Enjoy Camp Life83!!

2012年11月 合掌の森中尾キャンプ場(岐阜県)
(紅葉美しい奥飛騨へ温泉三昧キャンプ!)

2012年も早いもので残すところあと2ヶ月。今年は秋の訪れがのんびりだったが、ここにきて急激に冷え込んできて一気に晩秋って雰囲気だ。秋と言えば紅葉!日本人であれば「桜と紅葉」ははずせない。この時期東海エリアで紅葉といえば奥飛騨だ。でも奥飛騨は寒い〜。氷点下覚悟の冬キャンプ仕度で、いざっ紅葉求めて出発だ。「何でそんな寒い中キャンプなんて行くの?楽しいの?」と良く聞かれる。ごもっともな質問だ。かく言う自分も何故行きたくなるのか?はっきり言って良くわからない。でも、冬キャンプって誘われるだよねぇ〜。

東海北陸道を北上。まずは腹ごしらえということで、長良川SAでブランチ!早速、菜優ちゃんがラーメン、真優ちゃんが明宝フランクフラント。そしてパパは松茸ご飯がおいしそうな「ふるさと定食」。そして関市のご当地グルメ「黒からあげ」を追加。この黒からあげは隠れた人気グルメで、毎度ゲットするのにならばなくてはいけない程。何度食べてもこの真っ黒な唐揚げ、はっきり言って見た目は丸こげ?決して美味そうには見えない。でも、これ焦げている訳ではなく「ひじき」と「椎茸」でパックされているからなのだ。この2品もちろん味にもしっかりと顔を出しくる・・・これが意外やいけるのだ。

真っ黒唐揚げに菜優真優ちゃんも興味津々。パパから強奪してガブリ・・・あれぇ〜美味しい!あまり期待せずにカブリついたが予想以上の美味さに拍子抜けという感じだ。流石の松茸ご飯も今回は黒唐揚げに軍配だ。満腹になったところで再び北上。標高1000m以上のひるがの高原越えると思わず「うわぁ〜」と声が漏れる程、燃えるような紅葉が続く。いやぁ〜やはり紅葉はいいねぇ〜。菜優真優ちゃんも綺麗〜と大興奮。高山西IC降りて、一般道を進むと・・・平湯温泉手前で何と雪景色。どうやら昨晩降ったようだ。おいおい、雪かよぉ〜?途中通過した人気の平湯キャンプ場も雪が残っていて寒々しい。途中約10kmの渋滞もあったため名古屋から約4時間でようやく本日の野営地の「合掌の森中尾キャンプ場」へ到着。いきなり管理棟周りの紅葉が眼に飛び込んでくる。うぉ〜綺麗だ。

本当は前回同様樹々に覆われ静かなくるみサイトにしたかったが、翌朝の日当りも考え開放感ある焼岳サイト(AC付き)に決定。場内は至る所で樹々が色づいていて紅葉真っ盛り!まさに見頃だ。車降りるとおぉ〜流石にこの時期の1200m級キャンプ場は冷える。下界とはまるで違う。最高気温は5℃だ。早速、設営スタート。今回はリビングシェルとMOSSのスターゲイザーGTの組み合わせだ。スリーブ式が代名詞のMOSSテントも末期モデルには独特のグリップ式のGTシリーズが世に出された。設営ハードなMOSSテントでは考えられない程楽ちん設置を売りとするGTシリーズは個人的には有りだ。

中国製のダークブラウンのレインフライの美しさに関しては賛否色々あるだろうが、個人的には嫌いではなく至って普通っぽいテントとも言える。普通というのは悪い言葉ではなく難がなく実に安心感のあるという意味だ。もちろん米国製スターゲイザーの方が美しいには決まっているが、どちらも使用している自分にとって使い易さで言えば圧倒的にGTと言える。設営が終われば、もちろんと言っても良い!ここ中尾キャンプ場の売りとも言える混浴野天風呂へ!この野天風呂のために奥飛騨温泉郷の最奥までわざわざ足を運んできたと言い切っても良い。

