がんばれぇ〜!アビスパ福岡!!


立派なアビスパサポーター誕生!博多の森球技場にて!

2006年9月16日 J1残留かけて・・・がんばれAvispa!「アビスパ福岡vs横浜マリノス」!

福岡のプロスポーツと言えば、福岡ソフトバンクホークスが人気だけど、サッカーだって忘れてはいけない。アビスパ福岡が健在だ。ところが今期アビスパは絶不調で監督も引責辞任・・・すでにJ2降格候補の最有力とされている。地元チームのピンチだ!運良くチケットをゲットしたので早速応援へ出発だ!9月の3連休の初日のホームゲームなので大喜びで待っていたが、丁度九州へは台風13号が着々と近づいてきており最悪のコンディション。残念ながら試合直前に雨が・・・。しかし、雨なんかに負けてたまるかぁ〜!合羽に傘で完璧な応援体制だ!

関東にいる頃は人気チームがいたことで、マリノス、ベルディ、レッズ、アントラーズ等かつてのプレミアチケット時代から何度か足を運んで来たが、実は久しぶりのJリーグ観戦、悪天候ではあるが楽しみだ。予想に反して満員とまではいかずとも凄い数のサポートの入場で、雨にも負けず試合前から大応援だ。この気持ちアビスパイレブンにも届いて欲しい。
雨に濡れてでも、やはりゴール裏のホームシートで応援したいという良太くんの希望で、土砂降りの中ゴール裏の前方シートに陣取る。さぁ〜て試合開始、キックオフだ!良太は興奮モードで最前列に移動し「GoGoアビスパ!」の応援だ。ところが・・・開始早々の14分マリノス久保の絶妙なループシュートでゴ〜ル!!あぁ〜いきなりの失点。あんなに綺麗なループそうそう見れるものでもない。上手いと言えばそれまでだが、アビスパ守備陣大丈夫かなぁ〜?マリノス1点先取。
静まり返ったアビスパサポーターたち・・・しかし、たかが1点では諦められない。がんばれぇ〜アビスパイレブン!この頃から小雨に、そして上がり始めて来た。応援モードのギアも上がってくる。良太くんもまだまだ〜っと落ち着かない!応援にも熱が入ってきたぁ。
前半はお互いチャンスはつかむものの守備陣が奮起。アビスパ、ゴール前のフリーキックのピンチも冷静に壁に当ててクリア!よ〜し、いいぞ!こんな天候でも、アウェイのマリノスサポーターサイド席以外はほぼ埋まった博多の森球技場。こんな熱いサポーターの思いが通じること信じて大応援!!
そんな我々の思いが届いたのか??ゴール前でなんと、先ほど得点したマリノスのエース久保がジダンなみの頭突き攻撃!場内大ブーイング!!当然ながら1発退場のレッドカード!!ナイスジャッジ。ここぞとばかりに久保に対して「帰れぇ〜」コール。よぉ〜し、1人減となったマリノス。数的優位になったアビスパ大チャンス。それもまだ始まったばかり。これで勝負はもらったと確信し、混雑するハーフタイム前に夕食の買い出しへ良太くん走る。ほかほかの肉まんをゲットしてきたらしい。

肉まん食べながらの大応援!当然ながらアビスパのラッシュ続く。シュートの雨あられだぁ〜。こうなったら応援のしがいが出てくる。雨も完全にあがりまさにホームのアビスパペースへ。

