを横に設営しても全然余裕だ。あまりに広いのでスペース間違えてとり過ぎてしまっているのでは?と何度も確認した程だ。流石にこれだけスペースがあると気分が良い。その分、両サイドのサイトとの仕切りはポールくらいなのでプライベート感は薄い。

炊事棟は各段にあって数は十二分だ。雨が降ってもOKの屋根付きも有り難い。反してトイレの数はかなり少ない。オンシーズン時は混雑必至という感じだ。トイレ棟には和洋水洗が各々1つづつある程度だ。どんよりと曇った中、何とか設営完了。う〜ん、どうもはっきりしない天気で心配だ。サイトでのんびりする間もなく、管理棟前のBBQ場へ。早速キッズたち最初のイベントとなるキーホルダーつくりに参加だ。
志摩にある人気キャンプ場のエバーグレイズでも毎回企画されているキーホルダーつくり。キッズたちにとっては何度体験しても楽しいようだ。まずは10cm四方ほどのプラスチックの板に塗り絵だ。すでにメインのアイテムが書き込まれていて、良太兄ちゃんは犬、菜優真優ちゃんはクワガタを選択。どうも男女逆の選択のように感じるが・・・。3人でわぁわぁ〜お騒ぎ&悩みながら塗り絵スタート。
この時ばかりは真剣モード。いつも賑やかな兄妹たちもシーンと静まりかえる。何となくのんびりできて保護者には嬉しい時間だ。眠くなってくる・・・しばしの心地よい時間もあっという間に冷める。もちろん色鉛筆の奪い合いだ。何故仲良く順番にできないのだろうか?とりあえず一生懸命可愛い柄を加えたりとアイデアを出して各々下絵完成。

続いて、完成したプラスチックの板をトースターへセットして、約10秒ほどかな?焼き上げる。あっという間にギュ〜と板が縮み上がって、良くみるキーホルダーサイズに大変身!ぎゅっと縮まった分、コントラストもついてキッズたちの絵も結構な出来映えに仕上がる。でも流石にトースターにセットする時は燃えちゃわないか?覗き込むキッズたちの眼はドキドキモード。

3人とも無事完成。各々なかなかの出来で大満足って感じです。「できたぁ〜できたぁ〜」と自慢げに披露してくれました。こんな無料のキッズイベントはファミリーキャンパーには大歓迎ですね。早速どこにつなげるかで大騒ぎです。場内には、釣り堀やグランドゴルフ等いろいろ遊ぶものがあるが今日は到着も遅くなったし、16時過ぎると急に暗くなってくるので、これで切り上げて夕食の準備。

今宵は天候も良くないためか、想像していたよりは寒くなく、日が落ちてもまだ10℃くらいはありそうだ。こうなるとリビングシェルをクローズしてみんなで鍋を囲めばぬくぬくキャンプが可能だ。我が家の寒期の定番メニュー(手抜きメニュー???)の鍋用の炭が真っ赤にできあがるとタープ内は一気にホカホカだ。炭火の準備ができるとパパは一足先に乾杯モード。炭火に当たりながらのビールも最高だ。

前回のマキノ高原での父娘キャンプではもつ鍋、今宵はキムチ鍋だ。寒い時期の辛いキムチ鍋は身体も温まってBEST CHOICEだ。もちろん、我が家のお転婆姉妹はご機嫌でお手伝いモード。時にはお手伝いか?邪魔か?見分けがつかなくなる事もあるが、とりあえず本人たちは大満足。野菜をたっぷり入れてご機嫌だ。菜優真優姉妹の活躍?もあってキムチ鍋の準備完了。あとは炭火にまかせてしばし我慢。


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(六呂師高原キャンプ場自慢の24H入浴し放題の温泉は最高!)

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