Enjoy OutDoor Life14!!

2004年9月 奥矢谷渓谷Mother Nature きらりキャンプ場(熊本県)
(台風で延期になった夏のキッズ天国のキャンプ場!!自慢のウォータースライダーは最高!)
*今回うっかりデジカメを忘れたため急遽使い捨てカメラ使用のため画像はイマイチかもしれません!

夏休みに最も予約がとりにくいキャンプ場の1つがここ奥矢谷渓谷MotherNatureきらりキャンプ場である。本来であれば夏休みの8月最後の土日に何とか予約ゲットしていたために、良太くんともども楽しみにしていたはずなのに・・・なんと今年最大級の台風16号が九州縦断してくれたおかげで残念ながらキャンセルに・・・。諦めきれずに翌週に延期して野営にやってきました。何せこのきらりキャンプ場は夏のキッズ天国という言葉がぴったりなキャンプ場で、ファミリーキャンパーの人気の的なのである。何故?と言えば、ここの1番の売りである自慢の「ウォータースライダー」があるからなのだ!

キャンプ場自体が山の傾斜地にあり、その斜面をうまく利用して段々状に4つのプールとそれらを繋ぐウォータースライダーがつくられている。親切なことに各プールは深さが違って造られており、幼児から小学校高学年、もちろん大人まで楽しめるようになっている。その上ウォータースライダーの角度も急なものからフラットに近いものまであるので安心して遊べる。1番上のプールには滝もあり、その横には岩の上から飛び込めるようになっていて、ちょっとした勇気試しの場となっているのも面白い。ここは天然の清流の水を利用しており、その天然水が上のプールから各ウォータースライダーを段々に下って見事な天然の流れシステムを作り上げている。到着するや否や良太くん早速プールへ。ところが、あの台風一過後、猛暑の連続記録更新中であった流石の熊本県も急に秋めいて来て、30℃弱の気温は天然水利用したここのプールではかなり寒そう?我々の心配をよそにさすが子供たちたいしたものだ。寒いなんて言ってるやつは誰もいない。プールは満員状態で至る所から笑い声、叫び声、「ジャブーン!」という水のはじける音と水しぶきが響き渡ってくる。良太くんもご機嫌モード全開だ!すぐに友達もできて、設営完了し我々がプールへ行くまでの約1時間半ずーっとEnjoyしていたようだ。ちなみに最上段の急なスライダー(右写真)のスピードと迫力と着水後の潜りにはかなりびびったようだ?写真ではわかりにくいが、左&中写真が中レベルで、右写真が上段の上級レベル。これは結構なスピードがでてプールも少々深い。

ファミリーみんなが良太くんに合流すると早速パパと菜優ちゃんもプールへ。しかし元気に遊びまくる良太くんに反して、パパは冷たい水に身体が凍って動けない。どこのパパもこの冷たさに悪戦苦闘。子供たちの元気でフレッシュな姿とは対照的で、情けなく&見苦しい。特に我が家のパパは・・・恐れていた通りここでもやはりビキニパンツ。最も悲しい光景であった。とは言え覚悟を決めていざっウォータースライダーへ!1度トライしてみるとなるほど面白い!これが恥ずかしいけど面白い。子供たちの気持ちが良く分かる。自分達の子供時代はせいぜい流れるプールどまりで、こんなのが身近にあったらさぞ通ったことだろう。続いてかなり怖がっていた菜優ちゃんもスタート!前を滑る良太兄ちゃんを追いかけパパと滑り降りる。結構なスピードがでて初めは泣きじゃくっていた菜優ちゃんも、しまいには自らパパの手をひき階段駆け上がりすぐに滑ると訴える。パパはもぉ〜寒くて逃げたいのに・・・。プールとウォータースライダーの上には交差するように90Mのローラースライダーもひかえている。水着のまま勢い良く滑り降りてくる子も多い。どちらもあるので良太もたいへん忙しいようだ。結局4時前までたっぷり水遊びしました。ちなみにこの他にも場内にはできなかったがパターゴルフもあるようだ。

冷えきった身体を暖めた後は買い出しへ。しかし、スーパーなどは車で約20分以上下らないとないようで結構離れているらしい。結局国道325号沿線までいかないとないようだ。ここまで来ると大きなスーパーやホームセンターが数件ある。今宵のディナーはパエリアとパパの鶏肉とひき肉のトマト煮込み。このきらりキャンプ場は、子供の遊戯施設ばかりでなく、各サイトの施設もたいへん充実している。全オートサイトに炊事場とカマド、電源、TV端子(確かあったと思う?)などが装備されているのはやはり便利である。特に流しには屋根がついており雨の時にも安心である。加えて生ゴミ用の回収用バケツも用意してくれている。単に遊べるというだけでなく、こういった基本的なサービスも人気の秘訣なのだろう(まぁ〜その分料金もやや高め。でもプール代込みと思えば夏は割安感あり)。ちなみに各サイトは芝と聞いて来たが実際には細かい砂利。又、各サイトは段々状に高低差があり、その上栗や杉などに囲まれているためプライベート確保の点も申し分ない。広さも適度でSPランブリ5とコールマンスパイダーLimitedを設営しても余裕があった。幼児が気軽に遊べると言う面から芝であればもう文句のつけようがない程だ。但し、いろいろなサイト眺めてみるとかなり狭いサイトも見受けたので、確認は必要かもしれない。良太くんは今晩タマネギ切りにトライ!眼が痛ぁ〜い。

