Enjoy Camp Life 102 その3!!

2014年9
月 美鈴湖もりの国オートキャンプ場(長野県)
わさび農場散策、そして新たな安曇野名物の「信州サーモン丼」堪能!)

澄んで冷たい水・・・そして足裏をくすぐる水草・・・このシチュエーション流石水の郷だ、木陰の下は更に至福の場と言える。そして、その先に水の郷の名所といえる「三連水車」が現れてきた。あの黒澤明監督の映画「」に出てくる有名な三連水車だ。そうか、あの映画「夢」ここ安曇野が舞台だったんだね。実は、この三連水車は映画のために造られたものだそうだ。こちらからの眺めはクリアボートからでないと見られない。

しばし湧水を湛える蓼川の流れにまかせてどんぶらこ・・・そして三連水車を過ぎたところで反転し、再びオールを手にし漕ぎながら三連水車前を通過しスタート地点を目指す。実はこの1番下流からの三連水車の眺めが素晴らしいとのこと。何故ならば黒澤監督は凝りに凝っているのて、奥行き感を表現するため水車小屋の大きさが奥に行く程小さく造ってあって、更に水車小屋も全てデザインが違っているのだ。なるほど流石世界の黒澤だ。

熱中症対策ということで長い30分コースはしばし中止のため、全て短い15分コースのみ。気持ちよかったので30分コースでのんびりしたかったなぁ〜。でも、蓼川の水上散歩ホント爽やかで楽しかったぁ〜。ここで車に戻り愛犬たちと合流。お次ぎは東京ドーム11個分と言われる広大な「大王わさび農場」へ。安曇野訪れる方は間違いなく立ち寄るという安曇野を代表する観光名所だ。おぉ〜わさび田広〜い!早速、わさび農場散策スタートだ。まずは、定番のわさびオブジェの前でハイポーズ!

続いて「水かけ大王ガエル」へ!親ガエルにかければ「無事かえる」。小ガエルにかければ「若かえる」とのことだ。カップルで渡ると幸せになれる!という「幸いの橋」。ちなみに「わさび」の花ことばは、「幸せを運ぶ花」「目覚め」「うれし涙」というのをご存知でしたか?なるほど花言葉からきてるのか。渡ると「大王窟」に到着。その昔、魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)という世にも優れた怪力無双の首領が安曇野を治めていたとのこと。全国統一を目指す中央政権の坂上田村麻呂率いる軍勢とひけをとることなく戦い続け、大王が最後にたてこもったといわれている有明山の麓、宮城の岩屋を再現したのだそうだ。その横には「開運洞」。中に鎮座する七福神にさわると、幸せになれるという言い伝えがあるので菜優真優ちゃん触りまくりだ。

「大王さまの見張り台」へ駆け上がる。その先には名水百選の「萬緑の湧水」があり、右から「知恵の水」、「御神水」、「美人の水」が流れ落ちてくるので、柄杓で思い切り飲まないと!特にママは今更美人の水をがぶ飲み?いやぁ〜今日はホント暑い。暑さにえらく弱い愛犬たちはもうヘロヘロ。だらしがない。わさび田の小道を進めば、足湯ならぬ足水。これが冷たくてすごく気持ち良い。愛犬たちも美味しい水をがぶ飲みして復活だ。

これで広〜いわさび農場をぐるっと1周。のんびり廻って約45分という感じだ。そして再び三連水車前へ。ここからの眺望が安曇野の紹介では1番よく採用されているシーンではないだろうか?まさに安曇野の顔となっている三連水車と蓼川と万水川とクリアボートという水の郷のシーンだ。思わずぼーっと眺めてしまう。わさび農場には実は色々隠れたB級グルメが存在している。本わさび丼、わさびコロッケ、わさびソフトクリーム、わさびカレーにわさびビール・・・とにかくわさびメニューの宝庫。パパはすごく気になったが、パパ以外はわさび苦手なこともあって悲しいかなスルー。これにてわさび農場を出発。

