今日は天気も良く、久しぶりとなってしまったがホームコースに向けて出発！まずは近所の多々良川サイクリングロードへ。すごく綺麗なコースだが、いかんせんコースが短すぎる。ものの１kmないレベルなのかな？しかし、サイクリングロードだけあって、信号ないのは嬉しい。国道３号等もトンネルで下を通過だ。川面が眩しいほどの晴天だ。暑いけど気分は悪くない。昨年末開催された「博多花どんたく」の会場となったアイランドシティを快走。ここは、お気に入りのコースだ。まずは、歩道が歩行者用とサイクリング用で完全にわかれていて、何より走りやすい。どこもこうしてくれると嬉しいのだが・・・。

花どんたく会場をぐるっと周回し、いざっ海の中道方面へ。ここで強風吹き荒れる海の中道大橋を通過。今日も予想通りすごい風。ここって風止む時あるのかねぇ〜？橋渡り終わると、ホークスの練習場である雁ノ巣へ。ここからは、海ノ中道サイクリングコースをひたすら真っ直ぐに走るだけだ。途中左手に海ノ中道デイキャンプ場が見えてくる。フェニックスが並び南国モードいっぱいだ。ここは、綺麗なキャンプ場だが、とにかく風が名物！かなり厄介なところだ。経験浅いキャンパーはタープなんか張れないとの噂だ。

定番の休憩ポイントの海ノ中道マリンパークにきました。ここからは福岡の中心街ももちと海中を結ぶ船着き場になっている。ここからのヤフードーム等の福岡市外の眺望はすばらしく休憩ポイントとしても最高だ。芝生があるのでしばしゴロリ。先ほど渡ってきた海ノ中道大橋も良く見える。

海ノ中道公園等を通過し、志賀島橋を渡ってようやく志賀島へ！ここの海岸線からの眺望も晴れているときは素晴らしい。博多港を目指す大型タンカーや韓国と結ぶ高速船ビートル号、数多くの漁船・・・以外としばらく眺めていても飽きる事がない。海もすごく綺麗だ。まわりには柑橘類（この時期は夏みかんやビワ）やサザエ、干物を売る出店がいっぱいだ。志賀島に入ってしばらく走ると、有名な金印公園がある。

「金印公園」と言われてピンっとくる方いらっしゃいますか？だれもが歴史の教科書で必ず習ったあの金印のことです。1784年に『漢委奴国王』としるされた金印がこの地「志賀島」で発見されたのです。ここがその地です。金印発見場には福岡の海を望める高台に「金印の碑」が残されています。すごく眺めが良いところです。教科書的に言えば、弥生時代に最も栄えた国のひとつで福岡平野にあった奴国の王が、後漢の都・洛陽に使節を派遣し、光武帝から贈られたのがこの金印とのことです。何せ１世紀の頃の話（正確には西暦57年の弥生時代の話です）ですから九州の歴史はスケールがデカイですよね。発見されたのでさえ江戸時代の話ですもんね。

金印の碑をもっと上がって行くと方位広場へと出ます。ここ金印発見場所の金印公園を中心に、当時のアジアの地図が描かれております。何か遠い昔のいにしえを感じますねぇ〜。ちなみに、雑学として卑弥呼も魏の国より「親魏倭王」の金印を授かっていますが、これは西暦２３８年頃とのことですので、これより約２００年も古い話です。世界の中で日本が登場する最古のものがこの金印なんですよね。下には大きな石碑も建っています。その前では、美味しいサザエの壷焼や採りたて新鮮な魚たちをおばあちゃんが売っています。これがホント美味そうなサザエで・・・車で来ていたら間違いなく買っていたでしょうねぇ〜。あぁ〜美味そう。志賀島は昨年の台風の影響？地震の影響？かで周回道路が通行止めとのことです。それならば仕方ないので適当なところでUターン。志賀島の入り口まで戻ると本当だ通行止めになっていた。