★★ パパのこだわり焼酎 その9 ★★

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赤芋仕込み 明るい農村 /25度/霧島蒸留所


明るい農村の赤芋バージョン。赤芋で仕込まれただけにフルーティーな香りとすっきり感、そしてまったりとした甘さが最高です。話はそれるがこの赤いラベルいいねぇ〜。個人的には明るい農村シリーズのラベルはどれも好きだが、この赤芋版は特に気に入った。もちろん、味はもっと気に入った。人気の赤霧島と飲み比べてみると面白い。赤霧島は好きだが、個人的には全然上だ。香りとひと口目の甘さの広がり、そしてその後のすっきり感・・・全然好みだ。赤霧島は旬ものなので定期購入するが、実力的にはこちらの方が上としたい。とりあえず明るい農村シリーズは実にしっかりとした焼酎だ。この言葉で想像してもらえると思うが、芋好きの期待を裏切らない。うん、この2本揃えておけば安心って感じだ。今は気軽に手に入るが、入手難になるの時間の問題だろう?人気急上昇もうなずける味。納得です。

クラシック明るい農村「豊穣の実り」 /25度/霧島蒸留所

これまた明るい農村シリーズだ。でもこの1本はちょっと違う。かめ壷仕込みの3年古酒の蔵元限定版だ。味、香りともに華やかな黒麹ゴールド菌と黄金千貫をつかって、かめ壷に仕込んだ長期間熟成だけに霧島蒸留所の最高峰銘柄の1つだ。更にラベルは、当蔵のルーツ、霧島田口酒造工場で明治44年から販売していた「花の露」のデザインをそのまま復活させるという力の入れよう・・・おぉ〜期待せずにはいられない。でなくても明るい農村シリーズはずばり好みなのに、それの熟成版だもんそのまろやかさを想像するだけでたまらない。ひと口するだけでその想像通りだったと安心する。すご〜くまろやかで尚かつフルーティー。
3年間熟成した結果が、しっかりと味わえる。ちょっと値段が高めなのがネックだが、この味わいならば損は感じない。はっきり言う、好きな焼酎の1本だ。

百姓百作 あや紫 /25度/霧島蒸留所


下の霧島芋と同様に酒屋からは購入できない蔵元限定酒だ。蔵元に出向くかHPから入手するしかない。限定というだけで何となく購買意欲が湧いてくる。しかし良く考えると使用しているあや紫はお気に入りの「赤芋仕込み 明るい農村」にも使われているので全く同じだ。違いは限定酒だけに4年熟成ということだけだ。その分あや紫の方が若干高い。いざっ期待して飲んでみると、あや紫の方がよりまろやかでフルーティー!う〜ん、4年かけて分はある。でも、飲めば飲む程、赤霧島に似てる?やはりポリフェノールの力か?赤霧島好きにはお勧めできる。う〜ん、わるくないぞぉ〜。限定酒のため入手しにくいの難点だが、また好みの焼酎が増えたという感じだ。

百姓百作 霧島芋 /25度/霧島蒸留所


明るい農村発売25周年記念として限定出荷されたのが、この「百姓百作 霧島芋」だ。原材料は霧島産黄金千貫と霧島産米の夢はやと、そして霧島山系のおいしい水でかめ壷で仕込んだまさに原料すべて100%霧島産の芋焼酎だ。蔵元限定品だけにもう手に入らないかもしれないという事で、大慌てでゲット。まずは、透明なボトルは個人的にすごく綺麗で好きだ。すごくオーソドックスで万人受けする味だ。反面、限定品としてはインパクトにかけるという感じもしないでもない。う〜ん、わざわざこれでないと・・・という程でもないかな?

青潮 /25度/祁答院蒸留所


鹿児島の西部沖合の甑島の旧西酒造場さんが製造していた超限定品の銘酒として知られていた「青潮」。銘酒を絶やしてはいけない!(20年間に渡り封印されていたとか)ということで立ち上がったのが「明るい農村」の霧島町蒸留所だ。甑島から祁答院へ移し引き継がれたのは手造り焼酎という技だ。「手造り焼酎」とは、焼酎の土台となる麹育成の段階で、温度管理のできる機械を使わず、麹室と呼ばれる木の部屋の中で、蔵人の手で、直接麹と触れ合いながら麹を育んでいくという聞いただけでホント手間がかかっているのがわかる製法だ。そんな青潮の実力がいきなり認められて23年には総裁賞を獲得。おぉ〜くるぅ〜。こりゃ芋焼酎好きにはたまらん。いかにも芋焼酎っという香りと口当たり。なるほど、流石幻の銘酒と言われてきただけはある。美味い。気づけば「明るい農村」も長年の沈黙を破り復活した焼酎だ。どちらも歴史は違えど、見事に復活を果し芋好きを喜ばせてくれる。いい話ですねぇ〜。



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