ところが、攻めても攻めてもどうしてもゴールを割れない。すごく歯がゆい試合展開。我々の眼の前にマリノスが攻め上がってくるのは滅多にないくらい。たまのピンチも冷静に対処。今期まだ1勝と大スランプのアビスパ、長いトンネルから脱出するまたとない大チャンスだ。北斗を中心に攻め上がれ!残念ながらここで長い笛。前半1−0で終了。う〜ん、惜しかった。
しかし、前半の攻め達磨は後半のゴールラッシュを予感させてくれる。アビスパスタンドは大興奮だ。アビスパ応援で面白いのが、やはり博多のチームだけあって途中「オイッサオイッサ」の山笠応援モードになる。流石、山笠は博多の象徴だ。アビスパの応援スタイルにもしっかりと浸透している。実は山のぼせにはたまらない。良太くんも初めてのJリーグ観戦とあってのってきた。シュートが大きくはずれてスタンドに飛び込むと全てキャッチに走る!でも、野球と違ってボールはくれないんだよ。わかってる?
ハーフタイムはアビスパのマスコットの「アビー」が場内一周だ。チーム名の「アビスパ」はスペイン語で「蜂」、組織力や俊敏性の象徴なのだ。それにしても良太くんはじめどこの子もこの柵によじ登るのが好きなこと。試合中は必ず場内の警備員が注意にくるので自由にできるのは試合後とハーフタイムだげなのだ。さぁ〜て後半の応援準備もOKだね。
いよいよ後半スタート!45分間で怒濤のゴールラッシュといこう!タイミング悪く良太くん再びお腹が減ったぁ〜と大騒ぎ。ハーフタイムの間に言えば良いのに・・・でもハーフタイム中は混んでるか?仕方ない。自分で行って来れると言うので再び良太くんに買い出し依頼。バックスタンド経由し、場外の売店へ。ホーム側は満員だけど大丈夫かな?ちょっと心配したけど無事帰還。それにしてもいっぱい買い込んで来たなぁ〜。話は突然かわりますがアビスパ大チャンス!シューット!!!見事ゴ〜ル!!やぁった〜!アビスパサポーター総立ち&ガッツポーズ!・・・・あれっ様子が変だぞ。何とオフサイド・・・・ノーゴールがっかり。
その後もほぼボールを支配し続けアビスパの猛攻続くも、日本代表の中澤、松田を中心とするマリノスディフェンダーは強い。数的不利も全然感じさせない。応援に力が入るが、時間的にそろそろイライラも出て来た。
そんなちょっとした気のゆるみが出た時だ・・・マリノス、ワンチャンスをいかして追加点・・・・がぁ〜ん!痛恨の大失点。勝利が遠のいていく〜。アビスパサポート静まりかえる。ため息・・・と落胆の声が・・・。66分マリノス追加点2−0。「まだ時間はある、取り返そう!」と声援の中アビスパ再度猛攻。熾烈なJ残留争いの中、負ける訳にはいかない。
ところがその3分後、まさかの3点目が・・・。1人多いという数的優位の中、アビスパ守備陣崩壊。アビスパサポーター完全なる沈黙。さすがにちょっと失望。罵声まで飛び交う始末。だって、やはり退場者出させておいて2失点はファンであろうとも叱咤したくなるよねぇ〜。しっかりしろ!アビスパ、コーナーキックから仕掛けるも、キーパーの好セープで得点できず。再びため息・・・。
確かに猛攻は続くが、何となく得点できそうな雰囲気がしてこない。フリーキックも「どこ蹴ってるの?」というくらいの外し方。大体ゴール裏にいるのに強烈なシュートは1本もこない。まさしくゴール裏も安全エリアしている。とにかく精度が悪過ぎる。そんな中、ようやくロスタイムにアビスパ飯尾の意地のゴール決まる。もちろん待ちに待ったゴールにアビスパサポーター総立ち。ところがあまりの不甲斐なさか?いつもの大旗は1本しか上がらない。雨に濡れて重いとか?いろいろあるかもしれないが完全にサポーターも怒っている。何か激しさが伝わってこない。アビスパ1−3マリノス。
良太くんもようやく待ちに待ったガッツポーズ。しかし遅過ぎた。ここでタイムアップ。1−3で試合終了。残念アビスパ完敗。それも悔やんでも悔やみきれない惨敗でした。あぁ〜あ、聞こえてくるのはため息ばかり・・・。
こんな惨敗にも関わらず、サポーターたちは柵によじ登りアビスパイレブンたちを待つ。完全に肩を落とした選手たちが下を向いたままご挨拶。拍手や歓声、応援はホントかすか・・・野次の方が多いくらい。それほど失望させる内容と言っても良い。
あぁ〜これぞ敗者という姿のアビスパの選手たち。雨にも負けず駆けつけたサポーターたちも同様に悲しい・・・。野球と違ってサッカー観戦の場合、売り子がいないので元々ゴミが少ないこともある上、各エリアごとにゴミ袋がしっかりと準備されており、サポーターたちもゴミを落とさずちゃんと都度捨てている。よって、試合終了後もスタンドはすごく綺麗。もちろん各サポーターも帰る前にしっかりと身の回りをチェック。マナーは間違いなくプロ野球よりもJサッカーの勝ちだ。

あぁ〜完敗だったためか?ずぶ濡れのTシャツが冷たく感じる。この日のために準備した良太くんのアビスパユニフォームTシャツとパパのアビスパタオルマフラーも悲しく冷たい。試合前にサポーターに配られた「残留」というフラッグ?ポスター?は博多の森球技場の至る所に貼ってある。何故か今晩はすごくもの悲しく映る。これでホントJ1残留の危機が現実的となってきた。本日の結果でがっかり再び最下位転落。どうなっちゃうの〜アビスパ。今日のような気合いでは間違いなくJ2直行だ!頼んだぞ〜!涙雨もかれてしまった博多の森球技場。アビスパサポーターの足取りも重そうだ。ママに迎えに来てもらって約10分で帰宅。諦めずにもう1度アビスパ応援に行ってみるかぁ〜?ホークスは無事ポストシーズン進出が決まったのになぁ〜。ホント「残留」ポスターが雨に濡れて悲しい・・・。アビスパの奮起に期待する。
明日からは台風13号九州縦断だ。3連休の残りは家で静かにしていよう。仕方ない。

23節マリノス戦 http://www.avispa.co.jp/game/game_report/20060916_no23.htm

アビスパ福岡 http://www.avispa.co.jp/index.html


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