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名古屋の人気ベイスポット「名古屋港イタリア村」へ!

2008年3月 名古屋港イタリア村へ!

どうも最近身体がうずく・・・?外に出たくて仕方がない。花粉舞う春サイクリングは正直出発にためらってしまうが、本日は午前中雨・・・昼から何とか雨があがり曇天状態に。これだと花粉は大丈夫かな?早速、スタート!いきなり思い立ったので、さぁ〜て、どちらを目指そうか?悩んだ末、単純に庄内川に沿って南下することに。初めての伊勢湾目指してサイクリングだ。

庄内川沿いの道は細い上に交通量がすごく多い。よって、すごく走りにくい。トラックやダンプが来るたびに、まるでF1の佐藤琢磨なみの完全ブロック状態だ(F1興味ない方には全然わからん話ですね)。先に行かせたいのだが、何せ路側帯がほとんどないのでどうにもならない。川沿いの道は河口からの距離表示があって楽しい。しばらく走ると河口から6km、5km地点と順調に伊勢湾に近づいていく。近鉄、JRをくぐって河口より1km地点の庄内新川橋東へ到着。いよいよ河口だぁ〜。ところが・・・あれっ標識は-0.4km・・・0こえてマイナスになっちゃったよ。何となくこういう区切り点は達成感あって嬉しいものだが、残念。ゼロ地点気づかぬまま通過。北からの追い風に押されてあっという間に稲永公園に到着。

ここ稲永公園の広〜い河口付近は野鳥の宝庫のようで、海面にはものすごい数の海鳥が揺れている。丁度庄内川と新川、日光川等1級河川の合流地点だからだろうか?公園には野鳥観察センターもあるようで、すごい望遠レンズかまえた人たちでいっぱいだ。しかし、このへんは完全に磯の香りだ。名古屋港はもう間近。遠くには名古屋港のシンボル「名港トリトン」の1つ赤い名港西大橋が見えてきた。

ようやく名古屋港に到着。どうせならばと、名古屋港のシンボルの「名港トリトン」の真下までやってきました。名港トリトンってご存知でしょうか?かく言う自分も名古屋へ来るまでは全然知りませんでしたが、東京湾のレインボーブリッジや横浜のベイブリッジにも負けない、世界的にも珍しい立派な世界有数の三橋連立の長大斜張橋なのだ。海の神「ポセイドン」の子の「トリトン」と3つの意味の「トリプル」をかけて「トリトン」と命名されたらしい。最初に見た赤いのが名港西大橋、中央が白の名港中央大橋、画像の端に小さく見える青いのが名港東大橋。この3つの橋の通称が名港トリトンだ。橋長2628mは圧巻だ。将来は第二東名・名神高速のランドマークとして全国区になるのであろう。名古屋港をぐるっーと回って、ようやく観覧車が見えてきた。目的地のイタリア村はすぐそこだ。

名古屋港の人気スポットの「名古屋港イタリア村」に到着。最近建築条例違反が発覚し、巷では経営大丈夫?とやや寂しげな噂が流れてるため、申し訳ないが早めに訪れておこうと本日のサイクリングの目的地に見事選ばれる。2005年に名古屋市とイタリア・トリノ市の姉妹都市提携にあわせてうまれた複合商業施設だ。旧日本通運倉庫跡地にイタリアの「水の都」ベネチアの景観を見事に再現したのが人気のポイントだ。エントランスをくぐるとまさしく水の都「ベネチア」だ。ちょっとミニバージョンだけどね。

ここの売りがベネチア気分を存分に味わえるゴンドラだ。村内をめぐる水路をゴンドラで遊覧できるのだ。もちろん船頭っていうのかな?(正式にはゴンドリエーレだそうです)は地元イタリアンのお兄ちゃんたちだ。残念なのが有料ということ。無料ならばぜひ乗ってみたいものだが・・・。しかし村内は実に雰囲気良い町並みが再現されており、悪くないところだ。カップルもすごく多い。デートスポットとしては確かに良いだろう。

