Enjoy Camp Life65!!


2011年5月 能登島家族旅行村Weランド(石川県)
(久しぶりにキャンプ&ホテル泊で能登半島へファミリー2泊旅行!)

いよいよGW本番。待ちに待った今年のGWは、5月2、6日を休んで大型10連休という方も少なくないとのこと。今年は震災の影響でかなり静かなGW、逆に言えばのんびり楽しめるGWになるかな?っと期待していたが、直前になって賑わいを見せてきたらしく、ここ中部エリアでは例年に近い状況になってきたようだ。やはり折角のGWだ、混んで当たり前静まり返ったGWでは寂しいものだ。そんな我が家は、GW前半は父娘キャンプで中津川へ。そして3日からのGW本番は、久しぶりにキャンプ&ホテルの2泊旅行を予定。高速1000円もそろそろ終了しそうなので、どうぜならばと遠い能登半島を目指す。

流石に3日は全国至る所で渋滞予想!ならば5時起床で早々に出発。ところが、渋滞は手強い。すでに東海北陸道は渋滞7km。それでも20分ほどで突破できたので良しとしよう。まずは瓢ヶ岳PAに立ち寄り朝食タイム。タケノコご飯の握り飯や美味しいもちもちカレーパンをゲットだ。このもちもちカレーパンがホント美味いのだ。続いて飛騨白川PAで2回目の休憩。今回は家族総出?愛犬3匹もおともなだけに犬達のトイレ休憩も必要で忙しい。名神高速〜東海北陸道〜能越自動車道を約250km乗り継いで寒ブリで有名な富山湾の氷見へ。あいにくの曇天で名峰・立山の姿は拝めなかったが、氷見から一般道を富山湾沿いに延々と北上。七尾市の七尾フィッシャーマンズ・ワーフ「能登食祭市場」へ。

ようやく石川県入りだが、やはり能登はホント遠〜い!疲れたぁ〜。すでにランチタイム。いくつかある飲食店の中、あのホテル加賀屋の系列のそのものずばりの「加賀屋 七尾店」でランチ決定。良太くんが海鮮丼。ママが青柏祭御膳そしてパパが海鮮炙り丼、菜優真優ちゃん達がキッズランチだ。うん、やはり能登だ。魚はどれも噂通り美味い!特に、パパの炙り丼は大当たり!おぉ〜4時間以上かけて来た甲斐が有ったというものだ。納得!今日は地元七尾の「青柏祭」の初日ということで能登食祭市場はものすごい人出。

そんな中、我が家がめざすはナマコの専門店「なまこや」。実はここ能登の名物ともいえるのがナマコだ。ナマコ〜?と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、ナマコは食通を唸らす超高級珍味とされているのはご存じだろうか?カラスミ、ウニとならび日本三大珍味とされているのだ。そんなナマコの代表品が「このわた」と「くちこ」だ。このわたはナマコの腸(はらわた)の塩辛。くちこには生くちこと干しくちこがあり、前者はナマコの卵巣の塩辛だ(中々手に入らない貴重品だ!)。後者が卵巣を三角形に平たく干したもので能登の高級珍味として親しまれている。実はじじへのお土産として高級ナマコ3点セットを直送だ。ホントはパパも食したいのだが・・・あまりにも高価すぎ。よって我が家用には悔しいが最も高級な干しくちこゲットし我慢することに(小さいやつですけど)。あぁ〜ホント滅多に手に入らない生くちこも欲しかったなぁ〜。残念無念。
外で盛り上がる青柏祭は北前船に模した約20tの国内最大級の山車が出る事でも有名だ。1度見てみたいものだが、のんびりしている訳にもいかず出発。今宵の野営地は石川県七尾に浮かぶ能登島の「能登島家族旅行村Weランド」だ。キャンプ場向かう前に、和倉温泉街手前の焼肉店「ひでくら」へ立ち寄り。実は今宵のBBQ用の肉を予約しておいたのだ。ここひでくらは人気ブランド牛の能登牛の取り扱い認定店となっている人気店。この店の売りがブランド牛「能登牛」のホルモンだ。能登牛ホルモンと和牛カルビやハラミ、豚トロなどのテイクアウトセットを3人前受け取り(約250g/人前)。ちなみにお店に安心の個体識別番号も記載されている。これを見ると和牛は新潟産のようだ。この店は良心的で、現地で量を確認しながら追加もできる。何となくやや少なめかな?っということで、どうせならばと能登牛のカルビとハラミを200g追加。これで安心だ。う〜ん、能登牛・・・楽しみぃ〜!!
和倉温泉からは能登大橋渡って30分もかからないはず・・・ところが、おいおい大渋滞。どうやらキャンプ場お隣の「のとじま水族館」へと続く超大渋滞の列と判明。こんな列にはまったら何時間待っても着くはずもない。そんな時、キャンプ場のWebサイトで抜け道の案内があったことを思い出す・・・う〜ん、でも記憶が定かでない?一か八か親父の記憶を頼りUターンし、抜け道を進む。最近全然活躍しない親父頭も今回ばかりは絶好調。見事キャンプ場の入口へと到着。ところが、水族館への道とここから先は共通。当然ながらすごい渋滞。折角13時にここまで来たのに、幼児が歩く程度しか進まないヘビー渋滞だ。

