Enjoy Camp Life59!!

2010年8月 信州大芝高原オートキャンプ場(長野県)
(木陰が心地よいキャンプ場でアスレチックにチャレンジ!伊那名物の「ローメン」も満喫!)

2010年の夏休みもいよいよ最後の週末。我が家のこの夏最大のイベントでもあった海外旅行が終わってしまい、何となくもの悲しい・・・そんな中、夏休み最後の週末をじーっとなどしていられないっとばかりに父娘でキャンプへGoだ!今年の夏は暑い、とにかく暑い!よって、当たり前だが高所へ逃れるように中央道を長野方面へ快走・・・ところが、ノリノリの父娘たちのテンションを思いっきり冷ましてくれるような大渋滞。えぇ〜25kmの渋滞って?毎年夏休み最後の週末は意外にガラガラなものなのだが、今年は予想外のお盆なみ・・・?

それもかなりヘビーな大渋滞。ぐったりとするパパを応援してくれる菜優真優ちゃん。何とか気を取り直し無事伊那ICへ。キャンプ場へ向かう前に、伊那と言えばB級グルメマニアにとってはずせないものがある。「伊那ローメン」だ。最近全国的にご当地グルメブームが巻き起こっており、ご当地グルメで町おこしなんてことも珍しくなくなってきたが、その走り的な存在がこの伊那ローメンだ。その伊那ローメンの発祥の店「萬里」へ。伊那ローメンをご存じだろうか?ラーメンでもなく焼きそばでもないというマトンなどの肉と野菜を炒め、蒸した太めの中華麺を加えた面白麺グルメだ。

1955年に、ここ「萬里」の主人が、当時は冷蔵庫がまだ一般的でなく、仕入れた生麺を翌日まで保存できないため保存法に苦慮していたところ、試行錯誤の結果、麺を蒸すことで日持ちさせる技法を考案し、このちょっと茶色の独特の歯ごたえのある蒸麺を作り上げ、更に当時の伊那市周辺では羊毛生産が盛んだったため飼育されていた牧羊に伴う副産物のマトンが安価で入手できたため、特産のキャベツとあわせることで元祖B級グルメのローメンが完成されたのだそうだ。まさしくご当地力が生み出した、これぞご当地グルメだ。

パパは20年ぶりくらい?っとホント久しぶりにご賞味。菜優真優ちゃんは初トライ。実はマトンを使っているだけに若干癖があるかも?っと菜優真優ちゃんが嫌がらないか少し気になっていたが、予想外に「ローメン美味しい!」と大絶賛!あえてマトンのことは説明していなかったが、癖どころかこの独特の蒸し麺がえらく気に入ったようでご機嫌。なるほど流石ローメンだ。一見するといかにもチャンポンって感じに見えるのだが、これが違うんだよなぁ〜。もちろんラーメンとも焼きそばとも違う・・・やはりローメンなのだ。う〜ん、やはり伊那に来たらローメンだね。萬里さんの変わらぬ味に拍手だ。店先にはローメン発祥の地の記念碑まで建てられているから大したものだ(こんなの昔なかったよなぁ〜?)。

遅いランチだったが美味しいローメンでお腹いっぱいだ。伊那エリアの美味しいものはローメンだけではない。信州エリアでは懐かしい馬肉も美味しいのだ。懐かしいというのは、愛する九州では馬肉は一般的で良く食べるからだ。特に馬肉と言えば熊本が有名でよく食べたものだ。丁度馬肉の専門店「越後屋」を発見。美味しそうな馬刺をゲット。但し、熊本のようにタテガミやコウネなど種類がなかったのがちょっと寂しいが・・・それでも本場の馬刺は美味そうだ。更に近くのスーパーで買い出しを終えて準備万端。目指すは伊那ICから約10分弱とアクセス最高の「信州大芝高原オートキャンプ場」だ。
広大な森林の中にある大芝公園の一角にあるキャンプ場だ。まずは公園事務所で受付し伝票をもらい、キャンプ場入口にある管理棟にその伝票を渡すというシステムだ。ここには背中が曲がりぎみだけど元気なおばあちゃんがいて、レンタル品等の出し入れもしている。レンタル品は最低限のものは揃いそうだが、最近流行の高規格キャンプ場とは比較にはならないので予約時に確認しておいた方が無難だ。
 
