Enjoy Camp Life 51 その2!!

2009年8月 奥飛騨温泉郷オートキャンプ場(岐阜県)
(夏キャンプの夜は花火!露天風呂!そして翌日は「上高地」へ!)

食後は待ってましたお風呂へ。奥飛騨温泉と言えば露天風呂だ。以前るるぶの温泉番付で有馬や別府を抑えて西の横綱に格付けされた奥飛騨温泉郷!キャンプ場とは言え露天風呂は必須だ。男女別の露天風呂は無料で7時から22時まで入り放題!う〜ん、何度来てもここの風呂は良い。最高だぁ〜!ちょっとした温泉旅館の露天風呂を遥かに凌ぐ。

週末は混むが、平日はどの時間帯もほぼ貸切状態・・・申し分ありません。ふぅ〜さっぱりしました。明日の朝風呂も楽しみだ。サイトに戻ると温泉のおかげで身体はポカポカ。真夏にポカポカって暑くないの?と思われるかもしれませんが、気温はすでに15〜16℃くらいまで下がって、避暑を飛び越えてかなり肌寒い程(もちろん自分以外の話ですが)。こういう時はホント温泉は有り難い。

温泉の後は、もちろんアルコールタイム!設営や食事の準備の汗を温泉でさっぱり流した後のアルコールはもう最高!何だか良くわからない安い缶チャーハイ(どうやら100円ショップの激安ものらしい)でとりあえず1人ご機嫌で乾杯。火照った身体を高原川から吹き込む涼風が冷ましてくれる。あぁ〜極楽。そんな中、良太兄ちゃんは天体望遠鏡をセッティングして星空観察。何かのポイント集めてゲットした安物の望遠鏡だが、ようやく本領発揮?満天の星空はさぞかし美しいだろうと思いきやっ?日頃の行いが悪いのか?丁度雲が通過中・・・えぇ〜見えない〜と愚痴をこぼす良太くん。どうやら夏休みの自由研究と見込んでいたためがっかり。翌日に期待だ(でも月は綺麗だったようですよ)。

続いては、夏キャンプの必須イベント!とも言える花火タイム。ここ奥飛騨温泉郷キャンプ場は高原川沿いに花火エリアが設けてあって、立派な灰捨箱が用意されているので燃えカスをそのまま捨てれるので非常に有り難い。待ってましたとばかりに花火スタート!

打ち上げ花火は禁止のようだが、手持ち花火でもキッズたちは十分満足。今回はケチなママが珍しく2袋分も花火用意してくれたので、しばし花火をEnjoyできました。しかし、3人いると我先にと花火を奪い合い、前に誰がいようとおかまいなしにドンドン火をつけていくから危なくて仕方ない。

どんな些細なことでも喧嘩につながるから、ホント嫌になる。とは言え最後は仲良くみんなでラストスパーク!3人あわせて最後の1本づつを終わらせないと、誰が多いだ少ないだで揉めるのでひと苦労だ。何とか無事花火タイム終了だ。1日温泉プールで大騒ぎして、夕食の手伝い、そして花火と大ハッスル!もちろん3人ともこの後テントでバタンキュー。あっという間に夢の中・・・おやすみなさい〜。

キッズたちがシュラフに潜りこんで爆睡モードになると、いきなりサイトはしーんと静まり返る。あぁ〜こうなると一気に1日の疲れが出てくる。涼しい中、再び缶チューハイで乾杯。こりゃ、こっちも良く眠れるぞ。22時半頃就寝・・・・。翌朝は天気予報通り曇り。雨の心配はないようで、1日中曇り時々晴れって感じのようだ。疲れていたのか?23時前に寝たにも関わらず7時まで熟睡。だから目覚めは最高!

朝1番はもちろん朝風呂!ここ奥飛騨温泉郷ACが何が良いってこの朝風呂が1番!キャンプの朝に風呂に入れるのは最高だ。贅沢の極みとも言える。朝も貸切状態。キッズたちにとっては朝プール?まぁ〜誰もいない時は多少泳いでも緩してやるか。あぁ〜小鳥たちのさえずり、まだ弱い朝日、山からの微風・・・奥飛騨温泉郷、万歳って感じだ。

朝風呂でさっぱりした後は、のんびり朝食前のコーヒータイム。今朝は今回が初登場の直火式エスプレッソマシーン「ベルマンのCX-25」でカプチーノを頂くことに。日常の朝はドタバタでのんびり美味しいコーヒーを味わっている余裕などない、特に面倒なエスプレッソなど皆無だ。まぁ〜もう少し早く起きれば問題は全然ないのだが、性格上ギリギリまで起きれないタイプなので朝は忙しい。だからキャンプの朝はのんびりできて気分が良い。まずは、CX−25の本体タンクに適量水をセット(デミタスカップで3、6、9杯分の目盛があります)。

続いてエスプレッソパウダーを濾し器に丁寧にセット。これも各々3、6、9杯分用にリディーサーのセット方法があります。これを本体にセットして、トップリッドをしっかりとつけて準備完了。そしてツーバーナーにのせて炎があまりはみ出さないようにしてしばし待ちます。ぐしゅぐしゅと音がしトップリッドの先端の抽出口からコーヒーがタレはじめたら1度バルブを閉めて1分程我慢。

