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2012年6月 うるぎ星の森オートキャンプ場(長野県)
(梅雨入りに負けないぞ!待ちに待ったさくらんぼ狩りキャンプへ!)

今年も平年とほぼ同時期に東海エリアは梅雨入り宣言!仕方ないとはいえ梅雨入りはホント嫌なもんだ。そんな梅雨の合間に父娘でキャンプへ出発!天気予報は微妙だが無理しても決行するには理由がある。以前より娘たちと「今年はさくらんぼ狩りへ行こう!」と約束していたからだ。東海エリアではサクランボ狩りと言えば、近場では南信州地方でしかできない。更にさくらんぼのシーズンは短く、6月中〜下旬しかチャンスがな〜いっということで強行決行だ。中央高速〜三遠南信道を快走し、天竜峡ICからは一般道を茶臼山方面へ。山道を約1時間走り、まずは道の駅「信州新野千石平 蔵」でランチタイムだ。

このエリアは何もないため、ここ「信州新野千石平 蔵」は人気立ち寄りスポットになっているようでえらく賑わっている。早速、食堂の入口のメニューを覗いてみると・・・おいおい、何だぁ〜っと思わず驚くようなものが眼に飛び込んでくる。右からここの名物の「山女魚塩焼定食」はいい、そのとなりから「鹿焼肉定食」「やぎ焼肉定食」そして「熊焼肉定食」と俗にいうジビエ料理の雄たちの名が連なっている。これは面白い〜。運良く食堂の席を待たずにゲットし早速テーブルにあるメニュー表に鉛筆で数を記入し注文(メニュー興味ある方はこちらからどうぞ!)。料理が出てくるまでは、露店でもらった焼き山栗を美味しく頂いて時間つぶし。

まずは、菜優ちゃんの伊那地方のご当地グルメ「ローメン焼きそば」が登場!ローメンをご存じだろうか?伊那の人気店「萬里」で有名な蒸した太めの中華麺を使った独特のご当地麺料理だ。続いて待ってましたジビエ料理!真優ちゃんが注文したのが左上の「ヤギ焼肉定食」、そして右上がパパの「鹿焼肉定食」!おぉ〜鹿肉と山羊肉の登場だ。何も知らずご機嫌の真優ちゃん、早速山羊焼肉を頬張る・・・無言。「美味しくないかなぁ・・・?」っとつぶやく真優ちゃん。確かに山羊は独特のクセがある。山羊と言われると何となく響きが良くないがようはジンギスカンでも使われるマトンなんだけど・・・やはり強い歯ごたえとクセのある臭み、真優ちゃんが山羊がいい〜!っと言って注文したが失敗だったかも?鹿はクセもなく美味い!これはいける。

結局、可哀想な真優ちゃんに鹿焼肉をひと口あげると「こっちは美味しい!」とご機嫌復活!よって真優ちゃんとパパで鹿と山羊を交換。パパも山羊は久しぶり。福岡在住時に仕事で沖縄出張行っていた頃は山羊汁や山羊刺しなど食べたことあるが(山羊刺しはこんな感じ。興味ある方はこちらからどうぞ!)、おぉ〜この歯ごたえと臭み・・・思い出したぁ〜。沖縄島人(しまんちゅ)にとって祝い事には欠かせない山羊肉だが、やはり美味い〜というものではない。反して、鹿はホント美味い。高タンパクで低脂肪!日本では昔から鹿肉を「もみじ」と呼んでもみじ鍋を重宝してきたが、焼肉も悪くない。うん、ご馳走様でした。新野の雪祭りで有名な幸法のオブジェの前でハイポーズ!ここから目指す今宵の野営地「うるぎ星の森オートキャンプ場」までは約12kmだ。

直接行けば名古屋から約3時間。茶臼山の北側、長野県と愛知県の県境に位置する「うるぎ星の森オートキャンプ場」は周りに何もない人里離れた山中にある。まるでゴルフ場のクラブハウスのようなロッヂ風の管理棟は綺麗!のひとこと。ショップも充実していて、キャンプアイテムからカップラーメンやお菓子などの軽食までしっかりと揃っていて嬉しい。もちろんレンタル品も完璧だ。但し、キャンプ場の周辺には何もないのでしっかりと準備しておくことが無難で、ショップはあくまでもうっかり忘れの緊急対応としておいた方が安心だ。チェックイン済ませるとゲート用のカードをもらえるので、このカードでゲートを開閉し入場するシステムになっている。

