★★ パパのこだわり焼酎 その7 ★★

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川越 /25度/川越酒造場


俗にいうプレミア焼酎と言われる1本だ。確か2002年だったかな?ANA国際線のファーストクラスで世界の銘酒のひとつとして『川越』が採用され一気にブレイク!それ以後あっという間に入手困難なプレミア焼酎へと駆け上がっていった本格派だ。。
朝掘った新鮮な甘藷「黄金千貫」をその日に処理し、83の行程をご夫婦2人で丹念に醸されたかめ仕込み焼酎で、口当たり抜群でまろやかな甘味が最高!ホント飲みやすく仕上げた芋焼酎だ。極少量の米焼酎をブレンドしているのが美味しさの秘訣と聞く(8:2だとか?)。プレミア焼酎ってこの口当たりなんだよねぇ〜。ガツンとこないんだけど・・・何なんだろうでもホント飲み易い。実は美味いもんは高いなんて認めたくない自分がいるのだが、非がないという点では認めざるおえない。ファンがつくのもわかる気がする。反面、今回のように安〜く手に入るとすごく喜んでいる自分がいるのに気づく。本音はやはりプレミア焼酎飲みたいんなんだよな。仕方ないか?でも、噂通り「三岳」に似てる?三岳好きの自分にとっては申し分ない味と言える。

黒天狗 /25度/白石酒造


白石酒造には「紅椿」や「花と蝶」等人気焼酎があるが、この「黒天狗」が最高峰ものだ。良質の原料芋をその日のうちに仕込み、こだわりの手作りで、黒麹を使い一次仕込み、二次仕込み共にカメ壺を使い、出来た原酒(「蔵の影法師」を使っているとか?)を3年間貯蔵した限定販売の焼酎。なるほど、ひと口で美味さがわかる。真っ先に長期貯蔵のまるやかさが舌に伝わってくる。美味〜い!う〜ん、熟成。この味わいこそ、まさしく熟成という言葉があう。なるほど、薦められただけの事はある。

さつま若潮 「春薩摩旬あがり」 /25度/若潮酒造


かみさんが買ってきてくれた芋焼酎「さつま若潮」。俗にいうどこでも買えるポピュラー焼酎だが、あれっ?何かラベルが違うなぁ〜?良く見ると春限定の、さつま若潮「春薩摩旬あがり」という限定モデルのようだ。ラベルも桜が舞ってえらく春っぽい。何となくいいねぇ〜。花粉症のせいで、個人的に春は苦手だが、こういった春限定品っていうのは雰囲気がえらく良く悪くない。
いざっ、口にすると、うんフルーティだね。癖が全くなくすごく飲み易い。逆に言うと芋っぽいパンチがもう少し欲しいのも本音。とりあえずホント飲み易い。何となく春限定というか春っぽいというのがわかるような。決して秋っぽくない。
でも、ホントの芋好きにはどうかなぁ〜?ロックか水割りでさらっと頂くのに良いのかも。これは、思わず飲み過ぎちゃう?

薩摩 邑 /25度/岩川醸造


かみさんが近所のスーパーで買ってきてくれたものだが、お手頃価格なのに意外といける。やはり焼酎は安くないといけない。安くて美味いが芋焼酎の必須条件だ。芋焼酎に目覚めた頃、どうしても俗にいうプレミアム焼酎たるものの味を知りたくて、バカみたいに大枚払って飲んだものだが、実はプレミアム焼酎で美味いものはあまりない(芋っぽくないものが多いだよね。飲み易いんだけどガツンとくるのが少ない)。芋の良さを消してすご〜く飲みやすくした、どちらかというと東京を意識したもの程プレミアム度が高いと言える。そういう意味では芋っぽさは実は大衆酒の方が味わえるものだ。九州人はわざわざプレミアム焼酎は飲まない。っというより芋焼酎は安くないといけない!という鉄則がある(でも、本当はそりゃプレミア焼酎飲みたいんだけどね。負け惜しみだなやっぱり)。この薩摩邑も安いが、実に美味い。すごくフルーティーで飲みやすい。人気の「富乃宝山」好きの方なんかに良いのでは?フルーティすぎる宝山より美味いのでは?流石、黒麹そして黄金千貫。やはり芋焼酎は安くないといけない。そういう意味では、実にバランスの良い焼酎だ。こりゃ、ロックだねぇ〜。

黒伊佐錦 /25度/大口酒造


ポピュラー焼酎の1つとも言える「黒伊佐錦」。大口市と言えば元祖プレミア焼酎の「伊佐美」や「伊佐大泉」などが良く知られている。この地もすごく水の良いところと聞く。そんな大口の芋焼酎と言えば、何も高価なプレミア焼酎を頂かなくても十分満足できる。それがこの黒伊佐錦だ。近所のスーパーでも簡単に購入できる俗にいうポピュラー焼酎だが、何のなめてはいけない。黒麹をつかった骨太焼酎だ。これで十分に美味い。うん、安いけど美味い芋・・・なるほど芋焼酎は大衆酒であるべき!を証明してくれる焼酎だ。
知られていないかもしれないが、本場鹿児島の居酒屋ではどうだろう、島美人かこの黒伊佐錦か?と言っても良い程の2強の存在ではないでしょうか?九州出れば意外と安酒となめられた存在かもしれないが、皆さん本場焼酎好きが選ぶ絶対的な定番焼酎なんですよ。



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