町並みだけでなく「ミケランジェロのダビデ像」やサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の「真実の口」のレプリカも登場してきた。恐がりながら真実の口に手を入れる子供達を眺めていると結構面白い。今日は曇空で少々肌寒いが、ポカポカ陽気の日にはのんびりするのにたいへん良いところだ。実に雰囲気が良い。もちろんベネチア気分に酔っているだけではつまらない。イタリアンのアウトレットショップをまわるのも良いだろうが、やはりグルメも注目だ。
この町並みにとけ込むようにカフェスタイルのグルメショップがならぶ。どれも美味しそうだ。もちろん本場イタリア人が焼くピザ店さんや、パスタ店も大人気のようで、特にピザ生地をのばし、焼くという本場のピザつくりを外から見れるのは結構楽しい。しばし眺めていると、流石イタリア人、ウインクされたぁ〜。
ピザ、パスタ、ワッフル等々美味しそうなものがいっぱいあったので、たいへん悩んだが本日のランチは「パニーニ(イタリアンサンド)」と「クラムチャウダー」のセットに決定。パニーニはハムやチキン、シーチキンがたっぷり入ったパンを、注文後に焼いてくれるのだ。これが実に良い感じで美味い!寒かったのでクラムチャウダーも美味かった。食後には、もちろんカプチーノ。生ジュースも美味そうだったなぁ。それに群を抜いて人気だったのがイタリアンジェラードとクレープ。みんな買っているような感じでした。
奥には結婚式場もあって、本日もおめでたいことに1組のカップルが結ばれていたようです。新郎新婦は名物のゴンドラに乗って2人水路をすすんでいくそうです。空缶ひきづってオープンカーで走る光景よりもロマンチックですね。こんなに雰囲気の良いイタリア村の中で1点おやっ?と思ってしまうのが、最も雰囲気を求められる結婚式場の前が何故か足湯・・・?足湯は確かに良い。特に自分のようなちゃりんこ族にはすごく有り難いものだ。でも、もう少し場所考えたら?と少し思ってしまいました。でも、中々良いところで気に入りました。またファミリーで来たいと思います。イタリア村は名古屋港の1番奥。ポートビルからは名古屋港が一望できる。画像では見えないが名港トリトンの3橋も綺麗に見れる。
名古屋港イタリア村から歩いてすぐのところには、これまた人気の名古屋港水族館があります。天気がよければこのへんは綺麗な公園になっているので散歩に最高です。又、大きな観覧車もあるので昼は、名古屋港&伊吹山などの眺望が、夜景なんかもよいでしょうね。南極観測船「ふじ」が係留されていて有料ですが、船内を見学することもできます。宗谷〜ふじ〜しらせと南極観測船は世代交代してきましたが好きな方にはたまらないのかもしれませんね。観測車も中に入れます。何故、名古屋港に南極観測船?とは思いましたが、ここはとりあえずスルー。南極観測船と言えば有名な「タロとジロ」ですね。その2犬の像までもあります。
これにて名古屋港エリアを離れて帰路へつきます。荒子川公園のある荒子緑地は荒子川を眺めながら走れて気持ちの良いエリアです。その先進むと、尾張四観音で有名な「荒子観音」に到着です。ちなみに甚目寺町の甚目寺観音、守山区の竜泉寺観音、南区の笠寺観音が尾張四観音で、有名な大須観音は江戸時代初期に家康の命により美濃から現在地に移転したため比較的新しいもので四観音には列しないそうです。
荒子観音から約200m南西にある荒子城址があります。荒子城は、ご存知加賀百万石の大名でNHKの大河ドラマでも人気の「前田利家」生誕の地でもあるのです。前田利家生誕地にはここ荒子城と前田城の2説があるようですが、本日はとりあえず荒子城説を信じてみます。少なくとも1538年に名古屋市中川区で誕生していることは間違いないことなので、その後まつと出会い、大名へと出世していく訳ですねぇ。

荒子城を北上すると以前にも走りましたが、中村公園前の大鳥居に出ます。前田利家に続いて、ご存知太閤・豊臣秀吉の生誕地の豊国神社、加藤清正の生誕地も隣接しております。まさしく戦国時代の英傑たちの生誕ストリートって感じです。名古屋ってのは確かにすごいところですねぇ。ここをもう少し北上すると現代の雄「トヨタ」起業の地にたどりつきます。目立った観光名所のない名古屋ですが、名古屋港イタリア村なども良いですが、名古屋城はじめぶらっと戦国武将からみの散策もお勧めです。久しぶりの50km弱のサイクリングに、悲しいかな?足がガクガク状態に・・・ホントなさけない。モロ運動不足だ。しかし、今日は予想以上に寒くなって身体が冷えるは、冷たい北風が向かい風になるは、あぁ〜体力なしオヤジにはちょっときつかったです。ちょっと反省し早いとこ復活しようっと!

名古屋港イタリア村 http://www.italiamura.com/

名古屋港水族館 http://www.nagoyaaqua.jp/

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本日のサイクリング 約45km


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