Enjoy Camp Life57!!

2010年7月 塔の岩オートキャンプ場(岐阜県)
(待ってました梅雨明け!猛暑到来、夏休みキャンプ!)

今年の梅雨は空梅雨だとか?おいおい信じられない。毎年恒例となり標準語化してしまった「ゲリラ豪雨」。つい数年前まではホントのゲリラ的であったが、今や全国日常茶飯事におこっている至って当たり前のこととなってしまったくらいだ。残念ながら東海エリアは今年もゲリラ豪雨の怖さを思い知らされた。数日前に岐阜県可児市近辺で、トラックが数十台流されるほどのものすごいゲリラ豪雨の被害をうけたばかりだ。こんなに雨降ったのに空梅雨なんて?ホントおかしな天候だ。とは言え、待ちこがれた梅雨明けがいきなり到来。そしてキッズたち待望の夏休み!一気に夏がやってきた!という感じだ。こうなったら、もちろんじーっとなどしていられない。早速キャンプへ出発だ!

今回の野営地は、上記したゲリラ豪雨の被災地となった岐阜県の可児市や八百津町の北東部に位置する中津川市の「塔の岩オートキャンプ場」だ。一般道の国道41号線は未だ通行止めのためアクセスできる心配したが、中央高速そして国道257号も問題なし。自宅を11時前に出発し順調に名神〜中央高速へ。ところが・・・おいおい掲示板に事故通行止めの情報が・・・えぇ〜良く確認すると中津川ICの先の松川エリアとのことで我々には心配無用と判明!ふぅ〜ひと安心。沈みかかったテンション復活!1時間弱で中津川ICへ到着。

ここで丁度ランチタイム。中津川と言えば栗きんとん等名物は色々あるが、本日のターゲットは木曽名物とも言える「五平餅」!五平餅と言えば高速道路のSAでテイクアウトで食べるものと思っている人多いのでは?岐阜の美濃〜飛騨〜木曽エリア、そして長野の伊那エリア、愛知の三河エリアと広〜く食されているこのエリアを代表する超定番ソウルフードの五平餅、もちろん人気の専門店が数多く存在している。そんな人気専門店の1つ中津川駅前の老舗の「おふくろ」へ。

五平餅と言えば、木棒にわらじ型のものを想像する方が多いと思いますが、ここ木曽&伊那エリアではだんご型の五平餅が一般的なのだ。知ってましたぁ〜?まるで大きめのみたらし団子のようなスタイル。注文後にタレをつけて焼き上げ始めるので出来上がりまでには10〜15分程かかる・・・じーっと我慢だ。そして待ってました中津川名物の五平餅登場!。うぉ〜美味そう!この香りが嫌いだという人は少ないはずだ。いやぁ〜香ばしい。早速、いただきまーす!ガブっとかぶりつく菜優真優ちゃん・・・美味いけど熱〜い!と嬉しい苦痛顔?

胡麻、くるみ、落花生をたっぷり使い、醤油と砂糖であわせた味噌のようで味噌でないタレでこんがり焼かれた五平餅・・・やっぱり美味い!!もちろん五平餅大好きな菜優真優ちゃんも「美味しい!」とご機嫌モード!まさしく店名の通り木曽のおふくろさんの味って感じで、その辺のSAで売られているものとはまるで別物だ。甘い五平餅とその横にさり気なくついてくるお新香のこれ又美味いこと!う〜ん、何か五平餅にはまりそうな予感。大満足でした。ちなみに5本で577円(税込)でした(今回は12本頂きました)。

お腹が程よく満たされたので一気に国道257号を下呂温泉方面へ北上。約30分で本日の野営地の塔の岩オートキャンプ場へ到着するが、まだちょっと早めだったので通過して「付知峡」へ。恥ずかしいが付知峡の名は耳にしたことがない・・・とりあえず行ってみよう。付知峡口の交差点から案内看板の指示通り進むと、ドンドン道が細くなり、ホントにこの先にあるの?っとかなり心配レベルに・・・でもしばし我慢して進むとようやく付知峡の観光名所「不動滝」入口に到着。ここから付知峡の顔とも言える「不動滝」「仙樽の滝」散策コースへ出発!

う〜ん、どうもこの猛暑の中、予想通りのアップダウンコース?元気な菜優真優ちゃんに対していきなり不安顔のパパ?少し下って行くと仙樽の滝と不動滝の分岐点に到着。まずは仙樽の滝から攻めよう!っと左コースへ。おぉ〜いきなり吊り橋登場。これが意外にも本格的な吊り橋で「3人以上は同時に渡るな!」との注意書き発見。おぉっ、予想以上によく揺れる吊り橋!こうなると恐がり屋の菜優ちゃんが「怖〜い!揺らさないで!」と見事なへっぴり腰を披露。うふふ、ちょっと意地悪しちゃおうっと・・・この体重を有効に利用して吊り橋を大きくアップダウン!予想通り、後で菜優ちゃんに思いっきり怒られました。おぉっ迫力ある轟音が聞こえてきたぞ。滝は近そうだ。

