** Enjoy Bicycle Life32その2! **

豊臣秀吉、加藤清正生誕地をゆく!

2007年11月 名古屋城〜中村公園へ父子サイクリング!

名古屋のシンボルの金の鯱がキラキラに輝いています。表二之門を出るとここにも愛知菊人形の展示。義直と春姫の婚礼をテーマにした菊人形です。中写真が初代藩士の義直(家康の9男)と春姫、そしてその横に家康が鎮座しています。右写真は春姫の父・浅野幸長ご一行だ。菊の香りが良い感じだ。でも、菊人形って衣装が菊なだけなので何かしっくりこないような?ちょっと変な感じ?個人的感想でした。

その先きには名古屋名物「きしめん亭」。丁度お腹が減って来たので都合が良い。店内は満員だったが運良く2席テーブルが空いたのでラッキー!早速、自分が定番「きしめん」、良太くんが「カレーきしめん」。名古屋名物同士のきしめんとカレーうどんをMIXさせたまさしく名古屋めしって感じのものだ。セルフの店ですが、名物のきしめんの店だけあってすごい人気で結構待たされる。約10分くらいして出て来ましたアツアツのきしめん!

名古屋ではイメージに反してどちらかというと、鰹だしであっさりきしめんの多い中、きしめん亭は味がしっかりとしていて濃い口の関東風だ。これだけ濃い味文化の名古屋において、あっさり風味のきしめんって面白いものだ。何となく蕎麦つゆのような濃いダシで頂くような雰囲気があったが、予想に反する。う〜ん、サイクリングの時のランチとしてはきしめんは丁度良いかもしれない。シンプルでしたが美味しく頂けました。食後に、同じくきしめん亭で人気の「金鯱焼き」だったかな〜?名前を忘れてしまいましたが、美味しそうな甘味を見つけました。ママや娘たちのお土産にゲット!

店内、外にきしめんの由来が紹介されています。きしめんの由来は諸説いろいろありますが、ここでは昔この地に雉子(キジ)が多く生息していて、雉子を煮込んで美味しく出来あがったうどんを尾張藩主が好んだという「雉子めん」説と、紀州藩公が名古屋滞在時にこのうどんを好んで食したことが庶民に伝わり「紀州めん」がなまって「きしめん」となったとの説が出ています。どちらもあり得そうだし、雉子の生息やその逸話に出てくる登場人物等が自在されたことも確認されているようです。他にもいろいろあるようですが・・・。最後に、西南隅櫓前から、天守閣と東南隅櫓をバックにハイポーズ!

再び自転車にまたがり出発。しばし走ると正面に名駅付近の高層ビル群が見えてきました。目標が見えると気分的にスピードがアップします。あっという間に名駅前到着。中部エリアで1番のノッポビルの座は眼の前のミッドランドスクエア(ミッドランドとは中部地方の意味だそうだ。ランドマークタワー、大坂ワールドトレードセンター、りんくうゲートタワー、東京ミッドタウンに続く国内5番目に高い建造物だ。ちなみに屋外型展望施設としては日本一とのことだ)に譲ったが、国内6番目の背高ビルのJRセントラルタワーズをバックにハイポーズ。背の高さでは1番になれなかったものの、「世界一背の高い駅ビル」としてギネスに登録済みだそうだ。又、延べ床面積に関しては日本一だそうです。1番という称号が好きな名古屋人好みのビルですね。こんな風に書いたら名古屋の方に怒られちゃうかなぁ?深い意味はありません。名駅の待ち合わせスポットと言えば名鉄百貨店ヤング館前の「ナナちゃん」!良太くんややエロく、ナナちゃんのスカート下へ・・・。

全国にはいろいろな待ち合わせスポットがあるが、名古屋と言えば名物の「ナナちゃん」だ。生年月日S48.4.28、身長610cm、体重600kg、B207cmW180cmH215cmスイス生まれだそうだ。昭和47年の名鉄百貨店セブン館(現ヤング館)のオープンにともない、1周年の48年に何かシンボルになるものを・・・ということで誕生したとのこと。名前は当時のセブン館をもじって一般公募で「ナナちゃん」に決定!名古屋のアイドルのナナちゃんはいろいろお着替えします。本日は「サーカス/ドラリオン」のTシャツ姿。最近まではもちろん「中日ドラゴンズ日本一おめでとうナナちゃん」へ変身!市民とともに53年ぶりの快挙をお祝いしました。ちなみに8月には恒例の「24時間テレビ愛は地球を救うナナちゃん」や「どまつりナナちゃん」と忙しく変身致します。名古屋のアイドルナナちゃんの紹介でした。続いて、中村区の太閤通りにある日本一の24mの「大鳥居」に到着。とにかくデカい鳥居だ!

