Enjoy Camp Life 49 その2!!

2009年7月 六ッ矢崎浜オートキャンプ場(滋賀県)
(父娘キャンプ、楽しいディナーのはずが・・・やはり雨??)

風車村で思いっきり遊んで満足顔の菜優ちゃん。公園で遊んだ後は車で5分くらいのAコープへ買い出し。ここで不安的中!!実はスーパー入る前、いやっ公園にいる頃からどうも雲行きが怪しかったのが少し気になっていた。嫌な感じでス−パー出てくると予想通りに雨・・・。急いでキャンプ場に帰ると運よくこちらでは雨が降っていない。ラッキーと喜んだのも束の間・・・やはり降ってきたぁ〜。それも大粒でバケツをひっくり返したようなすごいスコール!!画像ではかなり明るく写っていますが、実際は当たり一面真っ暗。菜優ちゃん上を眺めながら「降ってきっちゃったねぇ〜」と雨男の父をもつ性なのか、慌てるそぶりもない。あっという間にタープから滝のように水が流れ始めてきた。

降ったり止んだりと激しいスコールが連続する。もう辺りはびしょ濡れ。こういう急な雨の時はビスタウィング系のタープは面積が広いせいか、ずぶ濡れ被害を最小レベルで食い止めてくれるから助かる。夕食の準備をしないといけないが、とてもじゃないが水も汲みに行けないような状況だ。参ったぁ〜。ここで少し気を取り直して、先ほどの風車村でゲットした売り出し中のご当地グルメ「しょい飯」のおにぎりのご紹介。

「しょい飯」ってご存知だろうか?しょい飯というのは、醤油を使って炊いているという意味と、昔はお祭りの時等にも出されたことから「ワッショイ」の「ショイ」をかけあわせて名付けられた混ぜご飯のことで、地元の新鮮な食材ときれいな地下水を使い、湯たて方式と呼ばれる炊き方でガスを使って炊くのだそうだ。湯たて方式とは、だしと調味料、具を入れて炊き、煮上がったら米を入れて炊くという方法で、これはこの辺りに伝わる昔ながらの炊き方だという。昆布とかつおで丁寧にとっただしを使ったしょい飯はまさに絶品なんだとか。中に入っているゴボウ、ニンジン、干しシイタケ、鶏肉等の具にまで旨味がしみ込み、それは美味いとのことで今や新旭町のご当地グルメだそうだ。こりゃ楽しみだ。っと思っていたら再び強烈な雨・・・こんどは稲光と共に雷まで。あぁ〜あ。

タープ下にいても、水しぶきで身動きとれない程の雷雨にしばしじーっと我慢・・・。それにしてもすごい雨だ。っと思ったら青空が顔をのぞかせたり、っと思ったら再びバケツをひっくり返したような雨・・・いやぁ〜参ったぁ〜。1時間程我慢するとやっと小雨に。やれやれ、ようやく夕食の準備スタートだ。再度炭火の火おこし再開。今宵のメニューは「餅ピザ」。

ダッチオーブンで餅をベースにしたピザを焼き上げる、簡単だけど美味しいアウトドアメニューだ。まずはダッチオーブンぶんぶくのスキレット(浅鍋)にアルミホイル敷いて、切り餅を綺麗にならべる。この時あまり間隔つめちゃうと餅が膨らめないので注意が必要だ。パパが市販品のピザソースを丁寧に塗って、再び菜優ちゃんへバトンタッチ。

仕上げは菜優ちゃんのお仕事。チーズをこれでもかっとのせて、マッシュルーム、自家製のミニトマト、ピーマン、ハム等をセットして下準備完成。菜優ちゃんがデザインしたので大満足の餅ピザに出来上がりそうだ。「うんうん、美味しそう!」と菜優ちゃんも太鼓判!あとは炭火におまかせ。

15分ほどじーっと待つと、チーズの良い香りが漂ってきました。そろそろ出来上がりのようだ。ドキドキしながらぶんぶくの蓋をあけると・・・チーズがとろ〜りと溶けて美味そう。菜優ちゃんも思わず拍手!今宵は2人だけなのでちょっと手抜きで、この餅ピザとご当地グルメのしょい飯握りだけ。まぁ〜いいかっ。

では、早速いただきまーす!期待の餅ピザ、う〜ん、美味い。通常のピザと違って餅までトロトロなので、たまらなく美味い。ところが、あれっやや焼き過ぎたせいか?一部アルミホイルにびっしりと張り付いてしまって取れない。しまったぁ〜油が少な過ぎたようだ。おいおい、折角見た目も良く出来たのに、アルミホイルからはがしている間にくずれちゃったよぉー。
それでも優しい菜優ちゃん「美味しい美味しい!」と喜んで食べてくれるのでひと安心(可哀想にちょっと歯抜けちゃん状態なので餅ピザは食べにくかったかな?早く永久歯はえてくるといいねぇ)。ちょっと焦げてると指摘受けるもご愛嬌って感じだ。餅ピザも美味いが、何よりこの眺望だ、開放感だ。ようやく雨もあがり、琵琶湖を眺めながらのディナーが楽しめる。こりゃ最高だね。湖上を流れる風もVeryGoodだ!

