★★ パパのこだわり焼酎 その20 ★★

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魔王 /25度/ 白玉醸造


ご存じ3Mの一角を担うプレ焼酎の代表格「魔王」。720ccの四合瓶は多くの数が出回っているので入手機会はあるんですが、1升瓶は中々手に入らない。もちろん、ネットで1万円以上もかければいつでも入手可能だが・・・正直それだけの価値があるか?っと聞かれればNo!と即答だ。これは森伊蔵や村尾にも言えることだ。確かに飲み易いし、3Mの味を1度は味わっておきたいという気持ちはわかるが、1/4のプライスで全然美味い焼酎がいくらである。っとわかっていても口にしたいと思わせるのがプレ焼酎の恐ろしさだ。かく言う自分もよくわかっているのだが、自分用というより誰か来た時や贈答用には抜群なので、安価入手可能な時に何気なく購入している。何よりこの「魔王」のラベルの力はすごいもんね。以前は流石魔王はロックで飲むと美味いなぁ〜と感心していたものだが、最近は魔王飲むたびに、他の焼酎も色々美味くなってきなぁ〜と逆の意味で感心してしまう。やはり色々な意味で指標になる焼酎という意味では流石プレ焼酎だ。

白玉の露 /25度/白玉醸造


ご存じ「魔王」で一世風靡させた白玉醸造のレギュラー酒が白玉の露だ。
昔はこの白玉の露を長期熟成させたものが魔王であった時代があった程だ。村尾と薩摩茶屋、魔王と白玉の露のように、知名度は全然違うが味は同格の評価!というプレ酒とレギュラー酒の関係は多い。上記した通り、焼酎m、アニアにとって入手難の魔王に高い金払うのであれば白玉の露で十二分だという声は多い。
確かに、非常に上品な味わいで、あの魔王が誇る爽やかさは健在だ。ひと口するとその爽やかな味わいが広がり、アルコール度数を感じられない程だ。キレも良く、実に爽やかな甘味が残る。何よりホント飲み易い。バランスが良いと言えば良いのだろうか?なるほど魔王に負けない1本だ。

元老院 /25度/白玉醸造


こちらも人気の魔王と同蔵の人気焼酎。木樽で長期熟成の麦焼酎(麦麹)とタンク仕込みの芋焼酎(米麹、芋)とのブレンドという面白い麦芋焼酎だ。とにかく木樽の麦焼酎のまろやかさが思いっきり個性を発揮している。まるでウイスキーのような味わいだ。このまろやかさはウイスキーファンに受け入れられるはずだ。そして、余韻がいい〜。個人的にはすごく魔王の後味に似ていると思うのだがどうだろうか?どちらにしろ個性バンバンの焼酎だ。噂では、魔王以上に人気だとか?洋酒に近いので、食中酒というよりは食後酒としてチーズなどとしっくり頂く方があっているような?

屋久の石楠花 /25度/三岳酒造


私も大好き!人気焼酎の三岳で有名な三岳酒造のマル秘焼酎がこの屋久の石楠花だ。鹿児島の2店限定販売(俗にいうPBですね)のため、それは入手難というか普通じゃ無理だ。三岳の人気がドンドンあがり、今や立派な入手難焼酎に仲間入り!よって、当然ながらその姉妹焼酎も人気は鰻のぼり。それもPBとなれば尚更だ。ところが、この屋久の石楠花(しゃくなげねっ)の美味いこと。三岳はMy焼酎の1つだが、勝るとも劣らない美味さに感服だ。三岳酒造の焼酎は1次のみカメ仕込みなのだが、これだけ2次もカメ仕込みなのだそうだ。そのへんの違いなのかどうか?甘い香りがたまらない。もちろん、芋の甘味と口当たりが最高。爽やか!ところが、余韻は結構しっかりと辛味がきいてドライ!なるほど、甘さと辛味のバランスが抜群でホント美味い焼酎だ。味も抜群ならば、ラベルの華やかさも最高!うん、このラベルのイメージかも?もっと入手しやすいのであればより良いのですが・・・。基本的には三岳と似ているが、この後味のドライ感が少し違う。微妙だけどこの余韻で三岳と好みがわかれるところ・・・でも、自分はどちらも好きだ!甲乙つけられないよぉ〜。

日は昇る /25度/祁答院蒸溜所


一般流通されていない限定品の芋焼酎「日は昇る」。えらく派手な赤金ラベル・・・個人的には嫌いではない。
それにネーミングも嫌いじゃない。

「焼酎造りの中でも重要な役割を担う麹。古くから行われている、もろ蓋(ぶた)による手造り麹づくり。機械に頼らない手作業で、非常に細かな調整が必要なため、たくさん造るのには向きませんが、少量高品質の焼酎造りには欠かせません。」

ともろ蓋手作り黒麹がウリの日は昇る。その甘さとコク、香り・・・いいねぇ〜。美味い。何かこういう馬鹿みたいにこだわった焼酎って、やはりより美味く感じるものだ。中々入手しずらいというのが難点だが、もう1度飲みたい焼酎だ。



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