Enjoy My Camp Life16その3!!

2004年11月 山鳥の森オートキャンプ場(熊本県)
(温泉三昧!父子温泉はしご巡りだぁ〜!)

さて、山鳥の森オートキャンプ場を後にして温泉めぐりへ。何せここ小国町や九重町エリアは全国でも屈指の温泉銀座。至る所に人気の温泉街が列ぶ。まずは1番近くの全国から温泉通が集まる人気の「黒川温泉」へ。黒川温泉は湯布院とならぶ、いやっそれ以上に人気の温泉で今日も多くの観光客が来ている。ここには有名な入浴システムがあり、入浴手形を購入すると有名風呂自慢旅館が軒を連ねる中から3か所入浴ができるのである。我等もどうしようか悩んだが、来春にでも家族で来ようと話していたので先に体験しちゃうと留守番のカミさんに怒られそうなので黒川温泉のはずれの人気の立寄り湯「耕きちの湯」へ行くことに。なるほどいかにも黒川温泉というひなびた雰囲気がたまらない。それに硫黄の臭いがすごい。温泉に来たぁ〜って感じだ。入浴料500円払って内風呂へ。ここの内風呂は群馬県の法師温泉をモデルにしたのでは?というようないかにも雰囲気満点の大正ロマン風で、木のぬくもりが優しい。
本日も貸し切り状態スタートで気分が良い。他にもこれまた雰囲気抜群の家族風呂が3つあり。どれも素晴らしい。特に檜の家族風呂は最高!と言える風呂である。次回ファミリーで来た際にぜひ再度立寄ってみたいものである。黒川温泉、なるほどすばらしい硫黄温泉でした。最高!お次は少々南下して「満願寺温泉」へ。本当は途中のこれまた名湯の「滝つぼ温泉」へ寄りたかったのだが残念ながら日帰り温泉中止とのことで断念。満願寺温泉は温泉通には有名で、何故かと言えば写真の通り一般道からモロ見えの川舟温泉だからである。ぜひ良太とトライしよう!と覚悟を決めて行ったのだが・・・あまりにも生活道から近く、その上この道の交通量が結構多いし、風呂の横は皿洗いの生活の場になっており、今日もおばさんが1人必死に大量のお皿を洗っている。流石に入るにはかなりの勇気が必要である。結局流石の露出狂ぎみの我等も足湯で我慢となった。
もちろん温泉がこの川沿いだけという訳ではない。ものの歩いて30歩くらいのところに温泉館がある。無人の受付にて料金箱にお賽銭のように入浴料投下して館内へ。これまた決して綺麗とはいえない、黒川温泉とはかなり違った意味でひなびた温泉というそれは小さな内湯がある。但し、地元の人含めてかなりの人気らしく何人もの入浴客に出くわす。しかし、外見とは違い泉質はGood!身体の芯まで暖まる。これはこれで悪くない。続いて一挙に坂を上って人気の「はげの湯温泉」へ。聞こえは悪いがたいへん人気の温泉エリアである。至るところから白い蒸気が出ているいかにも温泉地という感じである。人気立寄り湯の「くぬぎの湯」へ到着。
流石人気温泉だけあってしばし待たなければ入浴できない。約20分程待って家族風呂の「りんどう」へ。50分\1600。もちろん掛け流しの湯なので、温泉の湯を入れなおす。ここは何より眺望が自慢である。お風呂の先は崖で、その先に見える涌蓋山の眺望は最高である。何とも贅沢なひとときである。2人での家族風呂はちょっと贅沢で割高だが、息子と2人たまには良いだろう。少しぬるめにしてのんびり暖まった。
ここの楽しみは決して温泉だけではない。「蒸し地獄」もたいへん面白い。蒸し地獄とは?ここの蒸気を利用して卵やさつまいも、椎茸等の蒸し料理である。専用の釜に卵をセットし、蓋して蒸気のバルブを開くとものすごい灼熱の蒸気が吹き出してくる。はじめ甘く考えていたが、正真正銘すごく熱く注意されていた通りやけどした。約6分で温泉たまごが出来上がる。当の良太はあまりの熱さと迫力にやや恐れ気味。
さて美味しく出来上がったかな?ところが熱くて卵の殻をとれない。ホント熱〜い!!良太が大人だろがんばれ!と言うがこれがホント熱いのだ。しばし待ってようやく殻剥き成功。塩ふって食べてみると、これが美味い。写真では表現できないが、なんて奇麗な黄色だろう!というくらい黄身の色が美しい。完璧な半熟というか?最高の出来映えなのである。なるほど人気になるのがよく分かる。なんてことないものだが、とは言えどこでも体験できるものでもない。帰りに駐車場からもいろいろなところで蒸気あがっているのが見えた。なかなか活発な温泉場だ。
お腹が減ったので遅めの昼食に。何にしようか迷っていたところで、美味しそうな炭火地鶏の看板発見!う〜んこれだぁっ!ということで雰囲気ある炭火地鶏のお店へ。七輪に真っ赤に燃える炭が入って、美味そうな地鶏と分厚い椎茸(これが無茶苦茶美味かった)、タマネギ等といっしょに出て来た。いやぁ〜美味い何のって・・・!2人でモリモリいきました。お腹いっぱい!では、帰ろうか?と玖珠IC目指して出発。その途中、宝泉寺温泉や川底温泉、壁湯温泉等人気温泉エリアを通過していく。いろいろ眺めていると何故か?最後にもう1回温泉に浸かりたくなってきた。良太も同感のようで「もう1回入ろうよ」とせがむ。誘惑にはたいへん弱い親子のため車を止めるまでにそう時間はかからなかった。「生竜温泉 七福」へ。
ここも家族風呂でくぬぎの湯同様眺望が素晴らしい。何よりややぬるめの湯でのんびり入浴していると最高にリラックスである。これぞリフレッシュのひとことである。ここ九州にはこういった掛け流しの天然温泉の家族風呂形式の立寄り湯が多い。家族風呂というのが人気の秘訣かもしれないが非常に面白い。関東にいた頃はあまり気づかなかった形態だ。この七福でもほぼ満室で待ち客がいる程である。おかげさまでお肌はツルツル状態である。
のんびり40分ほど入って、時間前に出ることに。最後に仕上げの足湯へ。足湯ってもんも案外気持ち良いものだ。足が温まると自然とリラックスできて眠くなる。冷たいものでも飲みながらとどめの足湯まで満喫して本日の温泉はしご終了!いやぁ〜面白いものだ。1日にこれだけいろんな温泉入ったのはもちろん初めてである。だが、続けて入ってみて何となく泉質というか?各々温泉の違いってものを何となく感じたような気がする。キャンプ場の温泉から始まっての温泉三昧はちょっと贅沢なリフレッシュ旅として最高であった。当然まだまだ全然入りきれておらず、名だたる人気温泉が残っている。しばらく温泉に取り憑かれそうである。父子での冬キャンプ&温泉三昧悪くないものだ。息子良太もすごく喜んでくれたので良かった。何よりも父と同じく焚火にはまりつつある姿を見ていると嬉しく、あと数年位しか相手してくないとは知っていても何故か心躍る。不思議なものだ。