バルブを開くと一気に抽出スタート!この時の香りがたまらな〜い。ノーマルなコーヒーとは違い濃厚なエスプレッソの香りはホント好きだ。流石に優秀なCX-25も直火式のためクレマが十二分に出るレベルは難しい。それでも直火式の中ではかなり優れた逸品と言えると個人的には思う。更にこのCX-25の優れた点はここからだ。ミルクフォーマーとして10万円を越えるポンプ式と比べて遜色ないほどの特筆ものだ。ミルクパンがあれば良いのだが、今朝はマグにミルクを入れて、スチームノズルを入れてスチームバルブを開き、一気に泡立ててあっという間にフォームドミルクの出来上がり!しかし、このCX-25ってすごく機械っぽいというか?何かごつくて男心をくすぐる。直火というワイルド感、本格的なスチーム、特にスチームのシューという音の響きは実に良い。単純なのに、煎れるたびに味が違う・・・というこの繊細で頑固というのもホント可愛い。直火式エスプレッソメーカーは他にも色々あるけど、やはりこいつ良いです。

話は戻って、濃厚なエスプレッソにこのフォームドミルクを入れれば美味しいカプチーノの出来上がり!これが実に美味いのだ。もちろんデミタスカップでエスプレッソで頂くのもGoodだし、今朝のようなエスプレッソにフォームドミルク(泡立てたミルク)を入れたカプチーノ、エスプレッソにスチームミルク(スチームで温めた泡だてていないミルク)を入れたカフェラッテ等々(ちなみにカフェオレはドリップコーヒーにミルクを入れたものね)、お好みで美味しいモーニングエスプレッソを楽しめる。う〜ん、こういった朝は素晴らしいですねぇ〜。ちなみに今朝のエスプレッソ粉はイタリアの人気「イリー」のダークロースト。やはり人気のイリーやラバッツァという定番ものが好みかなぁ〜?

朝食の準備はやはりお手伝い娘の菜優真優ちゃん。今朝はパンにトマトやチーズ、ハムを挟んでホットサンド。トラメジーノでつくるホットサンドも我が家の朝の定番メニューだ。とりあえず、晴れた朝、外で飯喰うとそれだけで何でも美味いんだけどね。棒付きのフランクフルトもこんがり焼いて、これで朝食の完成。頂きま〜す。外メシは美味いし、お手伝いした後はお腹が減って格別だよねぇ〜。

ここで場内の施設のご紹介。左上が炊事棟。週末やハイシーズンは今締まっているシャッターが開き、炊事棟が倍の広さに、平日や閑散期は半分使用となる。でも、これでも数は十分。洗面があったり流し台の横には生ゴミ用のゴミ箱があってたいへん便利。中上がトイレ棟。洋式水洗トイレなのでキッズたちも安心。どちらもホント綺麗に清掃管理されていて、使用していても気持ちが良い程です。又、どちらも夜間照明が自動点灯になっているので便利なのだが、その分辺りが暗い。こういった高規格キャンプ場にありがちな夜間照明だらけで明る〜いという事はない分、懐中電灯がないとキッズたちはちょっと怖いかも?個人的には暗い方が好きだが、ファミリーキャンパーとしてはもう少し明るい方が嬉しいのも事実。そして、各サイトには燃えるゴミ、缶瓶のゴミ箱が用意されていて毎朝清掃車がわざわざ回収にきてくれるという有り難いサービス。これはホント至れり尽くせりで嬉しい。

朝食後は大急ぎで出発の準備!今日は避暑地として知られる「上高地」へ行くのだ。上高地はマイカー規制がされているため平湯バスターミナルからバスで行かなくてはいけない。平湯BTまではキャンプ場から車で15分程だ。今回温泉プールがあるので奥飛騨峡ACを選んだが、個人的には平湯キャンプ場の方が好きで、そこからだと徒歩でバスターミナルまで来れる。平湯BTから上高地まで約25分。安房トンネルをひたすら上がっていって、あっと言う間に大正池に到着。ちなみに、終点の上高地までの往復券が大人2000円、子供1000円。手前の大正池までが870円なのだが、帰りに上高地から乗ると1130円となるので往復券と全く同額になるので面倒なので往復券購入となってしまう。何か損しているような?仕方ないような?ちなみに乗鞍行きなど行き先がいろいろあるので驚くが、上高地行きは毎時00分30分発の2本もあるので安心です。

どなたも1度は耳にした事があるだろう、有名な「大正池」に到着。まさしく日本の避暑地を代表する観光スポットと言える場所だ。自分は小学3か4年生の頃以来の2度目となるが、当時と比べて大正池の姿が大きく変貌している事に驚かされた。97年の大雨の影響で、大正池の象徴とも言える立ち枯れ木が倒され大きく数を減らしてしまったとのことだ。少年期の自分の脳裏にも池の中に立つ枯れ木のイメージは強烈で、その幻想的な風景は今でもはっきり覚えているほどだ。前回は上高地に宿泊したので朝早くに起き出し、名物の朝霧を見に行ったので、朝もやの中に浮き出る立ち枯れ木と焼岳や奥穂高岳の勇壮な姿はそれは印象的だったからかもしれないが・・・・。でも、ぜひ再訪したいと思っていただけに上高地へ足を踏み入れたことはホント嬉しい。


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