★★ パパのこだわり焼酎 その11 ★★

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萬膳 /25度/万膳酒造


ご存じ今やプレミアム焼酎へ仲間入りしたとも言える人気焼酎の萬膳。「小さな小さな山小舎の蔵元」という売り文句で、脚光をあびた万膳酒造が満を持して世に送りだす本格派焼酎だ。地元霧島産にこだわり芋は黄金千貫、米麹には岩手産のひとめぼれを、仕込み水は霧島レッカ水超軟水を使い、「手造り麹」「かめ壺仕込み」「木樽蒸留」とまさに黒瀬杜氏の卓越の技のずばり集大成とも言える。黒麹によるパンチの効いた焼酎を想像していたが、実はアルコール臭の少ない爽やかな焼酎だ。なんだろう、魔王や森伊蔵とも違うスーっとくる口当たりのまろやかさ。うん、美味い。旨味、キレ、コクのバランスも良い。黒麹なのに不思議だ。木桶蒸留による木の香りが、昔より少々ではあるがほんのり強くなってきたような?っというより萬膳庵に少し近づいたような気もするけど・・・どうなんだろう?この木の香りを漂わせる芋焼酎は、早々あるものではない。うん、満足。でも、最近あれだけの人気酒だった萬膳の人気もやや陰りが・・・?ホント何となくだが、以前の方が美味しかったような?最近では、近場の酒屋にはないだろうが、ネット等でもやや購入し易いレベルにまで落ちてきましたもんね。但し、今となって萬膳にそれだけの金を費やす事がどうかは微妙ですが・・・。でも、やはり芋焼酎を語る上で、1度は飲んでおきたい芋焼酎でもありますね。

萬膳庵 /25度/万膳酒造


萬膳とならび万膳酒造の看板焼酎の萬膳庵。万膳同様に素材、造り込みまでこだわり続けた逸品だ。もちろん芋は黄金千貫、米は霧島産ヒノヒカリ、仕込み水は霧島レッカ水だ。魔王や富乃宝山で有名となった黄麹をつかうことで、上品な柑橘系の香りと、深い甘みが同時に味わうことができる。なるほど、爽やかだ。フルーティーな香り&味わいの中に、木樽蒸留による木の香りがほのかに含まれる。う〜ん、これがさりげなく上品。最近は、赤芋や紫芋をつかったよりフルーティーで甘い焼酎が増えてきたが、元祖爽やか系は健在だ。上記もしたが、何となく萬膳と萬膳庵が似通ってきたような・・・?とは言え、どちらにしろ美味いことにはかわりない。萬膳ともども萬膳庵も口にせずにはいられない1本だ。

萬膳(デキャンタ瓶) /25度/万膳酒造


人気の萬膳のデキャンタ瓶ものだ。万膳酒造は、酒造りとは別にボトルにもすごくこだわっていることで有名だ。そんなボトル好きの注目を一身に浴びたのがこの萬膳のデキャンタボトルだ。飲み終わった後に、インテリアとしても使えそうな出来映えだ。確かに、このこだわりようは凄〜い。中身は萬膳だとわかっていても、思わずゲットしてしまった。実は、このデキャンタボトルのおかげで720ccにしてはかなり割高・・・。わかっちゃいるが我慢ができない。この後にもこのデキャンタボトルで「匠の一滴」「霧島山中随道」などの仕込み違いのバリエーションを限定で販売し、どれも高値で取引されたほどだ。まっ、焼酎好きにとって1本持っていても悪くないだろう。割高ですがやはりこのデキャンタボトル格好良く好きです。

萬膳(創業10周年記念) /25度/万膳酒造


同じく万膳酒造の創業10周年記念の限定品だ。この10周年記念ボトルはブルーではなく、クリアボトルが採用されよりプレミア度がUP!そんな術中にまんまとはまる自分・・・。もちろん中身は萬膳。わかっているがゲットしてしまう悲しい性・・・。でもホント綺麗だ。万膳酒造のデキャンタボトルを見ていると、もっと他の蔵元にもボトルで遊んでもらいたいなぁ〜と言いたくなってしまう程だ。しかし、このボトルが違うとは言え、萬膳の720ccで1万円以上の根をつけるというから凄いものだ。空けちゃったらサイズーでも入れて飾っておこうかな?

真鶴 /25度/万膳酒造


幻の焼酎が33年の時を経て平成14年、山小舎の蔵より復活!あの萬膳で有名な万膳酒造より年に1度の限定ということもあり、当然ながら超入手難焼酎の1つだ。こいつを空けてしまったらいつまた手に入るかわからない。う〜ん、小心者の自分には中々開栓できずもどかしい。とは言え、以前1度だけ口にしている。この真鶴はずばり萬膳の白麹版だ。これ又アルコール臭が少なくホントまろやかで、白麹のおかげか何ともいえない優美な口当たりが忘れられない。美味かったぁ〜。あぁ〜こういう入手難焼酎は罪作りだ。あぁ〜飲みたい、あぁ〜勿体ない。さて、どうしよう・・・?贅沢な話だが、終売となった旧真鶴(黒麹)はいつか口にすることができるだろうか?今や1升数万円と言われている幻級なので夢のまた夢かなぁ〜。



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