この大鳥居をくぐって行くと徒歩10分くらいの距離だろうか?中村公園に到着する。ここには太閤豊臣秀吉を祭神とする「豊国神社」があって、神々しく秀吉公の肖像画が「祭神」とうたわれて掲げられている。そのすぐ脇には豊臣秀吉生誕の地の記念碑、尾張の百姓出として有名な秀吉は、 1536年木下弥右衛門の子としてこの地に産まれたんですねぇ〜。同じく中村区内ですが、他にも生誕地と言われているところはあるようです。どちらにしろ近くなのでこのへんであることは間違いないようですね。

幼少時の日吉丸(秀吉のこと)と仲間たちの像がある。秀吉はわんぱく仲間を引き連れてこのへんで大騒ぎしていたのでしょうね。下克上の戦国時代とは言え、身分の差が厳しい中、天下統一を成し遂げる訳ですからすごい人物ですねぇ。富国神社の東隣には「妙行寺」があります。妙行寺は朝鮮出兵時の虎退治で有名な加藤清正生誕の地です。幼名を虎之助と言い1562年にこの地で生まれ11才から秀吉に仕え、天下統一への片腕として活躍しました。

まさしく秀吉の実家のすぐお隣さんと言う感じ、小さい頃から近所つきあいって感じだったんでしょうねぇ。城つくりの天才でもあり、名古屋城の築城はもちろん、肥後の名城「熊本城」の美しさも素晴らしいものがあります。その北隣には秀吉の植えた柊のある常泉寺があります。ここにはもちろん太閤秀吉の像がたち、その横には「秀吉産湯の井戸」もあります。ここも人気スポットのようでいつもは多くの参拝者があるようです。

ここ常泉寺に来たらはずせない縁起物があります。「むすびの輪」です。むすびの輪とは、一番上にハートの印がついた石の柱の上下にそれぞれひとつずつ、回転する石の輪がつけられたもので、ふたつの石の輪には全く同じ色の線がいくつか入って います。実はこれ、本堂でお祈りしたことについて、その思いが叶うかどうかを御仏がすぐに答えてくれるという画期的なシステムなのです。早速お参りして(お賽銭も忘れずに!)、まずは良太くんがチャレンジ!下の輪をまわし、続いて思いっきり上の輪をまわす・・・さぁ〜て同じ色の線が何本そろうかな?

下の輪と同じ位置で止まれば、「その思いは叶う」と御仏のお墨付きがもらえ、2つまでのズレはあとひといき、3つ以上のズレは努力が必要ということになります。良太くんの結果は・・・残念1本しかあわず努力すべし!との結果。続いて自分もトライ・・・よぉ〜し2本一致。まずまずということかな?良太くんの前で真剣に勝ち誇る。あまりの悔しさに良太くん問答無用の再トライ・・・しかし、結果はあともうひといき・・・結局怠けるな!という結論。結果というよりも、パパに負けたのが悔しかったようだ。そういわれると増々嬉しくなり、帰りのペダルも軽くなる。本日のサイクリングは総距離約20km。息子良太くんの新車試走には丁度良い距離でした。いろいろ見て回ったので約2時間半のライドでした。帰宅前に、約束の駄菓子屋さんに立ち寄って妹たちへのお土産もゲット。楽しいサイクリングでした。ちなみに、帰宅後食した「金鯱焼き」意外に美味かったです。お奨めです。

名古屋城公式サイト http://www.nagoyajo.naka.nagoya.jp/
なごやNavi http://www.ncvb.or.jp/miru/index.html

本日のサイクリング 約20km

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