サイトにいても漂ってくる硫黄の香り・・・ここの温泉はホント掛け値なく素晴らしい!自分も色々キャンプには出かけたが、個人的にはキャンプ場最高の温泉と言いきる。流石東海地区の横綱と格付けされる奥飛騨温泉郷だ。更に、この時期は美しい紅葉に囲まれているとくるから申し分ない。これ以上何を求めたら良いのか?というレベルだ。

寒いだけにすご〜い湯気。風向きによっては真っ白で何も見えなくなってしまうが、そんな中数少ないシャッターチャンスにハイポーズ!この野天風呂の良さは、単なる広さやワイルド感だけではなく、どのシーズンに入ってもホント適温ということだ。更に、風呂の周りに適度な腰掛け用&寝湯用の石がレイアウトされていて、のんびりと長湯が可能になっている。いやぁ〜ホントのんびりできるのだ。だから20〜30分程度平気で入っていられる。22時までの間何度でも入浴可能なだけに、まさに温泉三昧キャンプに最適だ。

身体がポッカポッカになったところで、紅葉美しい場内をしばし散策。赤、黄色に染まった樹々はホント美しい。そして、真っ赤な落ち葉の絨毯の気持ち良いこと。この紅葉と温泉・・・遠いところまで来た甲斐があったというものだ。ちょっ寒いけどね。時間はもう16時半過ぎ、さて今晩はどのくらい気温下がるのかな?

サイトに戻れば、早速パパ乾杯!温泉は身体の芯まで温まるのでビールの味も格別。早速ご機嫌モードのパパ!ビール片手にパパが夕食の準備している間に、菜優真優ちゃんたちは大騒ぎ!何にそんなに興奮しているの?とパパが尋ねれば、どうやらお隣のサイトにオウムが2羽いるとのこと。今まで色々ペット連れキャンパー見てきたが、オウム連れキャンパーは初めて見た。それもオウムは2羽とも放し飼い。サイトではしっかりとしたビニルの温室用意されていて、トイレや炊事棟へご主人が行くとなれば2羽とも頭や肩にとまって同行。お風呂まで一緒。だからいつも多くのキッズたちに囲まれ大人気!我が家の愛犬くぅー&ふくちゃんの出番なしって感じだ。

今宵のディナーはみんな大好きなスキ焼き。ダッチオーブンぶんぶくのスキレッドをスキ焼き鍋として、早速美味しいディナースタート!まずは、割り下少しで肉をさっと煮て頂く。う〜ん、美味い。この最初の肉って美味いよねぇ〜。ここで白菜、ネギ、シラタキ、焼き豆腐、椎茸等を投入。実は関東人の自分にとって、必須アイテムともいえるのが「ちくわぶ」なのだが、ここ東海エリアでは中々手に入れられない。っというより「ちくわぶ」の認知度はゼロともいえる。関東ではおでんの具BEST3の常連ともいえるちくわぶなのに・・・やはり無いと物足りない。あぁ〜ちくわぶちゃん恋しいよぉ〜。
ようやく炭火のおかげでスクリーンタープ内はポカポカに。外はかなり寒いだろうが、スクリーンタープ内は快適!いやっ暑い程だ。こうなると冬キャンプも楽しくなってくる。もちろん箸のペースもUP、父娘の会話も盛り上がってくる。やはり寒いのは駄目だもんね。
こうなると超ご機嫌のパパのペースもUPし、嬉しそうにビールをおかわり!いやぁ〜ビール最高!菜優真優ちゃんもいつものように大活躍だ。肉も野菜も、とにかスキ焼きは2人におまかせ。肉煮えたよ〜とよそってくれて、まさに至れり尽くせりで大喜びのパパ。反して、スキ焼きのおいしそうな香りにたまらん!っと言いたいのが愛犬たちだ。少し分けてよぉ〜っとパパにおねだりの黒ペキのくぅーちゃん。あとでドッグフードに少し肉と汁入れてやるから・・・我慢しなさい。


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(テントもタープも車も・・・真っ白に凝りつく!久しぶりの氷点下キャンプ!)


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