流石、人気の高規格キャンプ場だけに場内は清掃が行き届いており、それは綺麗!まるで公園のようだ。夏休みなどは予約がとりにくいことでも知られているキャンプ場だが、梅雨入り後の不安定予報のためか?本日はガラガラ。ワイルドなキャンプ場で数組というのは静かで悪くはないのだが、高規格キャンプ場で数組というのはえらく寂しく感じてしまう。今宵は安価な広場サイト。車は眼の前に停められるし、トイレ&炊事棟も近いので便利で良い。惜しいのはフリーサイトでないことだ。赤杭で約8x10mにしっかりと区分けされている。サッカーグランドほどの広さがあるのに、ホント惜しいもんだ。今回は久しぶりにSPのヘキサとMossスーパードームのコンビ。約1年ぶりのヘキサだが、改めて惚れぼれする曲線美だよねぇ〜。

トイレ&炊事棟はこれぞ高規格といいきれる程の仕様。給湯が使用できるし、トイレも洗浄&ヒーター付き。もちろん、これ以上ないという程の綺麗さ。申し分ないですね。パパが一生懸命設営作業中、菜優真優ちゃんも嬉しいことにしっかりとお手伝い。だけど概ね設営が終わりに近づくと早速お遊びタイムだ。今回は真優ちゃんが誕生日祝いとして買ってもらったローラースライダーで、坂道を気持ちよく滑走!なるほど気持ち良さそうだ。

ここうるぎ星の森ACが人気なのはただ高規格で綺麗なだけではない。ファミリーキャンパーには嬉しいキッズたちかかってこい!っと言わんばかりの遊具が揃っているからだ。広場サイトを進むと早速遊具エリアに到着する。管理棟近くの個別サイトから歩くと5〜10分ほどかかるかもしれないが、広場サイトからだと近くて有り難い。早速ジャンボローラー滑り台が歓迎!とばかりに待ち構えている。ご機嫌で菜優真優ちゃん、勢い良くスタート!パパも童心に戻って後を追う・・・おいおい、ケツがえらく痛い〜。こりゃ無理しなければ良かった。ズボン破けちゃうのでは?とドキドキしながらパパも滑り下りていく。

ローラー滑り台の下には、幼児でも安心して遊べる大型遊具が登場!菜優真優ちゃんたちは豪快に走り抜ける。そしてドーナッツ型の運梃で猿のように競争。続いて、今や人気キャンプ場の定番アイテムともいえるターザンロープ!これを嫌いなキッズはいないだろう。もちろん、我が家の菜優真優ちゃんも絶叫とともに滑り下りてくる。ローラー滑り台とターザンロープだけでも十分なのにまだ先が続く。

再びローラースライダーが登場!最初のにわざわざ大型と命名されていた通りこちらはノーマルサイズのようで、確かにやや斜度が緩く短め。その分すごいスピード飛ばして暴走姉妹現れる。更にその先にアスレチック!おいおい、キッズたちはご機嫌だが、一緒にまわる親の方はアップダウンがえらくキツイ。そんな親の気も知らず、菜優真優ちゃんたち崖にそびえる「森の冒険」に挑戦!
小学生には丁度良い遊具だ。これは楽しいだろう。親が見てもなるほどワクワクしてくる。ロープ上りあったり丸太渡りあったり、トンネルもいくつもある・・・週末はキッズたちの笑い声が絶えないはずだ。但し、ここも親にとっては階段がきつい・・・。森の冒険の上には、ラダーと2つのグリッド遊具が続く。菜優真優ちゃんは軽快にクリアしていくが、パパはもう長〜い階段に早くも脚にきてしまいスローダウン。
意外と菜優真優ちゃんたちが苦戦したのが「キノコ登り」。このサイズの方が意外と怖いようだ。大人には何が楽しいか?よく理解できないが「滝つぼジャンプ」。単純に飛び降りるだけの遊具だが、着地点が柔らかくなっていて気持ちいいんだとか?何度も繰り返し連続飛び降り、眺めている方としてはまるでリスやモモンガのような小動物のように見えて仕方ない。まっ本人たちが楽しいんだからいいんだけど。ムササビロープ、つるつる斜面もご機嫌でクリア。おいおい汗かいてるぞ〜。パパもフラフラになりながら、ようやくゴールへ到達。疲れたぁ〜。菜優真優ちゃんたちは思いっきり笑顔・・・これが歳の差なのだろう。もうパパ過呼吸になるのでは?というほどゼ−ゼーハーハー状態だ。


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(美味しいキャンプディナー!焚火もいいけど星空も最高!)


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