良太くんのお手伝いのおかげか?今宵のディナーは順調に出来上がり、夕立ちで泣かされた前回の阿蘇いこいの村キャンプとは雲泥の差である。ママのつくるパエリアは美味しかったが、どんなに上火を強くしても上に焦げ目ができず残念。しかし底のおこげは美味かったぁ〜!パパのダッチオーブンも活躍し、まずまずのトマト煮が出来上がった。ダッチオーブンは偉いし面白いし楽しい。ところが、やはりここで雨!今日はここまで順調だっただけに(実際には知らぬ間に曇りのち雨へ予報変更されていたようである。それも台風18号の影響ありとのこと)、少々気落ちしてしまった雨男・・・。それにしてもホント良く降るなぁ〜?今年の雨の確率は100%。すごい!スクリーンタープのスパイダーをほぼフルクローズしたため一挙に暑くなり不快指数も急騰である。でも、美味しくディナーいただき無事にごちそうさまでした。続いてお風呂へ。場内には温泉はじめ入浴施設がなく、シャワーだけ。そこで、1番近いという恵温泉へ。車で15〜20分で到着。菊鹿温泉には何もないところにぽつんとある一軒宿の温泉が多いようだ。それにしても正直この恵温泉寂しいところにあり行き方も分かりにくい。ところがその客の多さに少し驚く。中写真が温泉入り口で大浴場はここから入るのだが、この先に進むと家族風呂の受付がある。ちなみに家族風呂は10風呂あって人気のようだ。露天風呂などはなくこじんまりとした家族風呂のみだがかけ流しのお湯は良く、すごくツルツルになって素晴らしい、気に入った。なるほど人気があるはずだ。幼児がいると家族風呂は気兼ねせずに入れるし助かる。湯上がりのアイスに良太、菜優ともにご機嫌に。サイトに戻ると消灯時間10時までのんびりしようかと・・・思ったが再び雨。あぁ〜雨。

夜の間に雨がたいそう降ったようで・・・こりゃ大丈夫かな?とかなり心配していたが朝はすっきりとまではいかないが何とか雨なしで目覚めることができた。それにしても流石にランブリ5PROで5人就寝はきつかった。特に夏場は苦しい。息子と娘の蹴りに耐えながら大人の方が小さくなっていたのはおかしなもんだ。昨晩の残りのトマト煮込みをあたため直して遅めのブレックファーストへ。空はかなり微妙な雰囲気だが何とか撤収完了までがんばって欲しいと祈るだけ・・・良太は食事後、歯磨き等終わらすと早速プールへ。一応朝9時からと明記してあったが、流石に9月の朝は寒いだろうと思いきや、どの子もぞくぞくと張り切って集まってくる。子供たちにはホント驚かされる。あんなに冷たいのに・・・。結局12時のチェックアウトぎりぎりまで良太くんウォータースライダーと格闘。天気も何とかもってくれて無事撤収完了。暑かったが真夏に比べるとやはり暑さも完全に峠を越えたようで、一時期に比べれば楽であった。帰路につく前に、今日は有名な菊池渓谷散策へ。きらりキャンプ場から約1時間弱で菊池渓谷に到着。あいにくの天候でたまに小雨が降る中散策へ出発!入り口付近の売店のところで、地鶏焼きの良い匂いがぷ〜んと漂ってきて思わず引き込まれてしまった。3本注文。500円/本とかなり高かったが、確かに美味かった。

菊池渓谷は、渓谷を真ん中に左右岸に各々遊歩道がある。向かって右側が砂利ではあるが、平坦な遊歩道。左側が階段等でアップダウン激しい山道遊歩道。各見所には赤い橋があり行ったり来たりでき、景観も素晴らしい。どちらの遊歩道も川面からは離れていて、清流に触れるには急な階段下る必要がある。ちなみに、幼児2人とベビーカーを持参した我が家は途中酷い目に。ベビーカーは無用である。結局ずーっと担いで行くはめに。そういったたいへんさはあるが、流石観光名所の菊池渓谷。川面からの涼風は格別に気持ち良い。不思議と遊歩道から階段降りて、川面の岩の上に降り立つと気温がまるで違って、天然のエアコンを浴びているようである。これが信じられない程涼しく感動ものである。水量も豊富で、迫力、美しさ共に素晴らしいの一言である。何よりも水の色が素晴らしい。何故?なのか知らないが、深いところも浅いところも水がブルーなのだ。ホント美しいブルーなのである。残念ながら売店で買った使い捨てカメラでは全く美しいブルー再現できないのが歯がゆいが、1度訪れたことのある方には理解してもらえることと思う。ホントブルーの清流にただただ見とれてしまう。それにしても清流は冷たい!10秒も足つけているとちぎれそうだ。