山鳥の森オートキャンプ場 http://www.tenfuku.com/yamadori/index.html
オートキャンプ(電源なし)\4000-(大人\600小人\400含む) サイト 約70〜90平米。芝
大分道「日田IC」より約70分。人気の黒川温泉近くの白川温泉入り口から入る。温泉の看板等にも列記されているし、小さいが緑字の案内版が結構な数出ているので迷わず行ける。但し、キャンプ場へ入る細い急坂入り口は突然くるので入りにくい&曲がりにくい。小田温泉の方から来るのが正解かもしれない。又、その先の細道は大型車にはかなりきついかもしれない。サイトは奇麗な芝で、場内もたいへん綺麗に管理されている。管理棟にはオーナーさんが24時間常勤されており、いろいろな相談にものってくれる。レンタル品はキャンプ道具からMTBまで揃っていて、売店には燃料からカップラーメンまで最低限の品揃えを準備してくれている。何よりオーナーさんがたいへん親切な方で何よりも好感が持てる。炊事棟、水洗トイレも綺麗だし、夏場のプールや釣り堀池、水遊びに最適な小川,木工教室に収穫体験等
遊び関係も申し分ない。そして何より自慢の温泉「山せみの湯」は格別である。入浴料はサイト料に込まれているし、何度でも入浴できるのが最高に嬉しい。又家族風呂があるのもファミリーキャンパーには嬉しい。キャンプで朝風呂に入れるのは喜びであるし、内湯があるのも冬期のオフシーズンには有難い。但し、シャンプーや石鹸等はないので持参する必要ある。又、当キャンプ場のエリアは温泉銀座であり、温泉のはしごも簡単にできるので温泉好きにはたまらないであろう。良い点ばかりが目立つ素晴らしいキャンプ場であるが、唯一全体的にサイトが狭めで、特に狭いサイトもいくつか眼にした。もう少し余裕のレイアウトだと良かったのだが、やや押し込みすぎの感があり残念である。それと大型車の方には入り口の急坂コースはかなり注意しないといけないかもしれない。大型スーパー等はないようだが、小さな商店やコンビニは近くにある。車で20分くらい走ればある程度は用意できるのではないだろうか?又、ゴミの回収は有料である。我が家は持ち帰ったが極力ゴミが出ないような工夫が必要かもしれない。最後に当キャンプ場のベストシーズンは混雑度の少ない、秋〜初冬のオフシーズンであるように感じる。この時期にはホント最高のキャンプ場の1つと言い切れる。チェックイン12:00チェックアウト11:00。
満足度★★★★☆

黒川温泉 「耕きちの湯」 http://koukichi.ftw.jp/

はげの湯温泉 「くぬぎの湯」  http://www.lemonet.com/~kunugiyu/

南小国観光協会(満願寺温泉、黒川温泉等) http://www.roten.or.jp/

 


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