★★ パパのこだわり焼酎 その24 ★★

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日南娘 /25度/宮田本店


創業文化元年(1804)という歴史のある宮田本店さんの看板焼酎の日南娘。とりあえず出荷量の問題からか入手するのが大変な焼酎だ。黄金千貫に米麹(白麹)、一次二次ともに龜造りと言う王道的な製法だ。予想通りしっかりとつくり込まれていてアルコール臭を全然感じない。
おぉ〜これぞ芋の甘い香り!っと言いたい程。更に口当たりもまろやか、余韻の甘さも実にいい!なるほど、美味い焼酎ってのは最初のひと口でおやっと気づかせるものだ。爽やかなのに芋の甘味がしっかりしているって、聞くと矛盾してる?っと思われるかもしれませんが、飲んでもらえばわかってもらえるはず。日南娘というネーミングの意味がよくわかる優しい味わいだ。1度飲んでしまうと次いつ飲めるかわからないのが、唯一の欠点。悲しいねぇ〜。

日南娘 /20度/宮田本店


人気の日南娘の20度版だ。まずはラベルが爽やかでいいよねぇ〜。25度版のラベルより全然好きだ。そして口当たりの良さと言ったらたまらない。5度の違いは大きい。
アルコール臭とは無縁という爽やか焼酎だ。いくらでも飲めちゃう?って感じ。やはりロックかなぁ〜?それも氷が溶ける前にグイグイといきたい。芋ビギナーなんかにも最適かも。でも、当然ながら入手は難しいのが悲しいね。暑い夏にすっきりと飲みたい1本だ。

日南娘 黒麹 /25度/宮田本店


年に1度の限定販売のため出荷量はたいへん少なく、当然ながら人気焼酎となっている。裏ラベルに手書きでシリアルNo書かれているところなんか、えらくアットホームでいい感じだ。ちなみに2010年ものは比較的多くつくられたということだが、1960本とのこと。ちなみに我が家のはNo473だ。
日南娘の黒麹は、キトサン農法で栽培した黄金千貫を使い、黒麹で常圧蒸留、甕壷仕込みとのこと。キトサン農法?どうやらカニやエビ、昆虫の甲羅から抽出したバイオマス天然物質を使った有機農法らしい。だからなんだ?と聞かれるとキツイが、ようはこだわり抜いた黄金千貫を使っている超こだわり焼酎ということだ。
黒麹なのにえらくまろやか。悪く言えば、黒麹のキレやパンチがまるでない?でもいいのだ、まさしく日南娘という味だ。基本は白麹の方が好みだが、こちらも悪くない。黒麹好きには少し物足りないかも?でも、自分はやはり好きだ。

銀の星 /25度/宮田本店


黄金千貫の皮をむいて白麹で仕込み、一次も二次も甕壷を使用し常圧蒸留で仕上げられている、超手間がかかっている焼酎がこの「銀の星」だ。1個1個芋の皮むくってやはり面倒だよね。だからか、年間200本ほどしか生産できないとか・・・だからえらい貴重な焼酎ともいえる。
スッキリ系の宮田本店の焼酎の特長通り、口当たりがすごく良くフルーティー。ところがその後にキレがある。ドライというか?宮田本店の焼酎には珍しく若干の辛味が残る。ほんのちょっとだけど。おぉ〜悪くない。基本はスッキリ系でしょうけど美味い!

大地の香味 /25度/ 宮田本店


ご存じ人気酒「日南娘」をもつ宮田本店の、宮崎の某酒屋さんのPB酒の「大地の香味」。PB品ということで、全国数店しか扱われていないため中々出会えない1本だ。1本づつシリアルNoが手書きで記載されているのもいかにも宮田本店っぽくていい感じだ。
詳細はよくわからないが、日南娘との違いは芋違いだけとのこと。こちらは有機栽培の「紅寿芋」を使用している。日南娘のまろやかな口当たりはえらく好きなのだが、この大地の香味も同様で、実にまろやか!ホント飲み易い。優しい甘さはホント日南娘に通じる美味さだ。

宮田屋(米) /25度/宮田本店


日南娘で知られる宮田本店が世に出す米焼酎が「宮田屋」だ。とりあえず思いっきりPBなだけに出荷量も少ないはずだ。自分は日本酒の甘さがあまり好きではなく、米焼酎の後味の甘さも似ていることもあり米焼酎はあまり好んで飲まない。でも、この宮田屋は、やや米焼酎のイメージをかえさせる1本と言える。まず、フルーティーでまろやか、スッキリとまさに宮田本店の芋の特長をそのままに・・・という感じなのだ。ひと口目の後、しばし「ほぉ〜」と唸らせたほどだ。でも、基本はやっぱり芋がいいなぁ〜。



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