荒々しい大小の岩をピョンピョン飛び移りながら軽快に先を進む菜優真優ちゃん、お〜い待ってよぉ〜。ようやく仙樽の滝とご対面!わぁ〜〜なんて迫力ある滝なんだ。特に先日のゲリラ豪雨のせいで水量はMAX状態。近づくと吸い込まれそうで怖いほどだ。断崖に囲まれていて薄暗いため写真完全に失敗してしまったが(面目な〜い)、仙樽の滝周辺は霧状の水しぶきで天然のミスト状態・・・あぁ〜酷暑の中最高だ。あぁ〜気持ちいい〜。

マイナスイオンを思いっきり全身に浴びた後は、仙樽の滝の上にかかるもう1つの吊り橋へ。おいおいこっちは先の吊り橋より高くて高所恐怖症の自分にとっては何となく落ち着かないレベル。画像ではそんな高さは微塵も感じないだろうが、これっホント高いのだ。もちろん菜優真優ちゃんも怖がりながらトライ。ここも3人以上は危険との注意書きあり。そしてまぁ〜良く揺れること。菜優ちゃんの気持ちがちょっとわかるような?

本当はこの先にも散策コースは続くがあまり見所はなさそうなのでUターン。高所恐怖症の父娘無事釣り橋をクリアし、先ほどの分岐点まで戻り、今度は右の不動滝コースへ。元気よく下って行く菜優真優ちゃんたちの後を必死についていく父。う〜ん、小学低学年に負ける体力?情けない。というのも不動滝コースは急な螺旋状の階段が続く。おいおい、きついぞぉ〜。

階段で皆立ち止まっているので何かなっと振り返ると、おぉ〜滝だぁ〜!一筋の美しい滝だ。これは迫力はないが美しい滝だ。これが付知峡の顔とも言える「不動滝」かぁ〜っと思いきやっ、えぇっ〜これっ違うの〜?この滝は観音滝だそうだ。この先は行き止まり。あれっおいおいシンボルの不動滝ってどこにあるのよ?何やら皆が下を眺めてる。我らも下をのぞくと・・・あっ〜すごく地味な滝発見!

というかこれっ滝?段差って感じだけど?どうやらこれが不動滝だそうだ。う〜ん、これぞっ期待はずれ・・・?どう考えても仙樽の滝が1番、そして観音滝、おそらく来年になったら存在自体を忘れてしまうだろうというレベルの不動滝って感じだ。まぁ〜木陰の中の散策だと思えば約30〜40分散策も悪くない。でも今日はホント暑い。やはり紅葉シーズンがBestかな?では、キャンプ場へ向かおう。ところが、ここでアクシデント発生。途中の細道で観光バス数台がすれ違えずに立ち往生。これに巻き込まれたマイカーは上下で30台以上。予想以上にたいへんな状態に。結局数社のバスガイドさんと我々総出でバック運転の腕前披露会とばかりにたいへんなトラブル回避となりました。結局1時間ほどトラブルに巻き込まれて予想を大幅に遅れてキャンプ場へ。途中にわかりやすい看板があり迷う心配ないので有り難い。

塔の岩オートキャンプ場は付知川に沿った長〜いキャンプ場だ。何せ全部で153サイトもあるというから驚き!このエリア最大規模のキャンプ場だ。管理棟はログハウス風で立派。レンタル品や販売品も必要最低限のものは揃っているようだ。但し、最近の高規格キャンプ場の管理棟に見られるショップレベルのものではないので、ある程度用意して行った方が無難だ。但し、近隣にスーパーやホームセンターがあるので安心と言える。

ここは珍しくレギュラーサイトとファミリーサイトとにわかれている。付知川に沿って友人たち同士で楽しむレギュラーサイト、そして小さな橋を渡ったその先にファミリーキャンパー御用達のファミリーサイトがならぶ。どちらもサイト数は多く(上記した通りトータル153サイト)、各々が1つのキャンプ場と言ってもおかしくない規模だ。我が家は当然ながらファミリーサイトでC-3だ。固めの土サイトで、すごく自然な感じに松や樹々がレイアウトされており、心地よい木陰があっていい感じだ。広さも10x10mはあるようで開放感は想像以上!更に川沿いサイトを選択していたため、サイトから清流の付知川が眺められるのがすご〜くGoodだ!

今回は我が家の真夏キャンプの必須アイテムとも言えるMossのアンコール!数あるキャンプアイテムの中、最愛の逸品だ。これだけの開放感あるテントは中々ないのでは?そして前回に続きMサイズタープのビスタウィングの組み合わせ。しかし、今日は暑い・・・尋常じゃない暑さにクラクラしてくる。父が全身汗みどろになって設営完了させた頃、愛娘2人は早々に父を裏切り、青川とも言われる美しい付知川へ。確かに梅雨明け直後の酷暑の中、川遊びはを我慢できないのも良くわかる。


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