餅ピザ完食。うんうん、美味かった。続いてご当地グルメとして売り出し中の「しょい飯」を賞味。何となく後味が違うような気もするが・・・まぁ〜混ぜご飯だね。美味しいけどオリジナリティという点でちょっとパンチ力不足?でも、混ぜご飯は美味しい。このしょい飯に何かもう1つ合わせ技を使わないとヒットは厳しいかな?

雨があがったことは嬉しいが、菜優ちゃんにとってはその後やや涼しくなったようでタオルにくるまる始末。暑がりのパパにとっては、眺望、気温、風、シチュエーションどれをとっても最適状態。まぁ〜雨に降られないことがBESTのはずだったがが、梅雨中だちょっと激しかったがこの程度で済めば良しとしなくてはならない。19時を過ぎてようやく陽も落ちてきて、静かな夜の訪れです。琵琶湖の波の音が心地よ〜い!。

場内には温水シャワーもなければ、当然ながら風呂もない。よって、入浴は外に出ないといけない。そのため楽しいディナーはアルコール抜き・・・汗かいた後のキャンプディナーでのビールタイムは幸せなひと時なのだが、非常に残念だ。風呂上がりまで、もうしばらく我慢。1番近い入浴施設は近江今津駅のホテル可似登となり、車で約10分くらいとのことだ。駅前なので迷う心配ない。ビジネスホテルなので、受付も遅く22時30分まで(ちなみに15時より)の営業とのことよって22時くらいには到着しておきたい。料金も300円と安い(子供は200円だったかなぁ〜?)。但し、我が家の菜優ちゃんは「温泉の露天風呂に入りたい!」と強いリクエスト。う〜ん、仕方ない少し遠いが、昨年行ったマキノ高原キャンプ場の温泉施設「さらさ」まで足を運ぶことに。車で約20分ちょっとだ。

とりあえず温泉なので納得してくれたかなぁ〜?良く覚えていなかったのだが、露店風呂はおまけ程度の規模でちょっとがっかり・・・。混雑しているし、料金も割高だし(大人600円、子供300円)、遠いしちょっと後悔。でも菜優ちゃんは入浴後のアイスを買ってもらって超ご機嫌。エントランスでは七夕の短冊を自由につけられるサービスを発見。早速菜優ちゃんもトライ。結構悩みながら願い事書き込んでいました。どうしても見せてくれないので内容は不明。叶うといいねぇ〜。サイトに戻るとすでに21時過ぎ。今日は菜優ちゃん思いっきり遊んだので、我慢できずにテントへ直行。おやすみなさい。

さぁ〜て、ここからは自分の時間だ。何度も繰り返すが、この素晴らしいシチュエーションを満喫しよう!雨のおかげで気温は20℃を切って最適。風も微風程度で緩やかに顔を流れていく。そして、昼間は感じなかったが湖の波音が実に良い。早速我慢していたビールちゃんの登場!風呂上がりの1杯は最高だ。いやぁ〜美味い。ビールちゃんのお次は缶チューハイ。飲みながら、ランタンの灯の下での読書も実に静かで良いものだ。

この頃になるとお月さんも出てきた。こりゃ最高だね。1年で1番良い頃かもしれない。夜暑くないって言うのは実に良い事だ。六ッ矢崎浜ACは素朴なキャンプ場だが、夜間の照明も適度にあって真っ暗になる訳ではないので、例え真夜中にトイレに起きてもキッズたちが怖がるような事はない。そういう意味でもワイルド感はない。でも、良い雰囲気ですよぉ〜。唯一の欠点はキャンプ場が湖周道路に面していること。夜間の通行量はもちろん少ないのだが、それでも走行車の音はやや気になる。指摘点はそれくらいだろうか?先週の青川峡キャンピングパークと比較すると、相反するキャンプ場と言えるが、個人的にはこの寂れた?寂しげな?方が勝ってしまう。う〜ん、嫌いじゃない。これぞ癒しキャンプ満喫・・・イィ〜感じで酔いがまわってきて最高の夢が見れそうー。


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