Enjoy Camp Life66!!

2011年7月 赤礁崎オートキャンプ場(福井県)
(梅雨明けが待ちきれな〜い?父娘で若狭エリアの人気臨海キャンプ場へ!)

毎年言っているように思うのだが、今年の気候も何かおかしい?5月末に平年より2週間ほども早く梅雨入り宣言。ここ東海エリアにおいては観測史上3番目の早さだとか?早いだけでなくしっかりと雨も降っているのに梅雨らしくないのは、節電ムードをあざ笑うかのように続く猛暑灼熱地獄・・・更に梅雨にも関わらず真夏のゲリラ豪雨もどきの激しい雨があったり、もう梅雨だか真夏だかわからなくなってしまうからかもしれない。こうなってくると、とりあえず梅雨明けが待ちきれな〜いとばかりに父娘でキャンプへ出発だ。
梅雨入り後、真夏の空が続いたと思えば不思議と週末は雨ばかり。そんな中久しぶりに降水確率40%以下の週末到来。父娘で目指すは福井県の嶺南地区。嶺南と言われてもピンとこない方多いかもしれませんが、概ね京都の北に位置する若狭湾沿岸エリアのことだ。名神高速〜北陸道を快走し、敦賀ICでおりてまずはランチタイム。敦賀と言えば美味しいものがいくつもあるが、本日は福井の誇るB級グルメとも言えるソースカツ丼をもとめて代表店の1つ「敦賀ヨーロッパ軒」へ。人気店によくあることだが、元々は福井市にあるヨーロッパ軒総本店から最初に暖簾わけされたのがここ敦賀ヨーロッパ軒とのことだが、今や敦賀ヨーロッパ軒本店と命名されていて、ヨーロッパ軒と敦賀ヨーロッパ軒は別物と言う方もいる程でやや微妙な関係?中々の訳ありのようだ。
名物の「ソースカツ丼セット」を注文。なるほどカツの厚さというかボリューム感が噂通り若干違うような?とは言え、味付け等暖簾わけされただけに大きな違いは感じられず(若干敦賀の方があっさりタレと言われているようだが、良くわかりませんでした)。簡単に言えばどちらのヨーロッパ軒のソースカツ丼も美味い!福井のソースカツ丼の中でも個人的にヨーロッパ軒だけ別格だ。菜優真優ちゃんたちも美味しいとご機嫌で頬張る。味+ボリュームともに満足レベルだ。しかし、いつ来ても混んでいるものだ。本日もほぼ満席状態。少し早めに入ったのでのんびり食べれて大正解でした。あぁ〜満腹。

目指す今宵の野営地の「赤礁崎オートキャンプ場」はここからが遠い。若狭湾に沿って一般道を舞鶴方面にひたすら走る。敦賀から約2時間弱でようやくおおい町へ到着。まずはおおい町の観光拠点「ぽーたる」へ。地元の名産品などの販売や観光情報などの情報発信基地という感じなのだが、お目当てはトイレとSL。実は立派なSLの姿が眼に飛び込んできたため思わず立ち寄ろうという感じになったのだ。説明を読むとあのSL義経号のレプリカだとか?1990年大阪の「国際花と緑の博覧会」で風車の駅(現在のJR若狹本郷駅)と山の駅を結んで運行され好評だった縁らしい。何度見ても弁慶号や義経号は格好良い!青戸の大橋を渡ればキャンプ場までは約10km。案内看板も随所にあるがわかりにくいところもあるので注意が必要だ。

ここ若狭エリアは今問題となっている原発銀座ともいえる原発過密エリアだ。途中にも大飯原発の標識が眼についた。何せキャンプ場からはその姿は良く見えないがすぐ裏に原発という環境だ・・・あまり気分の良いものではないが考えすぎても切りがないので忘れることに。ここ赤礁崎オートキャンプ場は関西エリアきっての人気高規格キャンプ場とあって本日も多くのキャンパーで賑わっている(実は若狭エリアは北陸というより実質近畿圏なのだ)。サイト前が海という開放感抜群なのが売りではあるが、本来他県でホタル観賞キャンプを計画していただけに(雨予報で急遽変更)、当日予約では流石に人気キャンプ場だけに1番海から遠い管理棟脇のサイトしかとれず・・・まぁ〜仕方ないかっと妥協。でも、場内は一方通行なので歩いて管理棟に行けるエリアは楽で割り切ればすごく便利で良い。

ちなみに開放感抜群なのは電源付きサイト、電源&水道付きサイトになってしまう。安価なノーマルサイトでは抜群とまではいかないようだ。よって、どうせだから眺望、開放感求めるのであれば先記の通りちょっと高めのサイトをお勧めします。早速、設営だ。しかし、梅雨あけてもいないのにえらく暑い。熱中症で倒れる方が多いのもうなずける。いやぁ〜本日は30℃は切っているものの堪える暑さだ。こうなるとMOSSの大型テントのアンコールの出番となってくる。何せ通気性という意味ではこのアンコールは最適テント、我が家の夏キャンプの顔とも言える。

