Enjoy Camp Life32その3!!

2007年5月 南木曽温泉オートキャンプ場(長野県)
(再び動物ふれあい館へ!そして木曽路の名所「妻籠宿」散策へ!)

さぁ〜て、のんびりした後は、面倒な撤収作業。キッズたちは再びシャボン玉。子供はいいなぁ〜。そこで、キッズの前で恒例の力自慢パフォーマンス!ホントは軽〜いランブリなのに、キッズたちは大興奮。「パパすごーい!!」と大騒ぎだ。これ見て、良太くん9歳も父に負けじとランブリ担ぎに挑戦!できるかぁ〜?
あぁ〜残念大失敗。4年生にはまだまだ難しいようだ。ランブリのリビングシェルもしっかり乾燥させて撤収。本来はチェックアウト10時と早めだが、受付の時も大体10時頃という感じ結構ラフだ。結局撤収完了が12時ちょっと前になってしまったが、途中トイレ掃除に来た管理人さんからも、後がいないのでゆっくりどうぞ!と嬉しいひと言。管理人さんはすごく親切で好感がもてる。とりあえず、オフシーズンであれば、ファミリーキャンパーに結構穴場でもあるしお勧めのキャンプ場ではないだろうか?

昨日の約束の通り、出発前に再度「動物ふれあい館」へ。真っ先にアイドルのミニ豚のブーちゃんにご挨拶。相変わらず愛嬌あって可愛い。早速動物の餌(人参スティック)を購入してブーちゃんへ餌やり。ブーブー言って可愛い。続いて、木曽馬ちゃん。

この木曽馬ちゃんたちも、すごく人なつっこくて可愛い。呼ぶとさーっとよってくる。そして人参頂戴とおねだりしてくる。菜優ちゃんもご機嫌で人参あげる。お鼻をなでてあげると気持ち良さそうな顔をするので益々可愛くなる。木曽馬は絶滅寸前だとか?小柄な馬だがたいへん希少種なんだね、がんばって欲しい。

里山ふれあい館へ。簡単に言えばうさぎ小屋。ここで良太くんが「たいへんだぁ〜!」と大きな声で呼ぶので、慌ててみんなで小屋の中へ。良太くんが指差す先を見て見ると・・・なんとうさぎの赤ちゃん!!昨日は赤ちゃんの姿など全くなかったので、どうやら昨夜産んだらしい。いやぁ〜可愛い!!

産まれたてのうさぎの赤ちゃん、見れそうでそう見れるものではない。こんなに小さいのに耳は当然ながら親のように長いのだ。可愛い。そして元気いっぱい。うさぎ好きの菜優真優ちゃん大興奮!!もちろんここでも人参あげて、うさぎさんたちと楽しい時間を過ごす。それにしても、どいつが母親なのだろうか?まるで母親の自覚がない。それも仕方ないか。何せキャンパーは我が家だけだが、ホテル宿泊のファミリーが結構訪れてもちろん大騒ぎだ。元気に成長してもらいたいものだ。大興奮の南木曽温泉オートキャンプ場でした。

キャンプ場を出発し、車で約10分弱で木曽路の観光名所の「妻籠宿」へ到着。実は関東にいる頃も訪れたかったのだが、どうしても木曽路は遠くて機会がなかった。名古屋からだと近い。江戸と京都を結ぶ中山道のうち、南長野地区を木曽街道もしくは木曽路と呼ぶ。中山道六十九次のうちの四十二番目が妻籠宿。妻籠宿は昔より中山道と伊那道が交わる交通拠点だったようです。何せ江戸時代の旅籠の姿がそのまま残っているのだから素晴らしい。

散策に都合が良い中央駐車場に車を停めて早速江戸時代へタイムスリップ!!実際に訪れてみるとその趣に感動さえ覚えてしまう。ちょっとしたテーマパークでさえ、この規模はないだろう。早速、良太くん厩屋に入って馬の真似。「上嵯峨屋」は18世紀中期の木賃宿だそうです。木賃宿とは江戸時代の庶民の素泊まり宿で、庶民の旅籠の雰囲気が伺えます。休日は地元のおばあちゃんたちが、地元工芸実演として「ひのき笠」をつくっています。物珍しいのか?キッズたち興味津々。他にも木製ボールペンつくりの体験もありました。

それにしてもここ妻籠宿の趣は素晴らしい。明治になり鉄道&自動車時代になり、宿場としては衰退の一途だったが、妻籠の方々は町並みを守るため家や土地を「売らない、貸さない、壊さない」という3原則を守り、生活しながら江戸時代の町並みを残したんだそうです。すごいねぇ〜。感心するばかりです。
菜優真優ちゃんは、ここ妻籠宿に来るや否や、パパが好きな水戸黄門の「人生楽ありゃ〜苦もあるさぁ〜」を大合唱。こんなチビたちにも雰囲気はわかっているようだ。まさしく水戸黄門の悪代官が密談していたり、ひのき笠がかかっていると黄門様ご一行が宿泊しているように感じてしまう。

300年も前にはたいへん賑わっていたんでしょうねぇ。「下嵯峨屋」は当時の長屋の1戸で庶民の住居の代表だそうです。上嵯峨屋同様地元工芸実演の「和紙こより馬」がつくられていました。その先は、有名な「枡形の跡」です。山口県萩市の「鍵曲」同様、宿場が幕府の防塞施設もかねていたため、敵の侵入を阻むために道を直角に曲げた独特のものです。細いし、アップダウンもあるし、曲がっているし、なるほど良く考えられている。

こういう旅籠の町並みに、猫の姿は何故かよく似合う。キッズたち猫を見つけていじり放題。はじめは我慢していた猫も我慢できずに退散。途中、妻籠郵便局を通過。島崎藤村の「夜明け前」にも出てくる有名な郵便局で、全国で唯一黒のポストがあります(良太くん横の黒い木箱の黒ポスト)。
その先は「妻籠宿本陣」。宿駅制が制定され妻籠宿本陣は島崎氏が任命され、明治に至るまで本陣、庄屋を兼ね勤めたそうです。ここが島崎藤村の母の生家で、妻籠宿おとなりの馬籠宿等島崎藤村ゆかりの地は多いです。「熊谷家住宅」では長屋の1部が残されており、当時の生活を顧みることができます。臼や脱穀機など、良太くん興味津々。


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(趣きある妻籠宿散策続く!楽しみなランチタイム!)

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