公園の中のキャンプ場ということで、あまり期待はしないで来たのだが、大芝公園が広いということもあるのか?意外や静かでプライベート感もソコソコにある上、何より背の高い樹々に囲まれているために木陰がすご〜く心地よく、この猛暑の中でも予想外に涼しくて快適。これは標高800mだからだけではなく、この木陰のおかげのようだ。そんな中、菜優真優ちゃんたちがペグ打ちなどをお手伝い!おいおい、雨でも降るんじゃないの?久しぶりに汗がにじむ程度で設営完了できそうだ。っと期待したのも束の間、早々に設営作業に飽きて、バトミントンが何回続くか競争スタート。あぁ〜期待して損したぁ〜。

サイトは約10x10mと広く、お隣とは結構距離があるので会話が聞こえるというレベルではないので良い。全サイトにベンチと竃付きなのも有り難い。炊事棟はすごく綺麗で数も十分。炊事棟内にあるトイレもすごく綺麗で気持ちよい。残念なのは水洗トイレなのだが全て和式ということだ。洋式ならば完璧だったのに。それでも場内はじめすごく綺麗に管理されていて、来るまでは古いキャンプ場をイメージしてきたのだが、嬉しい誤算だ。繰り返すが中々良い雰囲気のキャンプ場でGoodだ。

とりあえずMOSSのアンコールとビスタウィングを設営完了すると、早速遊びに行こう!と菜優真優ちゃん大騒ぎ!実はここ大芝公園にはキッズたち大好きなアスレチックコースがあるとのことで、前夜よりやる気マンマンの菜優真優ちゃんたち。約束だ、少し休憩したいところだが仕方ないアスレチックを目指す。しかし、広大なキャンプ場だぁ〜。キャンプ場から歩いて5分弱で受付済ました公園事務所へ到着。その少し先がアスレチックコースの入口となる。勇ましく菜優真優ちゃんたちスタート!

こんな暑い中、アスレチックなんて熱中症になっちゃうんじゃない?と少し心配したが、オートサイト同様に森の中にあり厳しい日射しは完全にシャットアウトしてくれるので涼しい。これならばアスレチック十分Enjoyできそうだ。小1&2年の菜優真優ちゃん、軽快にこなしていく・・・やはり若いっていいねぇ〜。パパも1つトライしてみるも身体が重く、想像していた通り全然動けずあっという間に撃沈。年甲斐もなくかなりがっかり落ち込みモードに。

そして、キッズたちにとって最難関と思われる「空中トンネル」にチャレンジだ。元気よくネットトンネルに潜り込んで行くものの、高さが約4mほどあるので、途中で下を見てしまうとややビビリモードに。「パパもおいでよぉ〜」と思いっきり誘われるが、こんな狭いネットトンネルなんていけるはずもない。1番高いところを通過する際には、流石に笑顔は消えて、真剣顔!がんばれぇ〜。運動神経はかなり良い方の菜優真優ちゃん、元気いっぱいクリア!超笑顔で出てきました。

難関を軽くクリアしたせいか?超ご機嫌モードの菜優真優ちゃん。お次ぎはお得意のターザンロープ!流石にキッズたちに大人気。元気よく&豪快に下ってくる菜優真優ちゃん、ご機嫌だ。全部で11のチャレンジだったが、満足できたようです。「明日も絶対アスレチックするぅ〜」とかなりアスレチック気に入ったようだ。しかし、本音は明日もするのぉ〜っとやや後ろ向きのパパ。とりあえず全てクリア!お見事でした。

アスレチックコースの先には、これまたキッズたちにはたまらない遊具公園があり、多くのファミリーで賑わっている。もちろん菜優真優ちゃんも、休む暇なく走っていちゃったぁ。それを汗かきながら追いかけるパパ。噂には色々聞いていたが、なるほど低学年くらいには最高のようだ。

次々と全遊具をクリアしていく菜優真優ちゃん。アスレチックとこの遊具公園だけで半日は大袈裟だが、2時間くらいは十分に遊んでいられるレベルだ。遊具公園の前には大芝湖があり開放感抜群。レジャーシート広げておにぎりでも食べたら最高だ。そして湖畔には何故だか知らないが『愛の鐘」が鎮座。当然ながらどちらのキッズもこの愛の鐘を豪打!これが園内中に響くからたまらない。もちろん菜優真優ちゃんたちも遠慮なしで豪打。まぁ〜愛の鐘というよりはけたたましい鐘の音は、別れの予感を思わせるんだけど・・・。とりあえずこれでサイトに戻り、夕食の準備だ。


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(楽しい夕食と温泉&花火をEnjoyだぁ!)


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