本日のランチは安曇野と言えば、馬刺!っと思ったらこれは昔の話?今じゃ馬刺なんてあまり聞かない。パパママ世代にとっては馬肉と言えば熊本と安曇野だろう〜っと思っていたのに。かわって安曇野の新ご当地グルメの座を奪ったのが「信州サーモン丼」だ。っということで人気店「ふくらい家笑福」へ。信州サーモンは「ニジマスのメスとブラウントラウトのオスを交配させ、両方のよいところをいただけます。きめ細かく肉厚な身に旨みと栄養が凝縮され、とろける舌触りと豊かな味わいを醸し出し、それでいてしつこくない後味が特長」とのことだ。だが、ここはこだわるようだがまずは「馬刺」だ。ところが、馬刺(オーストラリア産)って書いてあるんだよねぇ〜。えぇ〜オーストラリア?う〜ん、やはり微妙。でも、菜優真優ちゃんも馬刺の美味さは九州在住時に思いっきり知っているだけに美味しい!っと好評だ。

ここで待ってました期待の「信州サーモン丼」登場。サーモンを思わせる銀色の身体と紅色の身が特徴で、更に安曇野の清冽な水で育てられ、きめ細かく肉厚な身に美味しさと栄養が凝縮されたトロリとろける味わいが絶品なのだそうだ。早速頂く・・・うん、美味い!川魚特有の臭みはまるでなく、かと言って鮭のような脂身がなく濃厚さはない。はっきり言って淡白。その分癖がない。だからあっさり完食。1番の旨味はトロッとした舌触りかな?同類の木曽の「アルプスサーモン」と似ていて我が家的には大満足。
安曇野観光は色々あるが、狩りもの好きな我が家が選んだのは桃狩りだ。えぇ〜この時期に桃?っと思うだろうが、何と11月まで桃狩りが楽しめるのだそうだ。知らなかったぁ〜。車で約20分程走って「安曇野 加藤農園」へ。ここは珍しい桃を狩らしてくれる。我が家は大きな「おどろき桃」と幻の桃と言われる「千年蟠桃」の2種に決定だ。1000円/人でおどろき桃は2個もしくは千年蟠桃は3個穫ることができる。結果パパママがおどろき桃、菜優真優ちゃんが千年蟠桃だ。実は狩りもの大好きな我が家だが桃狩りは初体験。ここで桃狩りの難しさを思い知る。っというのも桃はご存じのように痛み易いので触れることは御法度。
よって、袋を被っている桃は傷物の可能性もあり空けてみないとわからないというリスクがある。なのであえて袋をとってくれているものもあるのだ。こちらはしっかりと見た目で判断ができる。う〜ん、これはどの桃を選択するか?えらく悩む。まずは真優真優ちゃん、幻の桃「千年蟠桃」をゲット。おいおい、つぶれちゃってて変な形。でも、この千年蟠桃はあの孫悟空が食して不老不死になったとされる伝説の桃なのだ。あの楊貴妃が好んで食べたとも聞いている。なるほど期待しちゃうね。
続いてはパパの狩り権利をお裾分けしてもらった菜優ちゃんが、デカ〜いおどろき桃をゲット!なるほどその名の通り思わず驚いてしまうサイズだ。更に重くて堅い。こりゃ、桃と言うよりリンゴサイズだ。パパもご機嫌でおどろき桃をゲット。ずっしりだ。狩り好きのママは真優真優ちゃんに権利を譲らず。ご機嫌でおどろき桃を2個しっかりとゲット!さて、これらの桃どんだけ美味いんだろう?


[NEXT PAGE]
(おどろき桃を初賞味!のんびりキャンプ満喫!)

[BACK] [NEXT CAMP]

[TOP] [CAMP TOP]

 


My Famiry site
「ぼくんち」へ

inserted by FC2 system