菜優真優ちゃんたちも一生懸命手伝ってくれて、汗だくになりながらも順調に設営完了。あぁ〜木陰の下に設営したアンコールの中は最高だ。海沿いキャンプ場だけに午後には心地よい陸風が吹くため、木陰の下はホント気持ち良い。このまま昼寝したいくらいだ。ここの管理棟はさすが高規格キャンプ場と言われるくらいで申し分ない。カップラーメンや食材、キャンプ道具、アイスクリームまで概ね必要なものが揃ってしまうレベルだ。活サザエなどの販売もあるし、コールマングッズは割引プライスでゲットできるとのことだ。更に、温泉施設「あみーしゃん大飯」の自動チケット販売機もあるのだ。こりゃホント頼もしいものだ。炊事&トイレ、シャワー棟も綺麗で数も多く問題はない。有料でガスコンロ、給湯も使えるので寒い時期には嬉しいキャンパーも多いのでは?反してゴミの分別は結構面倒だ。チェックインの際に何枚ものゴミ袋が配布されるのでいいのだが、やはり面倒ではある。反面、ゴミ捨て場は数多くあるので嬉しい。

暑〜い、早速海だ!すぐお隣には1番近い海水浴場として「袖ヶ浜海水浴場」がある。キャンプ場からは徒歩5分弱という距離だ。パラソルとクーラーボックス持ち歩ける距離なので海水浴目的のキャンパーはしっかり準備しておきたい。今回はあれだけ娘達に言われていたのに思いっきり水着を忘れてしまい、残念ながらキャンプ場の遊歩道から行ける岩場へ。下が多少ゴツゴツしているが、サンダル履いたままならば十分水遊びできる。菜優真優ちゃんたちも膝までしか入れないが、カニ探し、大好きな貝殻探し等々予想外に満喫できたようだ。何より水が冷たくリフレッシュできて良かったようだ。

水遊びの後は場内散策へ。真っ先に眼に飛び込んでくるものがある。菜優真優ちゃんたち早々に発見し「あれ〜何?」と興味津々。これは「松ヶ瀬台場遺跡」だ。江戸時代の小浜藩のお台場跡だ。お台場、つまり砲台だ。ペルー来航後に、若狭湾を航行するロシア船から京都を守るために小浜藩が築いた2基の台場だ。近くで見ると意外に迫力があるものだ。今にも砲撃できるのでは?という感じで想像したら思わず耳を塞ぎたくなってしまった菜優ちゃん。キャンプ場の中にこういう遺跡って珍しいですよねぇ〜。

横に長い場内の1番東端には「あかぐり苑地」の入口がある。丁度ここ大島半島の最先端にあたる部分が自然公園になっているようだ。100円/人支払わなければならないのがちょっと気になるが、ここまで歩いてきたのだ仕方ない。まずは、噂の「ふわふわドーム」だ。3つの球体が重なったような白い奇妙な物体のオブジェ?とあるが、これが実際に乗ってみないとわからない。ちょっと硬めのトランポリンの山って感じかなぁ〜?実に良い感触なのだ。これは言葉では中々上手く表現できない。当然ながら菜優真優ちゃんたちも大騒ぎ!この暑い中、景気良く大ジャンプ!っと思えば跳ねるようにジャンプ歩行!

なるほど楽しそうだ。どこのキッズたちも大興奮という感じだ。これは中々良いアイデア?これだけでもキャンプ場にあれば十分Enjoyできるキッズたちも多いはず。その先には滑り台がついたやぐら型展望台だ。高さ13mの3Fからの眺望はそれは素晴らしいとのことだが、親父にはかなり高いハードルでもちろんキッズたちに代わりに見に行ってもらうことに。そして滑り台を軽快に滑降!いやぁ〜この暑い中、ホント元気なものだ。

橋を渡った先きには現役の灯台「赤礁崎灯台」がある。今まで中を見学できる灯台しか見たことがないため「これってホントに灯台?」とのこと。確かに小さいよねぇ〜。近所の公園にあるオブジェと言われてもおかしくないかも?その後は、浜に下りて菜優真優ちゃんたちのメインイベントともいえる貝殻探し!実は、出発前から綺麗な貝殻ないかなぁ〜?と貝殻ゲット宣言していたので、真剣モードだ。どうやらいくつかゲットできたようでご機嫌モードに。最後に再度遊具で遊んで本日のお遊びタイム終了!菜優真優ちゃん、満足できたかなぁ〜?


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