渋滞の列に約30〜40分。かなりいらつく渋滞だが、ようやくキャンプ場目指し左折。無事到着。時間はすでに14時手前だ。あぁ〜恐るべき水族館・・・。能登島家族旅行村Weランドの管理棟のトレードマークは風車だ。トータル140弱のサイトを持つWeランドだが、流石GWだけあって今宵は満員御礼状態。こりゃすごそうだ。基本的にチェックイン順にサイト選びなので、14時前とあってはかなりの出遅れだ。管理棟にはキャンプアイテムのレンタルはある程度揃っているようだが、販売品とくにお菓子や軽食を含む食料品や調味料等は揃っていないので注意が必要だ。島に渡る前に調達しておいた方が良さそうだ。炊事&トイレ棟は綺麗で良いし数も適度だ。

このキャンプ場は、中心の高台にAC電源付きサイト、1段下がった海沿いにぐるっとACなしサイトが延々とならぶレイアウトになっている。高いところからの眺望を望むならばACありも良いが、個人的には眼の前が海のACなしが断然好みだ。半島のようになっている先端エリアが1番開放感有りBEST、続いて夕日が美しい西側が人気なのかな?出遅れた分そちら側は諦め東側へ。開放感はイマイチかもしれないが桜が満開のサイトを発見!ここに決定だ。炊事棟&トイレも近くて都合が良い。

どのサイトも基本10x10mだが、海側に傾斜していたり、樹があったりと見た目以上に結構ばらつきが有る。傾斜がきつく実質7x7mくらいのサイトも見受けられた。良く確認していきたいものだ。場内は一方通行ではなく、東も西も行き止まりなため狭い通路をすれ違わないといけない、更にホント細いためキッズの飛び出しなどかなり運転には注意が必要となる。海と桜を眺められるサイトって中々ないのではないだろうか?いい感じだ。左側の樹はヒメグルミのようだ。木の下に堅いクルミの実が落ちていて菜優真優ちゃん大興奮だ。なるほど、確かに最近クルミの実拾いってないですよねぇ。おいおい、あっという間にビニル一杯に(これっ結局持ち帰って炙って美味しく頂きました)。

サイトの前はなだらかに傾斜になっていてその先は海だ。湾の中だけに波はすごく穏やかで、眼の前で漁師の方が一生懸命網をあげて漁をしているのが見れる。何が獲れているのかは良く見えませんが。菜優真優ちゃんたちは、クルミ拾ったり、綺麗な貝殻探ししたりと大忙し。更に落ちていた枝に花やクルミ、貝殻飾りつけての芸術作品つくりにも挑戦だ。さて〜アーチスト菜優ちゃん、どんな作品つくってくれるかな?楽しみだ。

長〜い車中で、菜優真優ちゃんたちのぬいぐるみと化してきたペキ犬のくー&ふくちゃん。ようやく車から出してもらってひと安心。かなりのお疲れ顔だが、少し遊んでもらったらすぐにご機嫌だ。老犬のキャバ犬のメルはそんな元気一杯のくー&ふくからは距離を保って、早々にMyスペースを発見しお昼寝タイム。何か盛り上がってくると、スクリーンタープの中から少し様子見で顔だけ出してくる。老犬ながら中々可愛いところだ。

先ほどから挑戦初めた芸術作品はどうなったかな?2人で協力しあって完成目指す。その後「パパ、できたよ!完成だよ!」とご機嫌。おぉ〜枝に色々なものが飾り付けられ確かに努力は一目瞭然だが、これって何?と思わず聞きたくなってくる力作だ。まぁ〜いわゆる創造性豊かなオブジェの力作ですね。その横には、竹筒を自分たちで割って(良太兄ちゃんに協力してもらったようです)無数のクルミがならぶクルミオブジェも完成。まさに機関銃の玉のようだが・・・素人にはわからないこれ又力作です。2人にとってそれは大満足と充実感一杯の逸品に仕上がって気分も最高潮のようでした。

ひと休みした後は、どうせキャンプに来たのだ身体を動かさないと!っということでフリスビー大会開催だ!まずは、良太兄ちゃんと菜優真優ちゃんでトライアングルになってスロー&キャッチの練習だ。肩が暖まってきたところで、実戦とばかりに2対2にわかれてのドッチフリスビー大会開催だ(パパは肩怪我があり少々きついのですが)。良太兄ちゃん&真優ちゃんチームvsパパ&菜優ちゃんチームで対戦だ。パパがおしりフリフリで誘惑してきたりと大騒ぎ。天気予報は暑くなるかも?と言われてきたが、運悪くかなりの雲天。雨が降らずに良かったと感謝したいほどだ。久しぶりの遠出キャンプ、かなりお疲れモードな上、今回はどこも立ち寄らずに何となく欲求不満だが、その分サイトでのんびりできたのでこれはこれで良かったかも?さて、そろそろ美味しい能登牛ちゃんが待っている夕食の準備スタートかな?


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能登牛、そして三大珍味のの1つ「くちこ」を堪能!)


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