持って来たビール３本空けてしまったため、いつもより早く芋焼酎登場。今宵の芋焼酎は大好きな「天狗櫻」の限定100本の「市来湊祇園祭200周年記念焼酎」だ。とにかく芋好きには美味いと好評の天狗櫻の甕貯蔵3年・2年のブレンド酒だ。更に記念ボトルとくればプレ度も増し、芋好きにはたまらない１本と言える。うぅ〜美味い。この風味たまらない。あぁ〜天狗櫻に乾杯だぁ〜！モツ鍋も美味いし満腹。

もちろん、大人しく自分の番を待っているロンちゃんへもモツのお裾分けが続く。モツ鍋完食の後は、待ってましたロンちゃんのディ−ナータイム。ドッグフードに缶詰のせて贅沢バージョンだ。あっと言う間に完食し、満足のロンちゃんもチェアの上で気持ちよく就寝・・・。ここでパパは本日２度目の温泉へ。派手ではないがイルミネーションもあって何となくウィンター気分をUPしてくれる。２回目は40分程かけてしっかりと温まる。あぁ〜単純弱放射能温泉最高だ。実は、風呂に入る前に館内の食事処と交渉し、滋賀県のゲテモノグルメ？いやっソウルフード？郷土料理？何でもいいやっとにかく珍味と言われる「鮒寿司」のテイクアウトを依頼。おぉ〜人生初めての鮒寿司に挑戦だ。

琵琶湖で獲れるニゴロブナを使って作られるなれずしの一種「鮒寿司」。初めて見たら、これが寿司の元祖・原型というのは中々信じられるはずもない。溶けかかったような見た目、タンパク質が乳酸発酵した独特の強烈な匂い。現在の「寿司」と呼ばれている美しく艶やかなそれとは明らかに違う。違うどころか、これは食べても大丈夫なのだろうか？とためらうレベルだ。うぅ〜これぞ我が国が誇る発酵珍味の代表格。喰わずして美味い不味いを語れるかっ！っと気合い入れて初賞味・・・。

恐る恐る口にしてみる・・・うぅ〜想像通り思いっきり発酵もんだ。そして塩辛い〜。うぅ〜味的には福井名物の「へしこ」に通じるような辛さだが、違うのはとろりとした食感と濃厚な後味、そして臭い・・・。おやっでも想像したよりもいける。でも、癖はあるなぁ〜。酒の肴にはいいけど、微妙ちゃっ微妙だ。この臭みととろけるような旨味と酸味・・・うぅ〜珍味として有名な鮒寿司だが意外と酒のアテにはすごくいいかもしれない。ゲテモノなんて言って鮒寿司さんご免なさい。

鮒寿司をアテにチビチビと芋焼酎を堪能。そんな中、温泉の最終受付は21時20分。21時過ぎに本日３度目で最後の温泉へ。あぁ〜再び身体の芯までしっかりと温まってぬくぬく。あぁ〜まさに温泉三昧、最高だ。見回りにこられた管理人さんとしばし雑談し、焚火タイム。気温はすでに3℃ほど。でも、おかげさまの暑がり体質のためあまり寒くなく快適。これも温泉のおかげだけどね。あぁ〜ロンちゃんを相手に23時頃まで美味しい天狗櫻をたしなむ。星空も綺麗だったなぁ〜。

就寝前にお約束とばかりロンちゃんの散歩をこなしあっと言う間に爆睡。軟弱キャンパーの象徴とも言える電気カーペットのおかげでぬくぬく。あぁ〜熟睡だ。翌朝はロンに起きろっと顔をペロペロされて７時過ぎに起床。あぁ〜良く寝た。結局最低気温は2.7℃。よく冷えたものだ。おかげで結露が酷い。目覚めとともにロンの散歩へ。朝から元気だねぇ〜ロンちゃん。戻ったら早速焚火だ。