有名な「四十三万滝」まで約1Km弱でいける。今までこの四十三万滝は写真でしか見れなかったが、美しいが大した滝ではないな?という思いが強かった。何の何のこの迫力はまさに九州を代表する滝間違いなしであった!デジカメ忘れなければもう少しその美しさお伝えできたのに・・・。他にも美しい滝がいくつも続いており飽きることはない。ちなみに、川岸で昼食食べている方がたいへん多かったのに驚く。涼風とマイナスイオンの中、お弁当を囲むのは確かに格別であろう。秋の紅葉の時期が最高なのは疑う余地もない。岩盤に降り注ぐ落ち葉が積み重なり、赤や黄色の天然絨毯を作り出す。これは絶景であろう。紅葉シーズンにもぜひ足を運ばなければならないようだ。最後に山鹿市の現役最古の芝居小屋で有名な「八千代座」によろうと思ったが、時間も遅くなって来たので断念することに。途中美味しい豆腐を頂いたり、メロンの形の物産館「メロンドーム」があったりと帰路も飽きさせない。菊水ICまで約1時間、そこから九州道を一路福岡へ。途中久留米ICにて下車し、これまた有名な久留米ラーメンの老舗「大龍ラーメン」へ。中途半端な時間にも関わらず満員。流石人気店である。豚骨ラーメンのルーツでもある久留米ラーメンを堪能した後、再度九州道で帰宅。遊び疲れで子供たちは熟睡であったが、思いっきり遊びまくってくれたようで、連れて行った介がありました。これで夏キャンプは終わり、いよいよアウトドアのベストシーズン到来です。楽しみです。

奥矢谷渓谷MotherNatureきらりキャンプ場 
http://www.town.kikuka.kumamoto.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC02000&Cc=7d36ecb6c&DM=&Tp=&IM=

オートキャンプ(電源あり)\5500-(大人\200x2小人\100含む) サイト 約5x10m オート/砂利
九州道「菊水IC」より約50分。山の斜面を利用して造られた自慢のウォータースライダーは子供たちに大好評で1日でも2日中でも遊んでいられる程である。他にも90m級のローラースライダーやパターゴルフなどもあり子供たちが飽きることは考えられない。夏の人気度ばかり目立つように思えるが、場内は栗の木がたくさんあり、栗拾いは自由にどうぞ!とのことであった。残念ながら今回は少々早すぎたようであるが、秋には期待できるであろう。ウォータースライダーとは裏腹に、このキャンプ場は山の傾斜地にあるため場内は正直坂だらけ。それもかなりの急坂。各移動にはある低度覚悟は必要だ。特に人気のプールとオートサイトは反対側にあるため一苦労って感じであった。但し、各オートサイトには屋根付き炊事用の流しやカマド、AC電源、TV端子(あったと思うんだけど?)等が装備されているため、非常にありがたく好環境であることは間違いない。加えて生ゴミ回収用バケツもあり、ゴミ処理も楽だ。サイトは段々状に配置されており、栗や杉などの木も多くプライベートの確保は十分である。但し、サイト形状や広さはいろいろあり、狭いサイトもあるので確認した方が良いかもしれない。芝と紹介されていることも多いが、実際には砂利敷きである。水洗トイレはたいへん清潔感があり気持ちが良かった。場内の施設全体的に綺麗で、清潔感ありたいへん好印象である。管理棟もレンタルや売店等充実している。元気な管理人さんの場内放送が少々多いが、悪い気はしない。入浴施設はなくシャワーのみ。温泉は車で15〜30分エリアに小さい一軒宿的な施設がある低度あるようで、菊鹿温泉の案内標識にそっていけばどこかには辿りつける。但し、道はややわかりにくい。今回は恵温泉を利用した。家族風呂で\800/50分。狭くてこじんまりしたお風呂だが気持ち良かった。スーパーやホームセンター等はキャンプ場近辺にはなく。車で20分くらい走る必要がある。国道325号沿線に数件ある。品揃えは豊富で問題はない。オートサイト以外にも素晴らしいケビンがあり、特に新設のケビンはちょっとした人気貸別荘レベルである。但し、新旧でかなり差があり可能な限り新設のケビンにしたいものだ。夏のファミリーキャンパーには申し分ないキャンプ場だと言える。
チェックイン 14:00 チェックアウト 12:00
満足度★★★

菊池渓谷  http://ww7.tiki.ne.jp/~suigen/

天然温泉 恵温泉 http://www2.higo.ed.jp/es/sirokita/megumi/mokuzimatumoto.htm


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