2006年は、トリノオリンピックに独ワールドカップなどスポーツ好きにはたまらない世界的なスポーツの祭典が目白押しだ。そんな年の３月、野球好きの祭典も開催された。。それがあのWBC（World Baseball Classic）である。初のメジャー級がそろった国別対抗戦、サッカーで言うまさにワールドカップである。全国民が感動したそのWBC優勝からたったの数日後、その感動のWBCワールドチャンピオントロフィーが栄光の王ジャパンのメンバーとともに日本へ戻ってきた。その上、なんとパリーグの開幕２連戦に、その世界一トロフィーが福岡ヤフードームにて２日間のみ一般公開されることとなった。王監督とともに国内最初のお披露目がここ福岡からとなったのだ。こうなったら絶対に拝みにいかなくてはならない。早速、Myちゃりんこで出発！筥崎宮、ポートタワーといつものコースを通過して目指すはドームだぁ！

本日は気持ちよい快晴だが、実は瞬間風速１０m並みの強風が吹き荒れている。風向きによってはすごく走りにくいし、コンタクトレンズ派の自分には風は大敵で走りにくい。本来であれば、今日は仲良しファミリーで海ノ中道で楽しいデイキャンプの予定であったのだが、海沿いのキャンプ場だけにあまりにも風が強いため、キャンセル料いらないからと、なにげに中止を進言してくるほどで、残念ながら当日キャンセル！本当キッズたちはじめ楽しみにしていたので残念ではあるが、BBQの野菜や、紙皿、箸等々軽いものは全て飛ばされてしまう状況では仕方あるまい。とはいえ、自分にはデイキャンプ終わってから行こうと思っていたWBCトロフィー見学が確実にできそうで違った意味でラッキーだ。樋井川沿いから奇麗な遊歩道？サイクリングロード？が姪の浜へ続く。いよいよヤフードームだ。

さすが前年の優勝争い同士の開幕２連戦「ホークスvsマーリンズ」ドーム周辺の車道も歩道も人、車ですごい状況だ。ホント自転車で来てラッキーだった。車ではどうにもならなったであろう。早速、３〜４番ゲート付近の展示エリアを目指す。ところが・・・あれっ？すごい人だかり？「WBCチャンピオントロフィーの観賞の方の最後尾はこちらで〜す」と大声で叫ぶ係の方。うわぁ〜甘かった。野球好きの福岡人ということあるが、あれだけ騒がれ日本中を熱くさせたWBCの直後だ、それもプロ野球の開幕直後とあれば興味がない方がおかしいであろう。しかし、自分もあの感動を直に味わいたい。聞いて見ると目的のトロフィーまでは約６０分弱とのこと。諦めないぞ。列んでいる間、４番松中の第１号が出たり、序盤でホークス圧勝雰囲気。窓の間から観戦できて結構ラッキー！列の先には白い特設の目隠しで覆われたゾーンが・・・いよいよあの感動のトロフィーにご対面だぞ！ああぁったぁ〜！あれが・・・世界一の称号だ。

なんか感動のチャンピオントロフィーと出会えたので気分が良くなり、百道浜を軽快にサイクリングです。ここシーサイド百道海浜公園はヤフードームのすぐ裏側で、福岡市民の憩いの場です。海風が心地よい・・・やはりちょっと強いかな。このへんの風景は自然美、造形美が重なり合いすごく美しいです。正面にそびえるのが福岡タワー。

海浜公園の中間には、洒落たショップが入っていて、百道港のあるマリゾンがある。観光客やショッピング、マリンスポーツで多くの方が楽しんでいます。特にこの強風の中ビーチバレーのコートがいっぱいあり、多くの方が楽しそうに汗をかいておりました。スポーツにはホント良い時期になってきました。百道浜の終点室見川河口付近でしばし休憩。日差しが暖かくて気持ちよい。ここ室見川はもうすぐ春の旬「白魚漁」がはじまります。１時間くらいのんびりしていても全然あきないそれは美しい浜です。この先にも愛宕浜等まだまだ美しいシーサイドがしばし続きますが、本日はここで折り返し。