Enjoy Camp Life 86 その3!!

2013年5月 立山山麓家族旅行村(富山県)
初めての春のアルペンルートへ!そり立つ雪壁・・・立山・雪の大谷ウォーク!)

一昨年に続いて立山アルペンルートへ。でも夏とは違い始めての春のアルペンルートだ。GWだけに相当な混雑を予想はしてきたが、おいおい思いっきり予想以上。ネットで10時発の室堂行きの直通高原バスのチケットをゲットしておいたので安心して9時15分頃立山駅へマイカーで行ってみると、えぇっ〜1500台停められるという駐車場が満車状態。結局キャンプ場近くのスキー場の駐車場へ停めさせられるハメに。大急ぎで送迎ワゴンでとんぼ返りし、高原バスに飛び乗ってギリギリセーフ。ふぅ〜ひと安心。おいおい何だか上の室堂はすごいことになってそうな・・・嫌な予感?

推定樹齢300年の立山杉や350mという日本一の落差を誇る称名滝をバスから眺めながら、約70分のバスの旅。上がっていけばドンドン雪が深くなってくる。そしてあっという間にバスの背丈を超す雪の壁が・・・オォ〜何だかわくわくしてきた。そしてようやく春の室堂に到着。ところが、室堂バスターミナルはまさしくおしくらまんじゅう状態。高原バス、トロリーバス、トイレの長蛇の列が交差してそれこそ大変なことに・・・ホント小さい子は危ない程。これは一考しなければならないレベルだ。おしくらまんじゅうの中を10分ほどかけて何とか突破し、ようやく標高2390mの雲上の世界へ。おぉ〜気温は氷点下6℃。予想はしていたが寒〜い。

約500m続く「立山・雪の大谷ウォーク」散策へ出発だ。早速、菜優真優ちゃん「雪壁に刻むメッセージエリア」に到着。ここでは雪壁に思いっきりメッセージや悪戯書きを自由に書いていいようだ。菜優真優ちゃんも挑戦するが、おいおいモロに氷で全く歯が立たない。その先には「雪のカレンダー」。しまり雪やざらめ雪など、雪の層を見れば色々なことがわかるんだそうだ。

しかし、ホントすごい。何がって人の数だ。夏に負けないほどの人の数・・・どこに行っても人、人、人だ。おいおいアルペンルートってホントすごいもんだ。それでも進めば進む程、雪壁は高くなっていく。この迫力はなるほど実際に眼の前にしてみないとわからない。他では中々お目にかかれない光景と言える。立山室堂は、世界有数の豪雪地帯でどこも約8m以上の積雪となるとのこと。そんな中でも「大谷」は吹きだまりのため特に積雪が多くなり深さ20mを超えるようなこともあるのだそうだ。バスが通過する度にカメラを持った方が一斉に撮影。バスが高さの目安となるため毎年雪の大谷の定番ショットになっているのだ。

そして、いよいよ今年の最高地点へ到着。今年は18m!おぉ〜確かにこりゃすごい。まさに雪の大谷だ。パパが1度だけでいいから見てみたい!っと熱望してきただけあって迫力はすごいものがある。これは他では中々見れないというのも良くわかる。しかし、ポイント毎に看板などの記念撮影ポイントがあるのだが、どれも撮影待ちの長蛇の列・・・寒いだけに待つのはキツイ。

約500m続く大谷ロード。本来は終点地点からパノラマロードを迂回して戻るのだが、パノラマロードは雪の上を歩かないと行けない。ここからの立山連峰の眺望が素晴らしいはずだったのだが、運悪くガスが出てきて見れずじまい。それでも、よしっ行ってみるぞっとパパ果敢に攻めるも、いきなり滑って転倒。!残念だが断念して大谷ロードを戻ることに。

室堂ターミナル前には「雪の滑り台」。菜優真優ちゃん待ってましたとばかり挑戦。ところが、この頃から雪が降ってきて寒さ倍増。遊んでいる菜優真優ちゃんはいいかもしれないが、待っているパパママは寒くて大変。うぅ〜早く終わりにしようよ。でも、無事大谷ウォーク済ませた後の雪だったので良かったが、午後から来た方は大変だ。そういう意味ではラッキーだったねぇ〜。驚いたのはこの後だ。何と室堂ターミナルに入るための大行列が発生しているではないか?おいおい、ホントどうなっているんだ。苦労してターミナルへ入れば、今度は帰りの高原バスの整理券取りだ。どうやら1時間以上待ちの模様。ここでの待ちは仕方ない。階段の場所取り成功し、遅めのランチタイム。パパママは三食おにぎり弁当。菜優真優ちゃんは焼き餅と鬼まんじゅう。うぅ〜お腹空いていたので美味い。結局1時間半待ってようやく高原バスに乗車成功。

往路は高原バス1本で行けたが、復路は美女平で降りてケーブルカーに乗り継いで立山駅まで行かないといけない。バス乗車時にケーブルカーの整理券をもらい約1時間で美女平に到着し、再びケーブルカーのための待ち・・・あぁ〜ホントアルペンルートは待ち時間だらけだ。それでも約20分弱で満員のケーブルカーへ乗車。16時過ぎにようやく立山駅に到着だ。約5時間のアルペンルートの旅だったが、ホント疲れたぁ〜。この後、臨時駐車場まで送迎してもらってサイトに戻った頃は、皆猛烈なお疲れモード。しばし休憩したかったが夕食の準備をしなくては・・・あぁ〜やはり上げ膳据え膳のホテル泊にすれば良かったかなぁ〜?ちょっと後悔。

ところが、ここで雨粒が・・・。おいおい雨なんて予報聞いてないぞ。雨男&雨女のなせる技なのかぁ〜?雨のことは忘れて夕食の準備スタート。今宵もタイトスケジュールを予測して簡単なカレー鍋。それも炭火ではなく、ガスバーナーでの鍋なのであっという間に完成だ。ここまでくれば、水分補給を我慢してきたパパ待ってました乾杯!うぅ〜ビール美味っ〜。

昨晩寒かったとママがパパにクレームつけていたので、今宵はパパがリビングシェルをフルクローズし、更にテーブル脇に焚火台に炭火をセット。これでリビングシェル内はぬくぬく・・・なるほど暖かいことはいいことだ。こうなるとみんなご機嫌。パパも暑いからとビールをご機嫌でおかわり。カレー鍋も美味いねぇ〜。〆はもちろんカレーうどん。これしかないでしょう?

あぁ〜温まったし、満腹になったしご馳走さまでした。片付けの後は、昨夜に続いてグランドサンピア立山へ。繰り返すが温泉はいい!2夜連続で長湯だ。あぁ〜さっぱり。風呂上がりは恒例のアイスタイム。キャンプの夜に温泉入れるっていいよねぇ〜。GW初日の3日はかなり混んでいたが、4日の夜はガラガラ。ホントのんびりできてアルペンルートの疲れがしっかりとれましたぁ〜。


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